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【社員インタビュー】予想外こそ成長のチャンス。実務で学んだ「データアナリストに必要な経験とスキル」

こんにちは!採用広報の古郡です。今回はデータアナリティクス事業部 データテクノロジー部 リーダーの和田さんのインタビュー第2弾です!

第1弾の記事では、和田さんをはじめとするメンバーが開催する「もくもく会」や、コグラフの学習環境について紹介しました。

今回は、入社1年を迎える和田さんが現在参画しているプロジェクトや、入社後にデータアナリストという仕事に対する考え方がどのように変化したかインタビューしました。


__まずは、現在参画しているプロジェクトについて教えてください。

2024年5月から、金融系企業のプロジェクトに参画しています。当初はSASを用いたプログラム群の保守運用メンバーとして参画しましたが、更に成長できる環境でチャレンジしたいと思い、より高い技術レベルが求められるシステムの再構築プロジェクトへの参画を希望しました。コグラフの「もくもく会」で学んだ知識や、独学で取り組んでいたPythonのスキルを基にアピールしたところ、メンバーとして選出していただきました。これからの経験が自分の成長につながる!とワクワクしたことを覚えています。

__より高いレベルが求められるプロジェクトへ参画し、大変だったことはありますか?

「既存ツールと同じ計算結果を、より高速に処理できるシステム」というお客様の要望の実現に向けて試行錯誤したことです。Pythonは非常に柔軟な言語なのですが、処理速度では課題もあります。そこで、最適なライブラリの選定や効率的なコーディング手法を研究し、パフォーマンスの向上に取り組みました。また、既存ツールとの計算結果の整合性確認や、大量データ処理時のメモリ管理なども同時に取り組みました。

技術面以外で意識していたことは、チームメンバーとの信頼関係の構築です。不明点があった際はすぐに確認し、誠実なコミュニケーションを心がけました。データアナリストとしてだけでなく、一人の人間として信頼される存在でありたいと考え、日々のチームワークを大切にしました。

プロジェクトでの経験を通じて、納期とお客様の要望を両立させることの難しさを実感しましたが、同時に、日々の学習内容を実践に活かせたことで、自分自身の成長を感じることができました。

__今回のプロジェクトで和田さんが学んだことを教えてください。

1つ目は、実務で求められる技術レベルの高さです。特にコーディングに関して、想像していた以上の知識と能力が必要だと実感しました。

2つ目は、テストの実施やドキュメント作成などの開発全体のプロセスの重要性です。単体テストで問題がなくても、結合テストや特定の環境下で予期せぬ問題が発生した場合は、臨機応変に対応し問題を解決する必要があります。また、将来の保守性を考慮したドキュメント作成は時間がかかりましたが、品質を担保する上で非常に重要な工程だとわかりました。

3つ目は、焦りはミスにつながり、何も良い結果を生まないということです。焦って一時的に対処するのではなく、根本的な問題解決に時間を割くことが、結果として最も効率的な方法だと学びました。切羽詰まった状況こそ、冷静さを保ち、目の前の業務に集中することが必要でした。

社内勉強会での和田さんの発表の様子

__プロジェクトを経験する前と後で、データアナリストに対する考え方は変わりましたか?

このプロジェクトを通じて、データアナリストの仕事の奥深さを感じました。当初は「データを根気強く分析していく仕事」というイメージでしたが、実際には分析に至るまでの工程そのものが、重要かつ多岐にわたることを学びました。現在の業務では、分析スキルだけでなく、幅広いIT知識、ドキュメント作成、基本的なビジネスツールの活用など、多面的なスキルが求められます。また、データの背景にあるビジネスニーズを理解する思考力や、将来起こりうる課題を予測する想像力など、様々なスキルが必要とされる仕事であると知りました。

__和田さんが目指すデータアナリストとは?

チームメンバーから信頼され、「和田さんがいるから大丈夫!」と思ってもらえるようなデータアナリストになりたいです!どんな課題に直面しても冷静さを保ち、確実に結果を出せる存在になりたいと考えています。

このプロジェクトでPythonのスキルを磨くことができ、自信につながりました。今後も経験を積み、より高度な分析スキルを身につけることで、経営層の意思決定をサポートできるデータアナリストを目指します。

今回のプロジェクトで自分自身と向き合い、考え抜き、粘り強く取り組んだ経験があったからこそ、キャリアビジョンを明確にすることができました。悩んだこともありましたが、それら全てが自分の経験と学びになりました。成長できる環境でチャレンジできたことに感謝しています!

__最後に、1年前の自分にメッセージを送るとしたら?

ここから1年、紆余曲折いろいろなことがあって、自分の思い通りにいかないこともある!でも、1年後の今、こうして成長できているから大丈夫!データアナリストとしてはまだまだ経験が必要だけど、その過程で予想外の発見や学びが得られます。一寸先はハプニングの連続!でも、そのハプニングこそ自分の成長を加速させる「チャンス」です!

ありがとうございました!自分の経験をいきいきと、自分の言葉で話してくれる和田さんが印象的でした。

これからも、和田さんがデータアナリストとして活躍する姿をインタビューさせてくださいね!


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