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【トップインタビュー】代表が語るチャリチャリの未来を 3 部作でお届けします!vol.2「街づくりの実感と自治体との協働、街への愛について」

みなさんこんにちは!neuet 採用担当です。
私たちのページをご覧いただきありがとうございます!

チャリチャリを運営している我々 neuet 。
ついに代表インタビューの公開の日を迎えました!
熱量たっぷりに未来の話をする iemoto の未来図、是非ご一読ください!

vol.1「チャリチャリが目指す 3 つの姿」 https://www.wantedly.com/companies/neuet/post_articles/431543

▶︎ vol.2「街づくりの実感と自治体との協働、街への愛について」

vol.3 「ビジョン実現に向けたマイルストーンと、理想とする街の姿について」
https://www.wantedly.com/companies/neuet/post_articles/436669?status=success

<登場人物>
聞き手: 採用チーム
話し手: neuet 代表取締役 iemoto さん (いえもとさん)

採用チーム:
iemoto さん、引き続き、未来の話を聞かせてください。
前回の目指す姿についての話を自治体の方ともされると思うんですが、反応はどうですか?

iemoto:
よろしくお願いします。未来の話はできるだけお話しするようにしています。
場合によりますけど、もちろんお話させていただきます。
首長や、政策を進めたいと思ってくださっている自治体の方々とはもちろんですが、
応援していただいている投資家の方たちにもこういった話を当然させていただきます。

非常に良い反応を頂けることが多いですね。


特に福岡市の高島市長は明確に "所有から共有へ" と言い切ってくださってますし、
自転車以外にもシェアリングエコノミーを目指す街として、これからいろんな乗り物が出てくると思うんですけど、
こうしたモビリティの先端都市の 1 つとして対応していきたいってことを口にしていただいております。

直近だと、熊本市の大西市長という、非常にアグレッシブな市長がいらっしゃるんですが、
ありがたいことに、チャリチャリをとても好きになっていただいたみたいでして、ご自身でもお乗りいただきますし、
結構あちこちでポートの「営業」をご自身でしてくださってるみたいなんですよ。

先日、国交省に行かれた際にも "熊本市ではこんな風にやってるよ" ってお話しをしていただいたと伺いました。

正直、事業が始まるまでは、我々のシェアサイクルの良さってなかなか伝わらないんですよ。
熊本も最初は伝わらなかったんですけど、トップの方含め現場の方達も実際に使ってみていただいて、
便利だってわかっていただいてようやく伝わるわけです。

採用チーム:
なるほど。ちなみに、話していて首長や自治体の方が共感してくださるポイントってどこなんですか?

iemoto:
多分ですね、機能的価値の話よりは、
いろんな形で自由な移動の選択肢があることが幸せですよね、というところだと思います。

我々だけが交通機能の全てを担えるとは思ってはいなくて、ちょっと古い言い方ですけど、
一次交通、二次交通という分け方を使ってもいいわけです。シェアサイクルはは二次交通、一次交通は鉄道、バスって。

僕たちは、どちらが上か下かではないとおもっているので「一次、二次」などと思ってはいませんが、役割分担だと思っているんですよね。

やっぱり、雨が降った日は自転車に乗れないからバスや地下鉄に乗る時もあるわけですよ。
そういう役割分担があって当然。乗り換えなども意識せずに、無意識に選択ができる社会が
便利ですよねってことはよくお話をしてますね。

こういう交通機能についての話は、ここ最近、よくするようになった気がしますね。

既存の交通機能の経営が様々な理由からいたんでいるというのが遠因だと思うんですけど、
交通渋滞へのアプローチとか、放置自転車の問題とか、色々課題はあるわけですが、
そもそも次の 50 年の街づくりのビジョン、人口は、いま展開している都市では福岡市を除けば基本的には減るわけです。

今も人口が増え続けている福岡市でさえ、2035 年の後は当然減ってくるわけなので、
その時に移動を支える側ってどれぐらいいるんだっけって皆想像すると、
現実的に計算が合わないということがわかるんですよ。
人を 1 人移動させるのに何人必要かって話になってくるので。
その時に、シェアサイクルという存在に関心を持っていただけているんだと思いますね。

街づくりは、いろんなアプローチがあって然るべきだと思うんです。

我々みたいに事業体としてやる街づくり以外にも、
地域のコミュニティの存在というのもあって、これももちろん重要な存在なんですけど、
ある時、抜本的に仕組みを変えたりするとき、経済のメカニズムも必要だと思っています。
かつ、それを誰かがニュートラルに、フラットに街の中でやれないといけない、と思うんです。

なので、すごく心がけているのは、福岡の中で、我々は極力、カラーをつけないことです。

あらゆる福岡の業種、業態の方達とフラットにお付き合いをさせていただいて、
特定の商社やリテール、不動産の色があるとかではなく、完全に、オール福岡です!と。

名古屋ならオール名古屋、熊本ならオール熊本。
その街の人達と皆と一緒にやりますという、そのポジションはすごく意識してますね。

採用チーム:
あくまでフラットな存在であることを心がけてるんですね!
お話聞いていると、ビジョンや未来の話が非常に壮大だなって思うんですけど、
代表としてはもちろん、中間にいらっしゃる方、現場にいらっしゃる方、それぞれが働いている中で
街づくりに関われてるな、街を作っているなっていう実感は持てるものなんですか?

iemoto:
僕はめちゃくちゃ持ってますね。きっと、みんなも実感が少なからずあると思う。

これだけ街の中で乗っていただいている方を目にできますし、
福岡市にはもう 550 箇所ものポートがあって、日常生活の中にポートがあるわけですよ。

そうすると自分自身も移動の利便性が間違いなく上がったなって思うし、
ポートを設置したり自転車で移動する中で福岡の街が身近に感じられるようになったんですよね。

僕はもともと福岡に縁もゆかりもないので、この仕事をしていなければ福岡に一切接点はなかったんですが、それでもたった数年で福岡の街をこれだけ身近に感じられるようになったのは、
チャリチャリを使って自転車で移動してたからだと思うんですよ。

車移動や、電車移動だけでこの 4 年を過ごしてたら、おそらくこんなに道を覚えなかったし、
こんなところに飲み屋さんがあるなら次来よう、とかそういう発想もなかったと思う。

そういう街の地図って自分で歩いたり走ったりするからこそ、記憶が形成されていくものだと思うんですけど、福岡の街を愛せるようになったのもそのおかげだなと思いますね。

データで見ても、本当に街の人に定着してきてるんだなってのがわかるんですけど、
今全体の 16 〜 17% ぐらいのお客さまが、累計で 51 回以上使っていただいているお客さまなんです。

街の中でチャリチャリにお乗りになられている方に出会ったら、おおむね 6 人に 1 人が 51 回以上使ってるってことになるんですよね。
何なら 2,000 回ぐらいのお客さまもいらっしゃる。

自分達がやってきたことがこうして使っていただけているというのを見ると、街づくりという点で
少しは寄与できてるんじゃないかなと思うんですよね。

自分がチャリチャリというサービスに関わってるっていうことに関係なく、
身近な人達が普段から日常的に使ってくれてたり、使ってるよ!と、声をかけてくれたりしますし、
外に出て、いろんなパートナーの方や銀行の方にお話に行く時も、説明をしなくても
チャリチャリ使ってますっていう方々だらけなんですよ。

それは、何よりも嬉しいっていうか、なかなか自分達が作ってるサービスやプロダクトを
街の中の人達が大半知ってくれてる経験ってそんなに簡単な話じゃないと思うんですよね。
僕はこれまでの人生で少なくともこんな経験はなかった。

僕もそうですけど、誰にとってもこの経験はめちゃくちゃレアだと思うんです。

採用チーム:
だから皆さんお話を聞くとすごく嬉しそうに楽しそうにお話されるんですね!
どの職種の方にとっても魅力の 1 つと言えそうですね!

あーこれも良い話だった...ワクワクが止まらない...。
neuet では目指す未来の実現に向けて、共に道を創る仲間を求めています!

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