元リクルートの女性起業家が作りたい『未来の金沢』の姿とは【スタッフインタビューvol.1代表取締役社長・林佳奈】
金沢で一棟貸しの宿ブランド「旅音」を運営する㈱こみんぐる。
その代表取締役社長である、林 佳奈(はやし かな)は、実は石川県出身者でも、宿泊施設での勤務経験があるわけでもありません。
なぜ金沢で事業を起そうと思ったのか、事業を通してどんな金沢をつくっていきたいと考えているのか。仕事への思い、そして魅力について語りました。
―林さんは出身は石川県ではないと伺いました。
林:はい。生まれも育ちも愛知県です。
この仕事をする前は、リクルートで法人営業(採用アドバイザー)の仕事を7年間していました。
ーリクルート出身なんですね!そこではどんな仕事をされていたのですか?
林:入社した当時はリーマンショックの真っ只中で、新規顧客獲得の為のテレアポなども経験しました。景気回復と併せて大手担当や、ユニットリーダーなどいろんな業務に挑戦させて頂き、この7年間を通して社会人の基盤を作ることができました。
ー地元で充実した社会人生活を過ごされていたんですね。そんな中、どういう経緯で金沢に来ることになったのでしょうか?
林:29歳の時に主人の故郷である金沢へ移住したい強い想いから、お互い名古屋での会社を辞め、金沢に移住してきました。
ーなるほど、結婚が転機だったんですね。転職ではなく、起業しようと思ったのはどうしてでしょうか?
林:「仕事を通して人は成長し、その中で人生は豊かになる」という信念があり、金沢に引っ越してきても、引き続き自分がやりがいに思える仕事がしたいと考えていました。
前職で営業職はやり尽くした感もあり、転職よりも次にチャレンジするなら起業と自然に考えていました。
私自身、金沢には、主人と結婚するまで特に縁があったわけではありませんが、やるからには金沢の為になること、本当に自分たちがよいと思えることをしたいという想いで、何が求められているか考えた結果、今の宿泊事業に至りました。
ー結婚を機に金沢に来て、知り合いが少ない中での起業という点では、いろいろな困難があったかと思いますが、実際はどうですか?
林:自分で答えを見つけ(答えが分からなくても)、決断をすることは難しいですね。
仕事においての守備範囲は全てなので、自分の得意なものから、不得意、よく分からない領域など、
その時の最善を選び、でもその中から失敗して・・・。
少しずつ守備範囲は増えていますが、常に「本当にこれが最良なのか?」と自分の中にもう一人の自分を置きながら、仕事をするようにしています。
ー反対に、どんなところにやりがいや楽しさを感じていますか?
林:「100年後も家族で暮らしたい町ってなんだろう?」
「金沢と金沢のそとをつなぐ窓口が、旅音の事業だよね」
そんな風に、自分たちはなぜ存在して、何を将来成し遂げたいか。
0から考えて、自分たちの事業を作っていけることが、何よりも楽しいです。
「決まった正解があるわけではないので、仮説を立てをして、とりあえずやってみて、お客さんの反応みる。間違っていればどんどん変えていく……」という事が自分次第だし、変えたことで上手くいったときは、充実感を感じますね!
小さい会社なので、間違っていたら即変えるというスピード感も好きです。
ーこれからどんな会社にしていきたいと考えていますか?
林:まず会社の方向性としては、「100年後も家族で暮らしたい金沢にするためにどうするか?」
その目的が叶えられることで、こみんぐるでできることを、どんどんやっていきたいと考えています。
また会社として、金沢で一番多様な働き方・生き方を推奨する会社でありたいと考えています。
金沢と仕事で関わりたいときに、真っ先に声がかかる会社、金沢で面白い人と働きたい人が集まる会社になりたいと考えいます。
ーこれから仲間になる人へメッセージをお願いします!
「自分はこうしたい」というWILLを持っている方、ぜひ仲間になりましょう。
面接でお話しできることを楽しみにしています。
いかがでしたでしょうか。
「100年後も家族で暮らしたい金沢にするためにどうするか?」
こうしたテーマに仕事で関わり、そのために行動していきたい方をこみんぐるでは募集しています。
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