コアコンセプト・テクノロジー(以下、CCT)では、日々さまざまな開発プロジェクトが進行しています。
今回はその中で、製造業向けに開発している、ある革新的なWebサービス(ECサイト)の開発プロジェクトに参加するメンバーを集めて座談会を開いてみました。
マネージャーからプログラマまで、開発プロジェクトや会社に対するそれぞれの視点にご注目ください!
参加メンバー
佐々木
52歳、入社3年。大学中退後、CG系開発会社やWeb系開発会社での勤務、フリーエンジニアを経てCCTに入社。過去には家庭用ゲームソフト開発「パラッパラッパー」の制作に関わる。このほかWeb系ECサイトの開発経験を持つ。現在はマネージャーとしてプロジェクト全体の指揮を執る。
畑井
30代、入社4年。東京大学工学部機械工学科卒業。研究開発、企画広報、Webディレクターなどを経験したのち、1年ほどアメリカで暮らす。帰国後、CCTに入社。現在はPMOのポジションでプロジェクトの進行管理を支えている。
滝沢
37歳、入社5ヶ月。日本大学生産工学部卒業。学生時代は土木工学を専攻しており、新卒で土木関係のシステム会社に入社。その後、システムエンジニアリングサービス会社を経て、CCTに入社。現在はシステム基盤の構築を担うチームのリーダーを務める。
本廣
28歳、入社1年。名古屋大学大学院卒業。「成長中の企業に身を置きたい」と考え新卒で入社。3ヶ月間の新人研修を受けた後、現在のプロジェクトに参加。インフラ系の開発業務を経て現在はシステムの核となるエンジン部分の開発を担当している。
――本日は、社内でも注目を集めている製造業向けECサイトの開発に携わっているみなさんにお集まりいただきました。ここでは詳細に公表できない部分も多いのですが、革新的なサービスで、技術的にも新しいものがバンバン使われているんですよね。
開発がスタートして5年ほどになりますが、まずはみなさんが参加されたタイミングと最初の印象をうかがってみましょうか?
畑井:この中では私が一番早く関わり出したのかな? 4年ほど前で、当時はまだ社内の開発メンバーは3人でした。それが今では50名規模。大きくなりましたよね~。今はPMOというポジションで、さまざまな調整業務を行なっています。
佐々木:私がジョインしたのは3年前です。その頃のプロジェクトメンバーは10名くらい?プログラマとして携わり始めて、リーダーになり、今はマネージャー。取扱いサイト数も徐々に増えてきていて、常に変化があるプロジェクトですね。
滝沢:私はいま5ヶ月目です。前職では客先常駐の開発ばかりで、CCTに入社して初めて自社内開発になりました。自社内だとお客さんの顔が見えにくかったり、距離を感じたりするのかなと思っていたのですが、めちゃくちゃ近かった。よく来社されていて本当に目の前にいる(笑)。コミュニケーションが取りやすいので物事がスピーディーに決まっていきます。
本廣:ボクは、新卒入社して半年ほどでプロジェクトに参加することになったのですが、最初にお客様の社名を聞いて「そんな大きな会社の開発に参加できるの!?」とびっくりしました。
<経験豊富な佐々木。謎多きプライベートにもみんな興味津々。>
――なるほどです。最近の開発現場の様子はどうですか?
滝沢:すごく展開が速いですね。しかもどんどん加速しているイメージ。プロジェクトメンバー内はもちろん、お客さんともコミュニケーションが盛んですよね。
佐々木:開発の進め方はいろいろとやり方を変えているんですよ。お客さんとのやりとりを密にしていたこともありますし、ちょっと距離を開けたこともありますし。今は密すぎず離れすぎず適度な感じでやれているのでは。
本廣:ボクは担当業務的にお客様と直接やりとりをすることは多くないですが、それでもだんだんと距離感は近く感じられるようになってきました。
――それぞれの担当業務でどんな時にやりがいや大変だなという思いを感じますか?
本廣:集まっているメンバーのレベルの高さに緊張感があります。新しい技術を扱っているので常にアンテナを張っていなければ置いて行かれるのではと思います。教えてくださる人はたくさんいるので、自分からどんどん聞いていかないとわからないままになってしまいそう。その感じが面白くもあり、大変でもありますね。
畑井:たとえ経験不足で何か失敗をしてしまっても、ヤバい展開になったようなことはないよね。
本廣:はい。これまでに大きな失敗はないのですが、何かあっても許してもらえるというか、チームですぐにフォローしていただけるので辛い思い出は正直ないですね。
滝沢:私もプロジェクトに携わってまだ歴が浅いので試行錯誤しています。お客さんの要望と技術的に実現可能な範囲の見極めが難しいですね。
佐々木:私も滝沢さんの話に似ていますが、情報の把握は課題。マネジメントしているサイトの開発スケジュールを組むために要望を引き出す必要があるのですが、うまく引き出すのは結構難しいです。面白いなと思うのは、やはり技術。新しい技術に貪欲な人たちに囲まれているので刺激を受けます。
<休憩スペースでリフレッシュするなど自社内開発の環境を満喫中の滝沢(左から2番目)。>
――それでは、これからプロジェクトに加わって欲しいのはどんな人でしょう?
佐々木:どんなことでも良いのですが尖っている人がCCTには合っているかもしれませんね。技術面でも、マネジメントが得意というのでもいいのですが、秀でた部分が一つある人。
畑井:佐々木さんは「仕事で使っていない技術も趣味でプログラムを組んでいます」とかいうタイプの人と出会うとニヤッとしますよね。
一同:(笑)
滝沢:ひとまず何かしらやる気があれば大丈夫だと思いますよ。積極性がある人に応えられる体制がこの会社にはある。何か質問してイヤな顔する人はいないですし、むしろ一緒に考えていくスタイルですから。
本廣:うん、自分から情報を取りに行くというのは大切だと思います。同時に情報を発信することも大切かな。業務を円滑に進めるには「もっと早く言ってくれれば…」ということはない方がいいですから。みんな優しいのでどんどん頼っていけばいいと思います。
<畑井(右)はヨガのレッスンがある日は早帰りのスケジュール>
――もうすでにいくつか出ていますが、CCTの魅力ってどんなところがあるでしょう?
畑井:とにかく自由度が高いよね。そのぶん自分で何をしたらいいか考える必要はありますが。
佐々木:自分で企画して勉強会を開くといったこともしやすい。しかも業務時間内にできる。
――これまでにどんなテーマの勉強会がありましたか?
佐々木:IT言語についてとか、スクラム開発とは…とか、アメリカ国籍の社員がいてその人に英語レッスンをしてもらったこともあります。
――社内は結構多国籍ですもんね。インド人エンジニアも何人か在籍していますし。さきほどの「自由度」について、働き方の面ではどうでしょう?
畑井:勤務時間帯の融通が利くことや、1時間単位で有休が取れることもあって残業はかなり少ないですよ。
佐々木:10時くらいに出社する人が多いですが、早い人だと7時から来ていますよね。
畑井:夜遅くのリリースを担当することになって午後に出社するといったケースもあります。役所や病院にも行きやすいし、お子さんのお迎えなどがあれば早上がりの調整も可能です。
滝沢:私は仕事の合間に休憩スペースで休めるところが気に入っています。カフェみたいでリフレッシュできる。
<志望通りの環境を味わっている新卒2年目突入の本廣>
本廣:みんな自分のペースで働いているという感じがしますよね。音楽を聴きながらパソコンに向かっている人もいますし。のんびりではないですけど、マイペースを大切にできる環境です。
滝沢:オフィス全体を見渡せるレイアウトになっているので、どんな風に働いているのかなとか、どんな仕事をしているのかなとったところも垣間見えて面白いですね。
佐々木:私は個人的に今までで一番大きな規模の会社なので、周りからいろんな刺激を受けられるので新鮮です。
――みなさんそれぞれの働き方を大切にして、それでいてお互いに刺激を与え合っているようですね。本日はお集まりいただきありがとうございました。
一同:ありがとうございました。