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コロナウィルスワクチン開発に時間が掛かる訳

スタジアムでスポーツ観戦したい!コンサートを楽しみたい!!

コロナ禍の中、以前のような生活を取り戻すには、「ワクチン」と「治療薬」が必須。        しかし「ワクチン」の開発は、治療薬に対して、時間が掛かっています。

【ワクチン】

  • 生きたウィルスから感染力を無く(弱く)した状態で人に接種させ、抗体を作らせる  

ウィルスや細菌が体に侵入しても排除できる体の準備を促します。

それを、従来の方法で作ろうとすると、製造だけで最低6か月が必要。そこから「治験」が始まるので  現状では、とてもそこまで待てません!そこで今、短時間で大量に作ることのできるコロナウィルス用のDNAワクチンでの治験が始まっています。

【DNAワクチン(遺伝子ワクチン)

  • 筋肉内に接種すると、DNAの指示で病原体タンパク質を体内で生産し、防御的な免疫を得られる

しかし「DNAワクチン」は他の病気用でも未だに承認された物が無く、これまでのワクチンと比べて  人に対する接種回数が少ない事から、副作用の予想が難しいと考えられています。

治療薬以上の安全性の求められるワクチン開発では、「効果」と「安全性」の確認に時間が掛かるために開発が遅れているのです。

vol.1 2020.7.8  TJ博士


続きは、TJ博士の相談室 へ。 *2022年9月から別サイトで続編を掲載しております。

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