What we do
私たち株式会社セルミュラーは、マーケティングにおける全業務を自社内で担う会社です。クライアント企業のあらゆる課題に寄り添い、最適なソリューションを提供すべく、日々奔走しています。
■事業内容■
コンサルティングを主軸とした運用戦略を展開しています。お客様のサービスがマーケットインするところから、サービスの値段設定、プロモーションの方法、データ分析など、マーケティングに必要なすべての事業を自社内で完結。「ワンカンパニー」をモットーに、お客様に伴走し続ける企業像を目指しています。
■事業のこれまでとこれから■
3期目で売り上げ22億を達成し、89%のお客様継続率を誇っています。今後はMA(マーケティングオートメーション)ツールの開発や、マーケターの人材事業を手掛ける方針です。VISIONでも掲げる「時代を創るマーケター」を世に排出すべく、活動していきます。
Why we do
▍VISION
「時代を創るマーケターを生み出す会社」
私たちは、創造性と革新をもってすべてのマーケティング活動を網羅します。サービスが産声を発したその瞬間から、"比類なきサービス提供"と"教育"を通じて事業の未来を創造します。いつかマーケティングという言葉が、経営の教科書から消えるその瞬間まで。
▍代表の想い
マーケティングは、その本質において「価値の創造と交換」を基盤としています。
すなわち、企業が提供する製品やサービスを通じて顧客に有益な価値を創出し、その対価として経済的・社会的な利益を得るという双方向の関係性です。
この原理原則は、①市場や顧客の深い理解、②価値提案の明確化、③継続的な関係構築、④成果の検証と改善、という4つの柱に支えられています。
マーケティングは、本来、企業の理念や志向を社会へと伝え、顧客の潜在的課題や顕在的欲求を理解し、それらを最適な形で結びつける総合的な活動です。
市場構造や消費行動の変化、文化的背景や時代の潮流など、複合的な要因を踏まえ、商品やサービスが顧客に届くまでのプロセスを設計・改善し、その過程で創出される価値と利益を高めていくことが、本質的な役割といえます。
一方で、近年の日本のマーケティング業界では、市場競争の激化、短期的成果への志向、デジタル技術の急速な進展など、さまざまな要因が影響し、顧客が享受する情緒的価値や社会的意義よりも、効率や即時的な収益を重視する傾向が見られるとの指摘もあります。
その結果として、企業の発信するメッセージが断片的になったり、顧客の声や市場課題が十分に反映されにくくなったりする事例が散見されます。
私たちは、こうした状況を踏まえ、マーケティングの在り方を根本から見直し、より持続的で多面的な価値創造を目指しています。
短期的な成果だけを目的とするのではなく、まず高いサービス品質を確立し、その結果として利益が伴う循環型の構造を重視します。
企業の想いと顧客の課題解決が、感情面と経済面の双方で満たされる状態を理想とし、社会全体にも恩恵をもたらす仕組みづくりを追求しています。
また、その価値を実現し続けるための人材育成にも注力しています。
市場・顧客・企業の三者が納得できる関係性を築き、継続的な成長を可能にするために、「時代を創るマーケターを育てる」という理念を掲げています。
この理念は、戦略、組織運営、人材教育のすべてに反映されており、単なる標語ではなく実践的な指針として機能しています。
私たちが描く未来は、十年後、この時代が「マーケティングの負の時代」として語られることなく、“価値創造の時代”として記憶されることです。
その実現に向けて、マーケティングを「企業・顧客・社会をつなぎ、相互の豊かさを育む文化」として再び根付かせてまいります。
How we do
▍私たちの共通価値観(VALUE)
セルミュラーには、全社員が行動指針として大切にしている10個の共通価値観があります。
これらは単なるスローガンではなく、業務の中で使われ、評価制度や1on1にも紐づいている、実践に根ざした価値観です。
1. いったん作ろう
目的に照準で手を動かす最も確実な一歩は、具体的な成果物を作り出すこと。まずはプロトタイプや手元、設計書など、目に見える形を表現しよう。形になったものがあれば、チームでの建設的な対話が生まれ、改善の視点が見えてくる。常に原則にとらわれず、曖昧の前提を超える価値を生み出そう。
2. 全部やろう
全てを完璧にする必要はありません。まずは、事象全体の流れや背景をしっかり理解することが大切です。この深い理解が、どんな変化にも迅速かつ構造的に対応する力となります。自分の担当領域や専門外にとらわれず、全体を構造化する中でこそ、幅と真贋を超えたサービスの提供へとつながります。
3. 最後までやろう
あなたが目的に対して最後まで責任を持って取り組む。人に任せた仕事も、目的達成の枠外の仕事も、同じ目的に向かって進んでいるのであれば、あなたは無関係ではありません。目的を明確に、仮説を持ち、今後の行動を予測し、その中で今やるべきことへ行動をつなげる。目的が定義された課題の冒頭で、あなたの仕事が止まることがないように。
4. 自責思考
外部要因に対して自分自身の習慣や判断を見つめ直し、反省することで成果へと繋げる姿勢を大切にしましょう。失敗や障壁に直面したとき、外部のせいにするのではなく、「なぜ起きたか」「次にどう活かすか」を考え、自分の影響力を広げてプロフェッショナルな業務改善へ昇華させましょう。動かせる範囲を広げることが、自分自身を構造的に評価し、次の改善行動を生み出す、持続的な成長の原動力となります。
5. 情報を構造化しよう
言語化できない混乱、目にする課題、感じる邪魔感…それらすべては、構造を描けば整理できます。構造とは単なる要素や情報の羅列ではなく、それらの関係性や意味を理解し、再構築する視点です。モヤモヤを言語化し、構造に変換することで、目の前の課題に対し常に解像度を上げ、正しく判断できる状態を作り出すことができます。
6. 100+1
目的に対して100%のアウトプットができている状態を“100とし”、まずは100を達成しよう。そして次に取り組むのは+1。特にスピードを意識し、より高い質に挑もう。今の解像度にしがみつくことなく、常に改善の余地を探しながら取り組む姿勢が、成長の土台となります。小さな改善が連なれば、大きな成長へとつながる。どんな仕事も、昨日より1ミリでも良くなることを意識しよう。
7. 目的思考
ただ作業を進めるだけではなく、その先にある本当の目的に意識を向けましょう。日々の行動に意味を与えるためにも、まずは自分が何を目指しているのか、なぜそれに向かっているのかを深く理解することが必要です。表面的な手段にとらわれず、目的から逆算して思考を組み立て、今自分がどこに向かっているのかを明確にし、行動を選び取っていこう。
8. 原動力を使いこなそう
感情は味方の一つ。決して否定できない自分の“情動”を、あなた自身の本質的な成長に結びつけましょう。納得や外的動機だけでなく、内的動機を見出せる構造を持ち、真のモチベーションを認識することで、どんな感情も行動に変える強い力となります。自分の心に素直に、原動力を意識的に選択し、活かしきれる状態を作っていきましょう。
9. “私”から“私たち”へ
多くのことが一人で完結しなくなってきた今、自分だけのものにしていた感覚や想い、言語を“私たち”に共に変えていく力が求められています。集団知としての力を尊重することで、よりよい選択と学びが循環します。相手を理解し、自分の知識や経験を開いていく。その連続性が、チームの成長を支えていきます。
10. 助けてもらえる人であれ
助けを求めたいときは一歩踏み出す勇気が必要。でも、1人で進む必要はありません。周囲のサポートを得ながらこそ、少しずつ進むことができる。信頼され、助けたいと思われる存在になることを、私たちは大切にしています。