日本酒ベンチャーのClearは「日本酒の未来をつくる」をビジョンに掲げ、正社員20名、インターン/アルバイトスタッフ7名(2023年7月現在)で事業を展開しています。
当社のインターンは、Clearへの新卒採用を前提としたものではありませんが、学生のやる気とスキル次第では、正社員と相違ない幅広い経験を積むことができます。社会人としてのモラルやマナーも体験でき、仕事につくことへの心構えを身につけることができます。
現在Clearでは、マーケティング職のインターンを募集しています。マーケティングや日本酒、ベンチャー/スタートアップに興味がある方は、ぜひお気軽にお声がけください。
Clearのインターン生がどんな業務を担うのか、得られる成長、働く環境などを、実際にインターンとして活躍した小田さや香さんにインタビューをしました。
— Clearのインターンに参加したいと思ったきっかけは何ですか?
2021年10月から2023年6月までの1年半、Clearのインターンとして業務に携わりました。
インターン先をインターネットで調べている中で、Clearという会社を知り興味を持ちました。私がインターンに求めていたのは、学生同士でのワークショップやお仕事体験といった一時的なものではなく、バリバリ働いている正社員に混じって必死にしがみつきながら経験を積める環境でした。それがまさに、Clearで得られると感じたんです。
日本酒が私にとって身近であることも理由の1つでした。母親が酒処である新潟県の上越市出身で、お酒がとても好きでした。また、大学で経済経営学を学ぶ中で、マーケティングという職種に興味を持ったんです。
Clearなら、希望していた経験を、しかも興味のある分野で積めると考え、インターンに応募しました。
Clearのインターン生、小田さや香さん。現在は卒業し、他のベンチャー企業に2023年7月に入社
— Clearでは、どんな業務を担っていましたか?
カスタマーマーケティングチームに所属し、SAKE HUNDREDの会員のお客様に送るニュースレターに関する業務を担っていました。
ニュースレターの文字校正や、SNSの下書き、メール配信ツールでのhtmlメール設定などを行っていました。また、データ集計や効果検証も行っています。データを見ながら、効果が出た理由を考え発見していく業務は、とても学びになりました。英語も使えるので、海外の取引先とのやりとりも担当しています。
メールシステムの移行作業に関わった経験は、とても印象的でした。会社にとっても新しいシステムなので、使い方を教えてくれる人は誰もいません。自分で調べて理解し、先輩方が問題なく使えるように、初期設定やテンプレートの移行を行うのは、とても大変でした。0からの立ち上げ業務に関われたことは、とても良い経験でした。
— Clearで働く中で、どんなことが楽しかったですか?
全部楽しいです。
私にとって特に楽しく感じる瞬間は、難しいことができたときです。データ集計・分析は難しくて楽しかったですね。必要なデータの抽出の仕方やスプレッドシートで関数を使った照合の仕方を学び、スライドやドキュメントツールを使って情報をわかりやすく整理することも工夫が必要でした。
日本酒の飲み比べも楽しいです。社内にはさまざまな、美味しい日本酒が揃っています。同じ日本酒でもこんなに違いがあるんだという発見は、とても楽しかったです。
— ご自身で成長したなと思うのは、どんなことですか?
自分が今、何をすべきかを、周りの状況を見て優先順位をつけられるようになったことです。
以前は、言われたことをやっているだけでした。依頼されたことを期日通りにしっかりやることは大切ですが、今は加えて、事業の状況や周囲の様子を俯瞰したうえで、手が空いたときにやるべきことを、自分から進んで見つけて優先順位をつけ、取り組むことができるようになりました。
— 小田さんは当初、留学先のハンガリーからフルリモートでの参画でしたが、働きにくいことはありませんでしたか?
働きにくさは全く感じませんでした。1年ほどフルリモートでしたが、インターネット上で完結する業務ですし、毎日のようにオンラインミーティングでチームメンバーと顔を合わせていたので、必要な相談もすぐに伝えることができ、業務的にも気持ち的にも、滞ることはありませんでした。
大変だったのは、時差ですね。日本時間が14時のときは、ハンガリーでは7時。朝は苦手なので、7:30からのミーティングはつらかったです。でもその分、午後は学校の課題に費やしたり、友人と遊んだり、1日を有効活用できました。
カスタマーマーケティングチームのメンバー全員でのミーティング風景
— どんな人が、Clearのインターン/アルバイトに適していると思いますか?
「貪欲な人」ですね。Clearでは、自分から進んでアクションを起こすことが必要です。何か依頼されるのを待つのではなく、周囲の状況を見て、必要だと思ったことにはどんなことでも取り組む姿勢が必要です。
また、完璧さを求めすぎるとClearの業務スピードについていけないので、たとえ7割の完成度でも一度先輩にお見せして業務を先に進めるようなバランス感も必要です。
— カスタマーマーケティングはどんなチームですか?
みんな、とても褒めてくれます。厳しいフィードバックもありますが、「いつもこれをやってくれてありがとう」「本当に助かるよ」と言ってくれるので、嬉しいですし、モチベーションも上がります。
いいなと思うのは「素敵」という言葉をよく使うことです。“いいね”、“すごい”、よりも、“素敵”、は全部をひっくるめた褒め言葉だと感じます。「素敵」という言葉が飛び交う環境が、とても気持ちが良いです。
— Clearのインターンに応募することに迷っている方へのメッセージをお願いします。
絶対に応募したほうがいいです。一歩踏み出さないと、何も始まりません。分からないこと、難しいこともあると思いますが、チームの先輩方がサポートしてくれます。自分の成長を求め、就職に向けて経験を積みたい人は、絶対に挑戦するべきです。
インタビューを受けてくれた小田さんは、2023年7月から新卒で他のベンチャー企業に入社が決まりました。1年半、仕事を共にしてきたチームメンバーは、正社員の高良(たから)さん、宮田さん、木幡(こわた)さんの3名の先輩。小田さんについて話を伺いました。
— Clear在籍歴8年の先輩である高良さんは、小田さんが最も成長したと思う点はどこですか?
言われたことをやるだけでなく、自ら業務上の課題を見つけて、解決策を提案してくれることです。また、細やかな気配りが素晴らしく、ミスやエラーの発見力がすごいです。小さなことでも気づいてくれるので、安心してタスクを任せられました。
ニュースレターの表現力もとても向上しました。過去に送ったニュースレターを参考にしながら、既視感のない表現や、そのニュースレターのコンテクストに沿ったかたちで文章を制作できる点は素敵です。新しい会社でも、大いに活躍されると思います。
— 小田さんと年齢が近い宮田さんは、小田さんのどんなところがすごいと思いますか?
自分の持ち場に責任を持ち、しっかりと業務を遂行してくれるのはもちろん、ちょっとした配慮や丁寧なコミュニケーションによって、業務が円滑に進むようにしてくれるところです。
周りの人のニーズを先読みし、痒いところに手が届くような配慮ができるのがすごいし、私自身、何度も助けられました!
— 小田さんと同じ時期に入社した木幡さんは、カスタマーマーケティングチームの魅力は、どんなところにあると思いますか?
思いやりと情熱をもったチームメンバーです!自分自身だけでなく、お互いの成長や成果に一生懸命に取り組んでいて、お互いの強みを生かし、弱みを補完し合いながら猛スピードで前に進み続けています。パワーとスピード、温かさとストイックさを兼ね備えた素敵なチームですよー!
— 高良さん、宮田さん、木幡さんから、これから入ってくるインターンスタッフにメッセージをお願いします。
◆高良
細かいタスクでも、丁寧に進めて、前向きに取り組んでくれることを期待します。責任感をもって取り組んで欲しいです。インターンだからと言って一歩引かずに、チームの一員として、積極的な発言・提案・行動で、ぜひたくさんの挑戦をしてください!
◆木幡
ぜひインターンスタッフという枠に留まらず、積極的に参画してください!同じチームの一員として一緒に色んなことに取り組んでいけたらうれしいです!
◆宮田
良い!と思ったら、色々なことにチャレンジできる環境です。自ら進んで新しいことに挑戦する意欲を持って取り組んでくれたら嬉しいです。楽しみながら、一緒に日本酒の未来をつくりましょう!
↑小田さんの送別会。カスタマーマーケティングチームはもちろん、Clear全員が小田さんの今後の活躍を応援!次のインターンメンバーも歓迎します!ぜひご応募ください!