1
/
5

「マーケティング入門の第一歩は『CPA』を身につけるべし!~5ヶ月以内に彼女を作るCPAを算出してみた~」

男子大学生の皆さん!
マーケティングに興味はありませんか?
あるいは、
「彼女が欲しい!」と思っていませんか?

もしも、そのどちらか、または両方に当てはまるのなら、
ぜひこの記事を読んでください。

マーケティングには、彼女が作れて、マーケティングの基礎も身につく、そんな魔法の言葉があります。

それは、CPAという考え方です。

マーケティングの基本「CPA」

CPAとは下記のことです。

商品購入や会員登録などの、利益につながる成果を1件獲得するのにかかるコスト。
Cost Per Acquisition(Acquisition=獲得)の略。顧客獲得単価。
CPAは、顧客獲得の為に何らかの施策を行った際に、その施策にかかったコストを、獲得できた成果件数で割って算出する。
例えば、月間50万円のコストをかけてバナー広告を掲載し、そのバナー広告から75件の商品購入を獲得できた場合。このバナー広告のCPAは、【[50万円]÷[75件]=6,666.66…】となり、約6,666円となる。
(「インターネット広告用語辞典」より)

このように、CPAとは何か成果を1つ作るためにかかるコスト、1つの成果に対してかけられる上限予算のことを指します。

ウェブ広告はこのCPAという考え方が全ての基本となっており、ウェブ以外でも様々な広告施策、企画、マーケティングの土台にはCPAがあります。

そして、この「成果」を「彼女を作ること」と定義したとき、恋愛においてもCPAという考え方が効果を発揮するのです。

では、具体的に「彼女を1人作る」という成果を目標に定めて、CPAを算出してみましょう。

【1】彼女を1人作るために、自分が出せる上限のお金(予算)を決める


まずは、彼女を1人作るために自分がかけられる予算を決めましょう。

これは収入と支出から簡単に出せるはずです。例えば、月々の生活費が5万円だったとします。食費などで必ず使う金額を除くといくら残るでしょうか?

仮にそれが2万円だったとすると、それが彼女を作るために自由に使える金額=予算だと言えます。

彼女を作るにはお金がかかります。車で言うとガソリン。まずガソリンはどの程度あるかを正確に把握しましょう。

【2】彼女を1人作るために必要な、女性との出会う回数を逆算する


次は、過去の経験を振り返って、確率論で数字を絞ります。

例えば、あなたが中学時代にお付き合いした人が1人だとします。
あなたの学校は全5クラス。
1クラス40人でそのうち半分の20名が女性だったとすると、
中学校の女生徒は全部で100名。
あなたがそのうちの1人とお付き合いしたのなら、100名会えば1名とお付き合いが出来る、という計算になります。

※もしここで「運命の人に出会いたい」「そんな数字でシビアに管理するな」というシンデレラ思想をお持ちであれば、読むのをストップしてOKです。この考え方が合わないだけで運命の人にはいつかきっと出会えます。別の方法を探してください。

マーケティングはあくまで実績や数字で語るため、「無機質」「冷たい」と感じるかもしれません。しかし、数字はウソをつきません。曖昧さがないので、数字で語ることは、一番ギャンブル性が低く、確実に成果に結びつく方法なのです。

だから、マーケティングはビジネスの世界でこれだけ支持されているのです。

【3】予算÷出会う回数で1回の接触にかけられるMAXのコストを算出する


最後に、【1】で出した予算を、【2】で出した必要接触回数で割ります。これで、あなたが彼女を1人作るために必要なCPAが算出できます!

仮に100名の女性にお会いすれば1人とお付き合いできるとします。
その場合【1】で月に動かせる予算は2万円なので、
2万円かけて100人の女性と会えば1人とはお付き合いできる計算になります。

つまり、割り算をすると、1人の女性に会うためにかけられるコストは、2万円÷100人=200円。1人の女性に会うために使うお金が200円以内に収まれば成功。逆に200円以上使っていては赤字、という結論が導けます。

結論、今回のケースでは、CPAは200円である、と言えるでしょう。

ただし、お分かりの通り、200円で女性にお会いすることは難しい。200円で出来ることと言えばたかが知れているし、「200円あげるからオレと会ってよ」と言ってアポイントが獲得できるのは一流のヒモだけでしょう。

そのため、目標達成期間を1か月⇒5か月などに変更することが余儀なくされ、目標を見直す必要があると考えられます。

もしあなたのまわりに「来月までに彼女を作る」と言っている友達がいたら、この理論で論破して下さい。1か月で彼女を作ろうと思えば、2万円では不可能に近い。納期が短くなれば、それなりに予算を確保しなければならないのだ、と伝えてあげてください。

CPAが決まれば、あとはそのCPAに見合いそうな施策を行うのみ


以上を踏まえて、CPAが確定したら、あとはそのCPAに見合いそうな施策を実行し続ければ彼女は出来る(はず)。そこはアイデアの出しどころです。ぜひ、イマジネーションを発揮してください。

では、早速、上述のCPA200円があまりにシビアなので、目標を修正し、5か月以内に彼女を作りたいというプランでCPAの威力を実感いただこうと思います。

以下、シミュレーション

====
【1】【2】に沿って前提条件として、
過去のデータから、100名女性に会えば1名とお付き合いできると判断。
予算は月2万円、5か月で10万円動かせるとする。

その場合、5か月以内に10万円を使って100名の女性に会えれば彼女が出来るはず。
つまり、1女性あたり10万円÷100人=1000円が使用可能。
よって、CPAは1000円だと言えます。

ここからは1000円を使って女性に会う方法を考えていきます。

例えば、ラーメンを1杯(800円)おごるからとアポイントを獲得する。これはCPAではOKライン。
ラーメン好きの彼女が欲しいなら最高の施策と言えます。

逆に1500円するランチにお誘いする。これはCPA1500円でNGです。
オシャレなランチに誘ったり、女子ウケしそうなお店に連れて行けば、その子の評価は上がるかもしれません。

しかし、今回のミッション全体から見ると、リスクが高いと言えます。100名に会う前に予算が底を尽き、結果50名ほどしか会えず、彼女も出来ないという最悪のケースが考えられます。

あるいは、会費1万円を払って、10人の女性とお話しできるイベントに参加する。
これはCPA1000円でOKです。

1万円の会費というと高いように見えるかもしれませんが、一気に彼女候補のリストを10名確保できるのであれば、悪くはない施策だと言えます。ただし、10名と確実に連絡先を交換しなければならないので、当日のパフォーマンスを高める準備が必要です。

CPAという魔法のツールを使えば、確実に前進できる


5か月以内に彼女を作る、といわれると途方もないように感じるかもしれません。
しかし、1人に1000円使っていいから女性と100名会う、となったら出来そうな気がしないでしょうか?

これがマーケティングの基本。大きな課題を細分化し、取り掛かりを作ってアイデア勝負をするという原理原則になります。

もちろん時には、予算見直しや納期延長を申し出ることも必要です。
しかし、すべてはCPAから議論を始めることで、物事が前に進むことがあります。

お金を使わずに何もしないままでは、成果は得られません。
しかし、だからと言って、やみくもに合コンやイベントにお金を投下することも無策無謀でリスクが高いと言えます。

まずCPAを算出して、アイデアを出すところから始める。これが彼女を作る最短ルートかもしれません。

元記事はこちら→http://www.inden.ne.jp/dekiroute/archives/2476

Chime Japan's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like Katsuhiro Inaba's Story
Let Katsuhiro Inaba's company know you're interested in their content