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経理には経理の戦いがある。不屈の魂を持った男の知られざる挑戦の記録|経理・財務部 中島 博愛

入社から約一年半。経理・財務チームとして、いつも謙虚に、物静かに、しかし他メンバーへの細やかな配慮を欠かさない仕事で全社の商況管理してきたのがこの男、中島博愛。

その中島が、2021年1月度の泣ける仕事賞を受賞。

※ 泣ける仕事賞 売上以外の成果や日々の仕事のプロセスの中で、お客様や社内のメンバーに感動を与えた社員に贈られる賞


「表には見えないことにも手を抜かず、真摯に仕事していて素晴らしい」

「レスポンスがとても早く、そのスピード感に助けられている」

「相談すると親身に対応してくれて、歩み寄る姿勢に本当に感謝している」


以上のような、徹底して自分の仕事に妥協しない側面と、他メンバーには親切かつ丁寧にサポートする姿が評価されていました。

このように外寛内明を貫く中島の仕事観とは一体どんな人間なのか?今回のインタビューで心の内をたっぷり語ってくれました。

バックオフィスでのやりがいとは?今後どんな未来を描いているのか?

ここでしか知ることのできない、中島の熱い一面。是非ご覧あれ。


1.大学卒業後、Uターン就職で地元長野へ

中島 博愛| 経営管理本部 経理・財務チーム
国士舘大学で政経学部の経営学科を専攻。大学卒業後、地元の長野県に帰省し、新卒で福祉系の会社に入社。経理・労務・総務等の業務を経験し、2019年10月にサーキュレーションに転職。現在は、経理・財務チームのメンバーとして、売上管理等を行う。

ーー 1月度泣ける仕事賞おめでとうございます。率直な今のお気持ちいかがでしょうか?

中島:
はい、ありがとうございます。これまで全くこのような賞を頂いたことが無かったので、驚きました。

ーー 今や恒例となったオンラインでの授賞式ですが、受賞されたときの中島さんの驚いた表情が印象的でした。

中島:
そうですね、急に自分の顔が出てきたのでびっくりしました(笑)

オンラインで行われる全社の月末締め会の様子。中央に受賞者のzoom画面が表示される。
司会は代表取締役の久保田(右)と、執行役員の鈴木(左)。

ーー 今までにない形式で面白かったです!さてここからじっくりお話伺いたいと思いますが、まずは、前職でのご経験について教えていただけますか?

中島:
私は大学卒業後、地元長野にある福祉系の会社に就職しました。就活時は自分が営業するというよりも、営業をサポートする方が向いているかと感じていたためバックオフィス業務ができるところを探していました。そういった点で、この会社は比較的少人数の中で、いろんなバックオフィス業務を経験できる環境でした。

ーー なるほど。バックオフィス業務を志望しつつも最初から経理業務を専門にお仕事されていたわけではなかったのですね。

中島:
はい。 バックオフィス業務をやりたいと思っていましたが、その時は経理自体にはあまり興味は無かったですね。

ーー そうだったのですね。では前職で印象的だった業務はありますか?

中島:
福祉施設ということもあり、高齢者の方の入浴介助やイベントの際に大型バスを運転して高齢者の送迎等を行ったり、カラオケを率先して歌ったり、指揮者をやったりしたことは、仕事でなければ絶対にやらないようなことだったので印象的ですね。

ーー 予想の斜め上を行く回答でした(笑)普段は冷静にお仕事をされている中島さんが率先してカラオケ歌っているのは想像できないです。

中島:
そうですね(笑)それとは別に、メイン業務として、年末調整で紙による手計算をしていたことや、広報誌の発行でイベントの写真を撮影して記事を作成したことが印象に残っています。また、社会保険の請求システム、給与計算システム、タイムカードの導入と、社内ネットワークの整備をすることで業務改善が目に見えて分かることが楽しかったです。

ーー マルチにご活躍されていたのですね!ありがとうございます。

2.自身をアップデートするためサーキュレーションへ。

ーー 前職でもご活躍のようでしたが、何がきっかけで転職を考えたのですか?

中島:
転職を考えたのは自身の成長をあまり感じられなくなったからです。いろんな経験はさせていただきましたが、これ以上キャリアアップするためには、環境を変えるべきだと判断しました。

ーー 新たな環境で自身の成長に向き合いたいと考えられた訳ですね。

中島:
そうですね。やはりサーキュレーションはベンチャーということで、より様々な経験をしつつ、会社の成長も見れるのではと思いました。

ーー ありがとうございます。ただ、そうは言っても、転職は大きな決断だと思います。 そこに迷いや葛藤は無かったのでしょうか?

中島:
正直なところ「ベンチャー企業に入って自分は通用するのか」という不安はありました。しかし、それでも現状に満足にできない気持ちがあったので転職を決意しました。
そのような中、面接で小野寺さん(経理・財務部部長)と山口さん(経営管理本部取締役)にお会いして、お二人の「大変だけれど圧倒的に成長できるよ」という言葉に背中を押され、入社に至りました。

ーー ストイックに成長に向き合う姿勢が素敵です!実際に入社してみていかがでしたか?

中島:
転職にあたり他にも何社か見ていた中で、サーキュレーションが一番仕事に対する志が高そうだなという印象でした。そして実際に様々な業務をより高いレベルで求められ、成長実感を持てる刺激的な環境だと感じています。

ーー そうなのですね。ですが、やはり高いレベルを求められるとなると、乗り越えなければならない壁も多々あるのではないでしょうか?

中島:
もうそれは、日々壁ばっかりですよ!でもそれが楽しいんです。まあ、心が折れそうになることも多いですけど(笑)

ーー 心が折れそうなとき、どうやって自身を奮い立たせているのですか?

中島:
折れそうになってもやっぱり頑張るか、サウナでリフレッシュするか、ですね。

ーー「折れそうになっても頑張る」はストイック過ぎます(笑)。そして、サウナに通われていたんですね!

中島:
そうなんですよ。余談ですが、もともとは完全にお風呂派で、サウナはむしろ嫌っていたくらいでした。しかし、3年くらい前にサウナの正しい入り方を知り、それ以来すっかりサウナ―になりました。今じゃ、サウナのない浴場なんて行く価値ないんじゃないかくらいに思ってます(笑)

ーー リフレッシュにおいても、自分を追い込まれていたとは。流石の一言に尽きます!

3.コンサル向け研修会開催に向けて奔走した1月

ーー 常に妥協なく自己研鑽され続けてきた中島さんですが、今回泣ける仕事賞を受賞できた理由についてはどうお考えでしょうか?

中島:
そうですね、コンサルタント向けに実施した研修会を評価していただいたと認識しています。

ーー 研修会の内容について教えていただけますか?

中島:
はい、そもそも研修会の目的は、主には既存業務でのボトルネックになっている改善点を経理の目線から整理して、より円滑な連携を図ることでした。フロントの皆さんから見ると経理って普段何を考えて仕事をしているのか、どんな業務があるのかがわかりにくいと思うので、それも踏まえながら研修を企画していきました。

ーー ありがとうございます。研修会を行うにあたり特にこだわったポイントなどありますか?

中島:
とにかくどうやったら伝わるのかを考え抜きましたね。当初は資料の文字を極力減らして、視覚的にわかりやすい資料作りを進めていたのですが、言葉を減らすことばかり意識していると、具体性が無さすぎて伝わらなかったり...

そこで、資料やプレゼンの本を読んで伝え方を勉強しました。他の業務も重なってかなりハードな1か月だったんですが、妥協せずに納得のいくまで取り組むことができたのは誇れるポイントかなと感じています。

ただ、それでも自分一人だけではどうしても経験も知見も足りず、自身の力だけで納得のいく成果を出すことは難しいと思いました。何か違和感があったり、しっくりこないけどその理由が分からないときは、積極的に経理メンバーからフィードバックをもらうようにしました。

ーー なるほど…!

中島:
サーキュレーションの経理部メンバーは全員、高い志を持って仕事をしており、今回もたくさんの時間を研修のフィードバックに当てていただきました。
「もっとこうしたほうがいいのではないか」「この表現を使ったほうがみんなにわかってもらえるのではないか」と喧々諤々議論し、それを最終的に私が形にしたようなイメージなので、一人では不足していた部分をチームとしてうまく補完していただけた結果だと思っています。

ーー まさに総力戦。部署一丸となって推進できたことで研修会をより良いものに出来たわけですね!

中島:
そうですね。また、資料作成にあたっては他部署のメンバーにもフィードバックをいただき、さらに資料をブラッシュアップしていきました。

ーー そうだったのですね。具体的にどのようなやり取りを行われたのですか?

中島:
フロントの皆さんが今感じていることを事前にお伺いしておきたいと思い、複数のメンバーに時間を頂きました。実際にお話を聞いてみると、前提の理解が食い違っていたり、業務が不明瞭であった等、お話してみなければ決して分からなかった現場の意見を知ることが出来ました。

どうしても1つ1つの作業の具体性が無いと理解しづらかったり、専門用語の理解に相違があったりすることは大きな発見でした。こうしたフィードバックを元に資料をブラッシュアップ出来たことで、研修会でもフロントの皆さんに分かりやすいものに仕上がったのではないかと感じています。

ーー 確かに最終的に実践する現場の意見を汲み上げた資料作りが大切ですよね。実際、研修会を行って、状態は改善されたのでしょうか?

中島:
まだ改善については始めたばかりなので、結果がついてくるかはこれからという感じです。ただ、直近でも目に見える成果が少しずつ上がってきています!

ーー それは今後に期待できそうですね!


4.自身のありたい姿とは

ーー 色々お話お伺いしてきましたが、総じて中島さんにとってバックオフィス業務のやりがいとはどういうものでしょうか?

中島:
経理の業務は、あれはダメ、これはダメと突き返すことがやはり多くなってしまいます。ただ、その中で社員の方に対してきちんと説明し、期待値を超えた時に感謝してもらえるというのが1番のやりがいです。

ーー こうした業務を通して、中島さんが実現したい自身のありたい姿はどのようなものでしょうか?

中島:
そうですね。改めてになりますが、サーキュレーションへは自身の成長のために入社したところが大きいですが、一方で、私の地元のような地方にもサーキュレーションのサービスが浸透してもらいたいとも考えています。そのために高い専門性を身に付けて会社に貢献し、そしてひいては地方創生に貢献できるような存在になれたらなと考えています。

ーー ありがとうございます!では最後に、今後サーキュレーションに入ってくる未来のメンバーへ一言お願い致します!

中島:
サーキュレーションはいろんなことに挑戦できる環境です。大変な部分も多々ありますが、成長したい人にとってはこれ以上ない環境です。周囲も業務に妥協しない人が揃ってることで、自分も妥協しない精神が培われると思っています。

また、厳しいだけではなく、社内の互助精神、お互いの仕事を称賛する文化も大きな魅力です。こうして賞を受賞できるのも、裏方の業務にちゃんとフォーカスしてもらえる社内文化が醸成されているからだと思います。

是非このような環境の中で一緒に働きましょう。お待ちしています!

ーー 改めて、泣ける仕事賞受賞、おめでとうございました!今後の中島さんの活躍にも期待しております!

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