中部科学機器株式会社's job postings
ちょうど1年
中部科学機器に中途入社してちょうど1年。
仕事や会社にもだいぶ慣れてきて、周囲から「猫かぶってたのがとれたね!」と冗談(!?)で言われることがあって、「ねこ・を・かぶる?」
普段何気なく使っている言葉でしたが、なぜ猫なのか。犬やうさぎではだめだったのか?無性に気になり、調べてみました。
「猫を被る」という言葉には、主に2つの説があるといわれています。
▶文字通り【猫】が由来という説
猫を飼ったことのある人はわかると思いますが、猫は甘えん坊で寂しがり屋のわりに、気分で暴れたり、手に負えない行動をしたり、という一面を持っています。昔の人はそんな猫の2面性の様子を〈本性を隠して大人しそうに見せること〉にたとえて「猫を被る」というようになった、と言われています。
ですが、なぜ【被る】というのでしょうか。
“猫のふりをする”とかでもいいような気がしますが、やはり理由があるのですね。
昔から何かになりすますことを「〇〇の皮を被る」といいます。「羊の皮を被った狼」や「人間の皮を被った悪魔」などの言い回しなど、「被る」は表面だけ覆って取り繕っている印象があり、そのことから「被る」と表現されることが多いのだとか。
▶「“ねこざ(ねこだ)”を被る」が由来という説
“ねこざ(ねこだ)”とは藁や縄で編んだむしろ(莚)のことで、これを被る様子は「笠地蔵」を思い浮かべてもらうとわかりやすいでしょうか。これを被って表情を隠し、本性を隠している状態の「ねこざ(ねこだ)を被る」から「ねこを被る」になったのではないかという話です。
確かに、頭から被るので「かぶる」という言いまわしは、この説だと自然な感じです。
なにげなく使っている言葉の由来を調べてみると、おもしろい。納得できる満足感もあって、これからも疑問を感じたら追及していきたいなと思っています。
ちなみに、動物を使ったことわざの中で「猫」の登場は、ダントツ1位。
むかしから、人間にとって、いかに猫が身近な存在だったかもわかった気がします。
で、私はというと、
自覚はないのですが・・・入社当時と今ではだいぶ違うなと自分でも思うので、猫を被っていたのかな~猫がとれた2021年は、もっと自分らしく頑張っていきます!
2021.1 本社管理部総務スタッフ