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「検証」とは・・・ Staff Story Vol.26 【CHUBU SCIENCE】

「検証」とは...

本来裁判所にて使用される用語のようで、実況見分などの裁判資料に齟齬がないかどうかを見極めることとされています。納得のいく判決を出すためには必要なことですね。

では、私たちの実生活ではどうでしょう。「検証」ってしていますか?

その時その時で選択したことが適切であったのか、次もそうすべきなのか、とか。振り返りや反省、そういった意味合いが近くなるのかもしれません。

今日の昼食

例えば今日の昼食、“有名なこってり系のラーメン屋” の一番人気ラーメンを食べたとします。その選択は、その時の状況にもよりますが、たぶん財布の中身と空腹度合いを考えて、決定したのでしょう。

この事案を検証すると、午後も働く人物が、胃もたれする可能性のあるものを昼食にチョイスする、その妥当性はどうなのか?

他に店舗の選択肢はなかったのか、または、コンビニで済ませる?弁当を持参する?(場所や移動時間も考慮して)など、様々なファクターが浮かび上がります。

おそらくこうなるかな

何事にもそうですが、今、目の前にあることに対して「様々なファクターを思い浮かべること」、「仮説を立て立証するプロセス」こそが検証なのだと思います。そこにある情報から「仮の答え」を想定し、その答えに至る根拠をさがしていく、という感じでしょうか。

普段の仕事でも、特に新しいミッションへの取組みには、こういったシステム、考え方、プロセスが必要とされています。仮説を持つことで行き当たりばったりの行動を回避することができ、検証の過程で「仮の答え」の間違いに気づけば軌道修正もできます。

経験則が通用しない

経験から得られる知識の蓄積はその人の「引き出し」となり、仮説立てに差をもたらします。

ただ、状況によっては過去の経験則が役に立ちづらい、重荷とされることも、多くあります。

帰納(=経験則)による一般化に合理的な根拠はない デイヴィッド・ヒューム(Wikipedia)

情報の量やスピード、社会の多様性・・・要は、要因や素因となるファクターが常に異なってきている(変化している)ことに気づき、それを次につなげていく必要性がある、ということです。

今、順調であることも明日がそうであるとは限りません。

日々精進したいと思う今日この頃です。

=2023.2  名古屋営業スタッフ

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