Staff Story Vol.14 ▶「やればよかった」から生まれる「やってよかった!」
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■ 最近の私は。
ある入門書を買い、新しくパソコンを一式揃えました。今、そのパソコンで、「作曲」体験中です!
きっかけは、紅白に出場経験のあるアーティストの楽曲が、パソコンの音楽ソフトで作られていた事実を知ったことです。楽器がなくても、素敵な音楽が作れるのだと感心し、それ以上に驚き、やってみたい気持ちを持っていました。
思い切ってやってみた感想は、すごい! そして、楽しい!!です。
■ 行動しない後悔は、行動するよりも大きい
『人は、行動しなかった時の後悔が、行動した時よりも大きい』二人のお笑い芸人が登場する、ある生命保険会社のCMで、こういった言葉がありました。CMが伝えたい主旨とは異なるかもしれませんが、何気なくそれを見ていた私には、今までの「やってよかった」「やればよかった」の出来事が、さまざま頭に浮かんできました。
ハッとしたのは、数えるまでもなく圧倒的に「やればよかった」と思うものが多いこと。自分を残念に思う、とはこういうことなのかな、と。
やらなかった理由・・・もちろん、お金や時間というのもありますが、一番はただ『面倒だな』『また今度でいいかっ』。
やらないからと言って悪影響があるわけでもないですし、その分、他のことができたかも、なんて納得をしてみたり。ですが「残念に思う」のは、「やらなかった後悔」を感じているからだと思うのです。
■ 私の「やってよかった」
今までの人生で一番「やってよかった」のは、何をおいても、海外への留学です。英語力が乏しい私は、大学の留学制度は利用できなかったので、ワーキングホリデーという就労ビザを利用して単身オーストラリアへ行きました。
英語もできず、一人旅もしたことがない。人見知りはするし、コミュニケーション力もない。それでも「海外に行きたい!」という強い気持ちで飛び込んだ世界は、未知への興味、新しさに触れる満足であふれていました。条件に満たないからと躊躇い、海外行きを辞めてしまっていたら、今の自分はいないだろうと思っています。
皆さんの「やってよかった」には、どんなストーリーがありますか?
■「やらなかった後悔」をきっかけにする
- 思い立ったが吉日
- 「やりたい」と思ったときが、始めるべき瞬間
よい言葉がたくさんありますね。「やればよかった」は、過ぎてしまったこと。そのCMの言葉は、今やりたいことをやってみよう!と、私をタイミングよく、押し出しました。
冒頭の「作曲」体験、コロナ禍で趣味を見失っていた私には新しい出会いであると同時に、やらなければこの「楽しい」感情を知らなったと思うと、「やってよかった」の大きな収穫です。
今のコロナ禍では、多くの、経験できる機会が閉ざされていると思える面があり、つらく感じることがあります。けれど、できないことに執着するより、今できることを探しやってみることで、かかわる世界が広がり新しい自分発見につながります。
どんな環境下でも「やってよかった」は自分次第!「楽しさ」をたくさん見つけてみましょう。
2022.2 管理部スタッフ