こんにちは。Classiに2019年新卒で入社した原です。
7/13(土)に六本木ヒルズにあるGoogle Japanオフィスで行われた ng-japan 2019 にClassiはスカラシップスポンサーとして参加させていただきました。
ng-japanとは、フロントエンドフレームワークであるAngularの日本最大のカンファレンスです。
私自身、昨年のng-japanに参加した際にClassiがスポンサーをしていて、そこでClassiの存在を知って入社に至ったという経緯があります。そのためng-japanは非常に思い入れがあるイベントです。
今年のng-japanはセッションの半数が英語で行われ、私にとってはとてもチャレンジングなものでした。その中でも特に印象に残ったセッションを紹介させて頂きたいと思います。
keynote
Angular コミュニティの成長やversion 8の変更点、Ivy Rendererとbazelプロジェクトの進捗など、今後のAngularがもっと楽しみになる内容でした。
またsweets break中にスピーカーのマイルスさんとお話する機会があって、私の拙い英語の質問にも快く応えてくれました!
Angular Components TeamのマイルスさんとClassiメンバー
Angular build, polyfills and application size
Tree Shakingの言葉の由来をこのセッションで初めて知りました(笑)。
ファイルの圧縮やバンドルサイズの可視化といったAngularに限らないwebアプリケーションのパフォーマンス向上方法から、feature moduleのlazy loadingやperformance bugdetの閾値の設定方法などAngularでの施策が紹介されていました。
CapacitorをつかってAngularアプリの可能性を広げよう
ionic, capacitor, cordovaなどのHTMLアプリに関連するライブラリはよく耳にしていましたが、このセッションのおかげでそれぞれの関係をようやく理解できました。
またwebの開発者だとPWAがあるからモバイルアプリ必要ないと思いがちですが、PWAはモバイルに比べてユーザーに使われないという結果は大変興味深かったです。
Angularが分かればCapacitor + Ionicで簡単にアプリ開発を始められそうなので、今すぐにでも始めたいと思わされました。
How We Build NG-MY Website
NG-MY(マレーシアのAngularカンファレンス)のオーガナイザーのJecelyn Yeenさんが、NG-MYのウェブサイトをどう作ったかという内容でした。
個人的に驚きだったのがPuppeteerを使ってビルド中にprerenderingして構成済みのHTMLを返せるようにするということです。これによってSSR用のサーバー無しに構築済みのHTMLを返すことができます。
AngularにはGatsbyやNuxt.jsなどのデファクトになっている静的サイトジェネレーターがありませんが、こうして高パフォーマンスなWEBサイトを作れるのかと感動しました。
prerendering以外にも画像やフォントの最適化など内容が豊富で、とても学びになるセッションでした。
sweets breakで配られたAngular どら焼き
スカラシップ参加者の学生の方々との懇親会
今回Classiはスカラシップスポンサーとして、地方から参加する学生の方々に交通費と宿泊費の支援をさせて頂きました。
Classiは教育サービスを提供する会社ということで、遠方に在住でイベントに参加するのが難しい学生を対象に様々なイベントでスカラシップの支援をさせて頂いています。
(現在はbuilderscon tokyo 2019 のスカラシップ参加者を募集中です。https://classi-scholarship.connpass.com/event/131453/)
スポンサートークをするClassiプロダクト開発部の八谷副部長
ng-japan終了後には懇親会を行い、六本木で美味しいシュラスコを食べに行きました!
懇親会ではフロントエンド技術の話や学生生活の話でとても盛り上がりました。
また参加した学生さん同士で仲良くなってる姿を見て、スカラシップをやった甲斐があったなと思いました。
懇親会にはAngular日本ユーザーグループ代表のlacoさんも駆けつけてくれました。
lacoさんはClassiのフロントエンドアドバイザーも務めています。
https://www.wantedly.com/companies/classi/post_articles/154289
学生のみなさんとClassiメンバーで記念撮影
スカラシップ参加者のみなさんが参加レポートを書いてくれました!
https://shinyoshiaki.netlify.com/article/7mnki0yu3joz6wm4rlvw3p
https://note.mu/qi_/n/nbd13402e1cec
https://miyah-kun.hatenablog.com/entry/ng-japan2019-scholarship-entry
https://gpioblink.hatenablog.com/entry/2019/07/19/123346
今年もAngularいいな!と思えるng-japanでした。
来年はもっと楽しめるように英語の勉強をして臨みたいです。