\ 採用広報はこれからも続きます!noteにお引っ越ししました /
BAKEでは現在、Wantedlyでの募集をお休みしていますが、
カルチャーや働き方に関する発信は【note】で継続中です。よろしければ、ぜひそちらをご覧ください。
▶ noteはこちら:https://note.com/bake_bake
※Wantedlyでの募集再開があれば、こちらでお知らせいたします。
また、掲載中のストーリー記事については、2025年末(年内)までの公開を予定しています。
BAKE INC.(以下、「BAKE」)では毎年6月、新しい期に向けて、キックオフミーティングを開催しています。
日本全国の店舗や北海道工場、さらに海外拠点からもメンバーが集まり、普段は顔を合わせない仲間と対話し、想いを共有する、年に一度の貴重な機会です。
今年のキックオフのテーマは『INTERACTIVE』。
キックオフミーティングの大切な要素である、来期方針の共有だけでなく、
役員への事前質問の募集、
さらには『INTERACTIVE』をテーマに制作したオリジナルムービーの上映など、一方通行ではない、『対話』を意識した開催となりました。
INTERACTIVE
More Mix, More Powerful!!
それは、誰か一人の強い声ではなく、私たち一人ひとりの声が混ざり合うことで、
もっと強い組織になれるというメッセージ。
そんなBAKEのカルチャーを象徴し、この日ひときわ会場が感動と祝福の拍手に包まれたのが、社員の功績を称える表彰式の時間でした。
全ての受賞者のスピーチが胸を打つものでしたが、この記事では、BAKEのVALUEを体現したチームに贈られる「VALUE賞」から2組、そして最高の栄誉である「MVP」を受賞した1組のストーリーに焦点をあててご紹介します。
個の熱量が、チームを変えた。VALUE賞・池上さんの「覚悟」
司会者が発した「VALUE賞に個人が表彰されるのは、はじめてのことです」の言葉で、会場がざわめきます。
名前が呼ばれたのは、PRESS BUTTER SAND HANAGATAYA東京店の店長 池上さん。
彼が体現したVALUEは、『まず自分がやる』でした。
2023年5月、当時売上が好調だった大丸東京店を離れ、苦戦の続いていたHANAGATAYA東京店に異動になった池上さん。
これが、当時の部長、そして取締役に「自分にやらせてほしい」と直談判しての異動だったことを明かしました。
「立て直しができるのは自分しかいないと信じていたし、できなかったら、この会社に残る道はないと思っていました」
池上さんは、強い覚悟を持ち、プレッシャーを自らに課しながら、現場の改善に取り組みました。
中でも力を入れたのが、BAKE Membership Program会員の獲得と、試食のご案内の強化。その落とし込み方は、「まず自分がやってみせる」。自分のやり方を社員に見せ、社員がアルバイトスタッフへ見せ、それが良い連鎖を生み出し良い結果に繋がりました。
「日本一にふさわしい店舗になったと感じています」
達成感に満ちた表情でそう語る池上さんは、キックオフの場で、どんなかたちでもよいから表彰の場に立ちたいと、強く願っていたそうです。その理由は「これだけのみなさんの前で、感謝の気持ちをお伝えできる機会ってなかなかないから」というもの。そして、立て直しを支えてくれた方たちに向けて、感謝の言葉が贈られました。中でも、池上さんの上長にあたるユニットリーダーとのエピソードは印象的でした。
「異動後、はじめてやりとりをさせていただいたとき、『メンヘラ彼女じゃないかな』と思うほど連絡がきたんです(笑)。最初は『自分への信用がないのかな』と思いましたが、そうではなく、彼女自身に『お店をよくしたい、会社をよくしたい』という強い想いがあるからだとすぐにわかりました」
個人での挑戦は、決してひとりでは成し得なかった。
そう語る池上さんの姿からは、『まず自分がやる』を体現することで周囲を巻き込み、成果を生むというBAKEらしい挑戦のあり方が伝わってきました。
部署をこえた繋がり。VALUE賞・ALL UNIT LEADERSの「想い」
池上さんのように、一人の強い個がチームを牽引する人がいる一方で、チーム同士で連携し、組織全体を支える存在がいます。次にVALUE賞として名前を呼ばれたのは、『ALL UNIT LEADERS』でした。
BAKEは現在、国内に全ブランドあわせて70店舗を運営していて、それらを統括するのが「店舗運営部」です。店舗運営部はブランドごとにチームが分かれていて、各ブランドに特化した運営を行っています。そして、そのブランドチームに所属し、店舗メンバーをまとめ、店舗の課題に向き合い続ける存在、それが「ユニットリーダー(以下、「UL」)」です。
池上さんの「個人受賞」もはじめてのことでしたが、部署としてではなく「役職としての表彰」もはじめてのこと。司会者から、その受賞理由が語られました。
「今日も、店舗の誰かが表彰されれば、必ずその口からULの皆さんの名前が挙がっていました。
チームや部署という垣根を軽やかに越え、成功の喜びはもちろん、困難な時期の苦しみさえも分かち合い、共に乗り越えていく。その姿は、まさにBAKEが大切にするVALUE『想うことから始める』そのものです」
VALUEでうたっている『想う』には、お客さまだけでなく、共に働く仲間一人ひとりへの深いリスペクトの要素、そしてチームで成し遂げることの重要性も含まれています。
ULの関さんは、こう語ります。
「店舗のみなさんには、楽しく仕事をしてほしいと思っています。そういった雰囲気づくりができていたなら、嬉しいです」
また、宮副さんはこのように振り返ります。
「店舗運営部は、他部署との接点が最も多い部署だと思います。上司にも他部署の皆さんにも、本当にたくさんの方に助けていただきましたし、UL同士の仲の良さも大きな力になりました」
自分のチームだけで完結せず、他のチームとも連携し、「想う」を起点に、リーダーシップを発揮し続ける。
一人の力強いリーダーシップだけでなく、こうした誠実な横の繋がりを持ち、協力して、課題に挑戦していくこと。こういった姿勢こそが、BAKEの強さであることを改めて感じさせてくれる表彰となりました。
ブランドの「伝道師」たちの挑戦。MVP・催事チームの「誇り」
そして、今年のMVPは、「『想うことから始める』『かっこよく、遊びをしくむ』『まず自分がやる』、すべてのVALUEを体現していた」と紹介された、外販営業部 催事チームに贈られました。
チームを率いる田村さんの少し潤んだ瞳、そして声を震わせながらの「MVPをいただき、本当にありがとうございます!」の第一声に会場からはたくさんの拍手と「おめでとう!」という掛け声があがります。
今期、全国で462本にも及ぶ催事を展開した催事チーム。
田村さんもまた、池上さんと同様に自らの意思で催事チームに異動をしたのだと語ります。
「BAKEの商品をたくさんの人に届けたい、“ブランドの伝道師” になりたいという想いから異動を希望しました」
BAKEにとっての催事とは、単なる販売の場ではありません。
常設店舗がない地域の方々にとって、ブランドの世界観を初めて届ける場所。
限られた時間と空間の中で、いかにブランドや商品の魅力を伝えることができるか。そんな力が問われます。
マネージャーになり、その責任を背負い、日々試行錯誤を重ねてきた2年間を、田村さんはこう振り返ります。
「これまでたくさんの方にご迷惑をおかけしてきましたが、昨年よりは、少しはご迷惑をおかけする回数も減らせたんじゃないかと思っています(笑)。本当にいろんな部署の皆さんに助けていただいて走り切れた一年でした」
自ら志願し、多くの仲間への感謝を忘れず、困難な挑戦を楽しむ。
その全ての行動は、BAKEが大切にするVALUEそのものであり、催事チームにはこの日一番の拍手が贈られました。
志願して難しいポジションに飛び込んだ池上さん、
現場の声に寄り添いながら全体を支えたユニットリーダーたち、
ブランドの伝道師として全国を走り続けた催事チーム ——
彼ら、彼女らの挑戦は、私たちが掲げるミッション「しあわせに、BAKEる。」を、現場から形にしていく力強さに満ちていました。
変化の激しい時代のなかで、何を信じ、どう動くか。
その答えが、今年の表彰のひとつひとつに示されていたように思います。
全表彰者のご紹介
最後に、記事本文でご紹介しきれなかった「キックオフミーティング2025」の全表彰者・表彰部署をご紹介します。
▼ 接客コンテスト
第1位 RINGO 天神地下街店 森澤店長
第2位 RINGO 三越豊田店 牧原店長
第3位 PRESS BUTTER SAND アルデ新大阪店 松野店長
▼ 店舗賞(写真左)
売上予算達成率 No.1 PRESS BUTTER SAND 池袋駅店
BMP会員提示率 No.1 PRESS BUTTER SAND 三越豊田店
ロス率の低さ No.1 RINGO 立川駅店、BAKE CHEESE TART 池袋店
▼ VALUE賞
ブランドプラットフォーム部(写真右)
PRESS BUTTER SAND 池袋駅店(写真左)
外販営業部 営業開発・FCチーム(写真右)
PRESS BUTTER SAND HANAGATAYA東京店 池上店長(写真左)
ALL UNIT LEADERS(写真右)
▼ MVP
外販営業部 催事チーム
そして、最後に。
ステージで輝かしいスポットライトを浴びた受賞者たち。
しかし、その功績は決して一人で成し遂げられたものではなく、その裏には活躍を支えるたくさんの仲間たちの姿、そして部署の垣根を越えた数えきれないほどの『対話』がありました。
表彰された人も、それを支えた人も、全員が走り切った一年。本当にお疲れさまでした!
新しい期はすでにスタートしています。
今期もお客様のしあわせと、私たち自身のしあわせのために。
『対話』を力に変えて、邁進してまいります。