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『デジタルに向き合った1年目』社員インタビュー#2

こんにちは!
チェンジ採用担当の佐々木です。

本日は社員インタビュー第2回!どどん!
お願いしたのは、20卒の大庭さんです。

大庭さんは、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下、SMBCグループ)様に向けた、
グループ全従業員5万人向けのデジタル教育コンテンツの企画・開発プロジェクトに新卒1年目でアサインされました。
参加されたプロジェクトについて、SMBCグループ様にうかがった記事が弊社HPにて掲載されております🌸
(以下リンク)
https://www.change-jp.com/case-study/smbc-interview/

ちなみに、大庭さんが配属されていたDigital Human Resource Developmentチームは、
New-IT事業領域の中で、デジタル人材育成やデジタルトランスフォーメーション、データ活用に関わるコンサルティングを担当するチームでした。

先日、新会社である株式会社ディジタルグロースアカデミア(以下、ディジアカ)の設立により、大庭さんはディジアカへの出向が決まりました。

そこで、今回は大庭さんにSMBCグループ様とのプロジェクトや、ディジアカへの出向、現在取り組むデジタル人材育成についてのお話をうかがっていきたいと思います(^ω^)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【社員紹介】
◎大庭 奈波
New-ITユニット、アソシエイトコンサルタント。
同志社女子大学を卒業後、20卒として入社。
2021年4月より、新会社ディジタルグロースアカデミアへ出向。
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■ まずは、SMBCグループ様のプロジェクトについてお聞きしていきたいと思います。
初めてお客様にインタビューしてみて、どうでしたか?

事前に質問事項を共有していたとはいえ、先方からは質問に対してすらすらとお答えいただき、お話もとてもわかりやすくまとめていただきました。
実際のプロジェクトでは、課題やその解決策をお客様側でもある程度整理なさっていました。
その中で、チェンジとしてバリューを発揮できたのは「経験値」でした。
やはり、現場に近いのは私たちチェンジではなくお客様の方なので、実際の現場について「課題を整理する・解決策を提示する」というところは、お客様の方が理解されている部分が多かったです。
一方で、チェンジには研修やDXのノウハウがたくさんあるので、お客様からは「受講者視点からのアドバイスをしてくれたところが、チェンジに依頼してよかったと思うところの一つだ」とおっしゃっていただき、チェンジの人材育成やDXにおける「経験値」という強みを再認識しました。
ただ本を読んで一般論を学ぶだけではなく、やはり経験しないとダメだなと思いましたね。
チェンジの「失敗の次が本当の勝負」というバリューを大切にしつつ、私もどんどん経験を重ねていきたいと思います。

■ さすがですね…!
ちなみに、このプロジェクトは昨年7月から今年1月にかけて企画・開発を行われたと聞いていますが、大庭さんがプロジェクトに参画されたのはいつ頃からでしょうか?また、大庭さんはどのような業務を担当されていたのでしょうか?

昨年の10月からです。
その時には企画の段階は終わっていて、私はeラーニングの開発段階からのアサインでした。
たたき台を作って、お客様からご意見をいただいて、修正するというようなことをしていました。
たたき台というのは、eラーニングで説明する内容の原案のようなものですね。
その他には、ミーティングの議事録作成等も担当していました。

■ 入社1年目から、お客様と直接関わるお仕事をされてきたのですね。
入社して半年ほどの時期だったと思うのですが、アサインされたときは「こんなに大きなお仕事をするの…?」と驚きませんでしたか?

アサインが決まった時は、まだ規模等が明確にわかっていなくて、「とりあえずはeラーニングを作るらしい」くらいの認識でした。
あとあと聞いてみると、「5万人に提供する」とか、「コンテンツをこんなにたくさん作る」ということを知って、じわじわびっくりしました(笑)

■ そうなんですね(笑)。
それでは、プロジェクトを通して、特に印象に残っていることはありますか?

お客様自身も課題に向き合い、それに対する様々な解決策を考えていらっしゃいます。しかし、お客様が「こうしたい」と思っていることをそのままやっても、コンサルとして何の意味もないということを、ミーティング等で上司の意見を聞いていて感じました。
お客様が「こうだと思うんですけど」とおっしゃったことに対し、そうではないと感じたら「違った考え方もできるのではないでしょうか?」という意見を、「お客様」という立場の方々に対してでも、真摯に発言できるということが、コンサルとしての価値なのかなと感じました。

■ いわゆる「御用聞き」ばかりになってしまってはいけないということですね。
今回のプロジェクトでは、大庭さんが率先して、そういった意見を出すことはまだ少なかったかもしれませんが、今後はそういった立場にどんどんなっていくのかもしれませんね!

そうですね…。恐れずに発言できるよう頑張ります。

■ この4月からは入社2年目ですね!
そういえば大庭さんは4月に設立されたディジアカへの出向が決まりましたが、知らされた時はどう思いましたか?

KDDI様も出資してくださっていますし、「デジタル人材育成」はこれから伸びていく市場なのだと思っています。
そこに2年目という若い年次から参画させてもらえるのは、ありがたいなと思いました。

■ そうですよね。
ディジアカでこれからもっとデジタル人材の領域でご活躍なさると思いますが、これからのデジタル人材育成について、今の大庭さんのお考えを教えてください!

「デジタル人材育成」という言葉を聞くと、多くの人が難しくとらえてしまうと思っているんです。
例えば、AIとか、プログラミングとか、〇〇コードとか、新しい領域を思い浮かべてしまうんです。
でも現状の日本は、もっと初歩的なことを知らない方がたくさんいます。
スマホを使いこなせないご年配の方々がまだまだ多かったり、Excelを使いこなせないベテラン層の会社員の方々がいらっしゃったり。若い世代でも、Pythonのコードで1+1がギリギリわかるくらいのレベルだったり。
なので、AIなどという新しい領域ではなく、まずは今すでに私たちの生活に関わっているデジタルサービスやコンテンツ(例えばLINEのようなチャットツールや、Amazonやメルカリといったオンラインで買い物できるサービス、ゲーム等)を、みんなが使いこなせるようになれば、それだけでもDXって進んでいくんだと思います。
AI研修や、データサイエンティスト研修ももちろん大事です。ですが、日本の現状を鑑みると、より多くの人がまずできるようになるべきという意味で、今あるツールを使いこなすということが最重要だと思います。
しかし一方で、そういったレベルの育成に関して「人間の工数を使ってやるべきなのか?」という疑問を持っています。
研修って、教えてくれる人がいてこそ成り立つものであって、システムに働かせることが難しいんですよね。(注釈:システムに働かせることというのは、人の代わりに、システムによって研修を行わせること。)
人が対面で教えるには、研修場所も必要になりますし、時間もかかります。
でも、一度に受け入れられる受講生の人数は限られますし、初歩的な知識を教えるにはコストパフォーマンスが悪いことだと思います。
なのでまずは、研修内容を磨いていく以上に、研修がなくとも自発的に「学びたい」と思わせることが、今後日本のデジタルリテラシーを高める一番の近道だと思っています。

■ たしかにそうですね。
今も研修としてeラーニングという選択肢はありますが、弊社の人材育成事業部でも対面研修を希望されるお客様はいらっしゃいます。それに、学習の仕方が合うか合わないかも、人それぞれですね。

そうなんです。
eラーニングのコンテンツは確かに人手を省けますが、どんなに質が高く、充実していたとしても、それを受講する側が「学びたい」と思って受講しないと中身が入ってこないのは、どのような研修形態でも同じだと思います。
受験勉強と同じで、行きたい学校がないと勉強にも身が入らないと思いますし、デジタル研修でも「デジタルを使って何がしたいのか」というのを受講者がわかっていないと、研修を受けても効果の実感が持てず、内容も身にうかないのではないかなと思います。
「デジタルを使ったらこんなことができるんだ!」ということ、例えば「このコードが書けるようになったら1時間作業時間が減る!」というようなことを伝えて、もっとデジタルを身近に感じてもらうと、もっと学びたい人が増えるのかなと思います。

■ そうですね。
大庭さんは、配属からずっとデジタル人材育成の領域でお仕事されていますが、この先はどのようなキャリアを描いていますか?

最近は地方ビジネスに興味があります。
現在している「教育」の業務で、人に対する教え方や基本的なデジタル知識を身につけた後は、いずれはトラストバンクへの出向に手を挙げるかもしれませんね。
今は東京にいますが、将来は地方に住むのが夢でもあります。

■ そうなのですね。
地方ビジネスとは、地方創生といった観点でのビジネスでしょうか?

そうですね…。
私は「里山資本主義」という考え方が好きなんです。
地方って、資源が都内に流出しやすいんですよね。
そうではなくて、「エネルギーも食べ物も地産地消して経済を回せば、ほどよい儲けで社会や自然と共生しながら、豊かに暮らしていけるよね」っていう考え方が好きで。
それを実現していけるようなビジネスがしていきたいなあと思います。
それが、地方創生に当てはまるのかは、まだわかりませんが…
トラストバンクは、これからさらに色々な領域に参入すると思います。
チェンジは、手を上げたら子会社への参画にもチャンスがあると思っているので、もっと勉強して、自分のやりたいことが明確になったタイミングで考えたいです。
いずれにせよ、チェンジのミッションである"Change Japan"を達成するために、 チェンジの既存事業であるデジタル技術や教育だけでなく、 エネルギーや食糧の自給率、病気の一次予防など、 様々な角度から日本をより良い国に近づけていくことに関わっていきたいなと思います。

■ 今しているデジタルリテラシーを高める仕事が、将来的にはそういったことにも役立っていくのかもしれませんね!
最後に、新卒入社から1年間を過ごしてきて感じられた、チェンジの好きなところを教えてください!

二つあります。
一つめは、年次についての堅い考えを持たず、社員の関係がフラットなことです。
上司には、チャットで気軽にわからないところを聞けたり、先輩や同僚とは休日も一緒に遊びにいけるような関係です。
また、ディジアカでは社長と一緒にミーティングに同席することもあります。
年次が上の方々とも積極的にコミュニケーションをとり、近い距離でお仕事ができるのは、恵まれた環境だと思いますね。
二つめは、日本の未来にコミットしたビジネスモデルであることです。
展開している事業はバラバラに見えますが、どれも日本の成長に繋がっています。
日本を変えていく会社としてすごく期待されていると思うので、これからもっと伸びていくのではないかなと思います!

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最後までお読みいただいた皆さん、ありがとうございました✿
なかなかに間が空いてしまいましたが…今後も続けていきますので、次回もぜひご覧ください(*'▽')

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