私の、特別な “2月第1日曜日”=Super Bowl= Staff Story Vol.2
Super Bowl
私が毎年、この「2月の第1日曜日(アメリカ時間)」を楽しみにしている理由は、
紛れもなく「アメリカンフットボール全米1位を決める日」だから。
アメリカ国内には、NFL(National Football League)と呼ばれるアメリカンフットボールリーグがあり、現在は32チームによって編成されています。それらは2つあるカンファレンスのどちらかに16チームずつ所属し、更に各カンファレンスがそれぞれ4つの地区に別れています。
全米スポーツで№1人気を誇るNFL=Super Bowl=の米国内視聴率は50%近く。日本ではまだメジャーとは言えないアメリカンフットボールを、私から少しご案内を。
NFLのレギュラーシーズンは9月~12月。リーグ戦は各チームが16試合戦い、12月末に各地区優勝チームが決定。翌年1月の地区優勝チームによるトーナメント戦を経て、カンファレンス優勝チームが決まります。
このカンファレンス優勝チーム同士の一発勝負の試合が、Super Bowl です。
Strategic
対戦する2チームが互いに攻撃と守備に別れ、攻守交代しながら得点を争うスポーツで、特色的なチームカラーがあります。
チームカラーを活かすフォーメーションパターンは数百種もあって、例えば
▶11人が左側に動いて攻撃を展開する
▶5人は左側に展開/3人は右側に展開 → 相手守備陣が左右に別れたら真ん中を走り抜ける
▶囮がボールを持ったふりをして左側に走る → 相手が釣られて左側に行ったら反対側(右)にパスを投げる
など。
選手全員がそれぞれの行動を理解してシステマティックに動く、素晴らしい戦略性です。
パターンの選択は対戦相手によって決めるので、鍵は、いかに相手情報を集められるか! 勝敗の行方を決めるといっても過言ではありません。
ただ、お互いがそうやって作戦を練るので、最後には選手の能力や動きが勝負ですね。
試合中、選手はフォーメーションパターンに基づきポジショニングしますが、相手チームの動き方次第で、一人一人臨機応変に動かなければならないことが多くあります。
それにはまず、全体の中の自分の役割を把握し、パターンが崩れた時に何をするべきかを即座に考えられる能力が不可欠です。
Deal flexibly
私がSuper Bowlを見る中で、勝利するチームには、この「パターンが崩れた時」に動ける選手が多いと感じています。「チームで勝利するために必要な臨機応変さ」 これは、会社にも当てはまります。
・個々に役割分担があって、その課題をクリアするために個々が努力をする
その上で、
・会社の中の自分の役割を把握し、何をすべきかを自ら考え臨機応変に行動する
組織的な柔軟さに繋がる、大切な部分です。
今シーズン第55回Super Bowlの対戦2チームが決まったようです。 さて、全米1位はどのチームか? そして、どんな臨機応変なプレーが生まれるのか? =Super Bowl=とても楽しみです。
みなさんも是非、観戦してみてください。こころ震える感動がきっとあります!
2021.2.1 サービス&セールス スタッフ