それぞれの企業にそれぞれの文化があるように、株式会社Clearにも独特の文化がいくつかあります。
「年始に書き初めをする」「忘年会はクイズ大会」「冷蔵庫の日本酒が飲み放題」......さまざまな文化がありますが、「Victory Dinner(ヴィクトリーディナー)」という制度もそのひとつです。
「Victory Dinner(ヴィクトリーディナー)」とは?
「ヴィクトリーディナー」とは、会社の成長に寄与する圧倒的な成果を出した者のみに与えられる名誉の晩餐。代表の生駒とともに、ふだんプライベートでは入りにくい高級店に、会社の経費で行くことができるのです。"会社の経費で"行くことができるのです(大事だから2回言う)。
スタッフのモチベーションを高めることが大きな目的ですが、それだけではありません。「SAKE100」というプレミアム日本酒ブランドを運営する私たちだからこそ、日本酒の新しい価値を提案する私たちだからこそ、真に一流の体験をしなければならない。その思いが、この制度の出発点になっています。
みずからが一流でいるために、さまざまな一流を体験するってことですね。
今回、昨年12月に「SAKETIMES」の月間PV/UUが最高記録を大幅に更新したため、同メディアの編集長である私が、栄えある「ヴィクトリーディナー」に選ばれました(がんばって良かった......!)。
ということで、小池の大好きな天ぷらを食べに、西麻布の名店「からさわ」へ行ってきました。
東京カレンダーの表紙に出てきそうな薄暗い路地にひっそりと佇む「からさわ」。絶妙なライトアップの入り口に、気持ちが"高揚"していきます。
店内はアットホームな雰囲気で、外国人のお客さんの姿もありました。
「からさわ」で店主さんは、ホテルオークラ和食堂山里で33年間働いていたベテランの"揚げ師"。柔和なオーラがありますが、目つきは職人のそれでした。
今回いただいたのはおまかせのコース(おまかせってテンション揚がりません???)。
あまりに美味しくて写真を撮るのを忘れてしまったのですが、ホタテ、白子、アスパラガス、レンコン、穴子、ふきのとうなど、ひとつひとつていねいに揚げられた品々をゆっくりと堪能しました。
締めに出てきたのは天丼(これがまた絶妙なサイズなのよ)。
ごちそうさまでした。
銀座の名店「てんぷら 近藤」の店主・近藤さんが「天ぷらは揚げ料理じゃない。衣を使った蒸し料理なんだ」と話していたのを思い出しました。当時それを聞いた時は「???」という感じでしたが、「からさわ」の作品をいただいて、体験としてそれを理解することができました。
素材の味を充分に引き出しつつ、それでいて繊細な品々に自然と杯も進み、生駒との話も盛り上がりました(恋バナとか)。
「ヴィクトリーディナー」を通して、またひとつ「一流」を知ることができました。
次回も絶対に勝ち取ってみせる!!!