【インフルエンサー×社会貢献】「地方創生ビジネス」が目指す日本の未来 #2 | 株式会社CarryOn(キャリオン)
こんにちは!株式会社Carry On の金子です。前回に引き続き、地方創生ビジネス 第1弾「GIRO米プロジェクト」について、取締役の長手さんとクリエイターマネジメント部のKさんをお迎えして、プ...
https://www.wantedly.com/companies/carryon_Inc/post_articles/918095
株式会社Carry On 管理部 人事で労務・総務を担当している、金子です!
Carry Onは、現在地方創生ビジネスに取り組んでいます。
多数展開する地方創生ビジネスの内、 第1弾「GIRO米プロジェクト」について取締役の長手さんとクリエイターマネジメント部のKさんにお話をお聞きしました。
「GIRO米プロジェクト」とは
Carry OnがYouTubeチャンネルをサポートしているパンツェッタ・ジローラモさんと”GIRO米プロジェクト”を始動。ジローラモさんのご家族のゆかりの地である会津若松・会津美里で2023年に一反、2024年に更にもう一反無農薬の稲作に取り組んでおります。
お米の総生産量における有機米の割合は、世界平均が8%の中、日本はたった0.12%であり、農林水産省が2050年まで25%の目標を掲げている国の重要な課題の1つです。
有機農法にこだわる農家さんの“自然を大事に、無農薬で日本の豊かな土地を取り戻し、未来の子供達へ繋いでいきたい”その思いを受け取り、日本中の有機米のブランディングを向上させ、有機米農家を増やし、若手の就農者を増やすことが国の課題解決の近道だと考え活動しています。
有機米には①美味しく②健康に良く③地球に優しいという3つの特長があります。
2024年5月24日より、この3つのメリットを持つ会津美里の有機JAS米をGIRO米認定をして販売を開始しました。今後も日本各地の有機JAS米を厳選し、GIRO米認定して販売する予定です。
お米の販売の他、全国各地でのイベントの開催や、株式会社NEWGREEN開発の「アイガモロボ」を活用した先端的な有機栽培技術の普及、パソナ農援隊と協働した農業教育プログラムの提供など、更なるチャレンジを続けていきます。
長手:
幼少期から中学生まで、ギリシャ、イタリアで過ごしました。大学卒業後、30年近く証券会社に勤め、株取引を通じて全ての産業に関わる仕事をしていました。
証券会社が関わるのは金融経済。モノを介さずにお金だけが動く世界なので、お金とモノを交換する実態経済に携わりたいと思いでCarry Onの取締役に就任し、今は第1次産業に関わることから始めたところです。株の世界にいた頃は、自分で商取引をするわけではないので、自分で生産者から消費者に商品が届くまでの間に関わりたいと思っています。
K:
前職は5年間営業職をしていて、営業で培ったスキル。例えば自分で企画したものを形にするスキルや、商材の魅力を伝えるスキルをもっと別の場所で活かせたらなと漠然と思っていた時に、もともと好きだったYouTubeの世界でこのスキルを活かしたいと思うようになりました。その時にCarry Onの求人に出会い、入社しました。クリエイターの魅力を全世界に伝えていきたいと思っています。
長手:
(Carry On社長の)高田樹。
金子:
社長の人柄ですか?
長手:
3年前くらいに知人の紹介で知り合ったんですが、高田社長からCarry Onの事業や未来像について話を聞く機会があって、日本の新しい経済圏を作る人なんだろうなと思いました。
※クリエイターエコノミー という言葉はあっても、実態はまだまだ完成されていなくて、クリエイターという職業の社会的地位、ビジネス展開ともにもっと伸びしろがある。
Carry OnのMission「クリエイターエコノミーを昇華させる」という言葉にも現れているように、高田社長を中心としてCarry Onが今の未完成のクリエイターエコノミーを完成させ、実態経済の中の新しい経済圏として認知されるようになるんだろうなと思いました。一緒に実現できたら楽しそうだなと思いました。
※クリエイターエコノミー=YouTuberやインスタグラマーをはじめ、動画・音声・文章などのコンテンツやオリジナルグッズを制作・発信し、収益を得る個人クリエイターを中心とした経済圏のこと。
K:
転職活動中にCarry Onに会社見学に来る機会をいただいたんですが、若くてイケてる人が多いことに魅力を感じました 笑
その方達がどんな仕事をしているんだろうと興味を持ったのが入社のきっかけです。一緒に働きたいと思いました。
金子:
長手さんは地方創生プロジェクト以外の業務は、どんなことをされていますか?
長手:
社長とは違う観点で、社長の想いを達成できるようなことに時間を使っています。そのうちの1つは、タレントをしっかりとYouTuber化して、そのタレントを活用して新しい商流を生みだすチャレンジです。
タレントがYouTubeで再生数を取るのは難しく、そのミッションをサポートしつつ、YouTube活動を通じて事業を行うという次のステップへ導くプロセスを、Kさんと一緒にしています。
GIRO米プロジェクトがその1つで、ジローラモさんのYouTubeをメインに情報発信をして、事業を展開しています。テレビよりもタレントさんの熱意、人柄を伝えやすいのはYouTubeの強みだと思っています。同時にCarry Onが大きく育つためには海外への働きかけも重要なので、Carry Onをグローバルな会社にするためにこれまで出会った国内外の人脈にCarry Onの活動を継続的にPRしています。
金子:
Kさんは担当クリエイターのマネジメントをしながらこの地方創生プロジェクトをされていますが、普段のマネジメント業務はどんなことをされていますか?
K:
そうですね。YouTubeクリエイターのマネージメント業務がメインで、担当クリエイターのスケジュール管理や撮影同行で全国各地を飛び回っています。所属クリエイターの活動の幅を広げる役割を担いたいと思っていて、この地方創生プロジェクトを大きくして、Carry On所属クリエイターと地方創生プロジェクトを繋げることが出来ないか、考えながら活動しています。
長手:
私から会社に提案しました。
継続的な経済の流れを構築する上で重要となるのは、「商流」と「人流」のどちらか片方だけではダメで2つの組み合わせが必要だと考えます。
「商流」 消費者が満足するものを生産すること
「人流」 人々の関心を高め行動に駆り立てること
我々はインフルエンサー(クリエイター)を活用して生産者と消費者を直接繋げることで、無駄な多重構造を打破し、生産が持続可能になるように高値で売れるようにします。
また、生産者が本当に売りたいものが売れていない。消費者が本当に欲しいものを買えていない。という現実をインフルエンサー(クリエイター)が解決します。
日本全国のまだまだ知られていない名産品をインフルエンサー(クリエイター)が紹介することで構築される”人流”と”商流”。
これこそまさにクリエイターエコノミーを昇華することに繋がると自負しています。
K:
ジローラモさん(以下ジローさん)とのYouTube撮影中の雑談から始まりました。
ジローさんの奥さんの故郷が福島県の会津美里町。その繋がりでジローさんも若い頃からちょこちょこ会津美里町に行く機会があって、夜になったら町中の電気が消えて、若い人を見かけなくなっていって…と過疎化による物寂しさを感じていたそうで、会津美里町をはじめとする全国の過疎化に悩む町に足を運んで盛り上げたいという想いがその頃からあったそうです。
YouTubeの撮影の中で、会津の生産者の課題についてリアルなお話を聞く機会があり、有機米の素晴らしさをYouTubeを通して世界中に広めたいという想いを抱いたと同時に、会津美里町に活気を取り戻したいという想いが繋がって、ジローさんと生産者がタッグを組んで何かできるのではないか?という話になりました。
そこから地方創生プロジェクトがスタートしました。ジローさんがこのプロジェクトの中でどんな事をしたいかを少しずつ聞きながら進めています。まずは会津からスタートし、他にも同じように過疎化に悩んでいる地域にも足を運んで、一緒に地域を盛り上げていきたいです。
金子:
ジローさんのYouTubeで福島に古民家を買ったという動画がありましたが、プロジェクトのために購入したんですか?
K:
そうです。スピード感を持って進めることができるように古民家を購入して、そこを拠点にしています。会津美里町での撮影の時は、いつもその古民家でジローさんとスタッフが泊まり込み、合宿感覚で楽しく撮影しています。
K:
InstagramとYouTubeで発信しています。
金子:
Instagramでは海外の方からのコメントを見つけたんですが、海外からも多くの反応があったんですか?
長手:
ジローさんの海外在住のファンの方たちの多くが、この活動に興味を持ってくれています。
海外では日本の有機米のニーズが高く、欧米に行く機会があったんですけど、アメリカでもイギリスでも、知人の投資家から日本の有機米をまとめて買い付けたいと声をかけてもらいました。
もちろん海外だけではなく国内の商業施設やレストラン、旅館からもGIRO米を仕入れたいという反響もあります。
有機米はお米全体の流通量に対して0.1%の流通量です。作るのには普通のお米の何倍も手間とコストがかかるので、生産者がとても少ないです。この活動を通して日本だけではなく、世界中に有機米のファンを増やして、有機米を作る農家を増やしたいと思っています。
金子:
今回ご紹介したGIRO米プロジェクトは、InstagramとYouTubeで情報を発信しています。ぜひ、会津のお米や地方創生に興味のある方はご覧ください!
今回は、お二人のお人柄や事業を始めたきっかけについてのお話が中心でしたが、次回はいよいよGIRO米プロジェクトに焦点を当てた質問をしていこうと思います。
次回ののインタビューはこちらからお楽しみください!
2024年新米の収穫の様子はこちら!
========
GIRO米PJの情報はこちらから!
⇒Instagram
https://www.instagram.com/giro_mai
⇒GIRO米ONLINE SHOP
https://giropj.base.shop/
⇒YouTube「ジローラモのジローちゃんねる」
https://www.youtube.com/@panzettagirolamo.870
========
株式会社Carry Onは、社会貢献に繋がる事業に携わるチャンス会社です。
少しでも今日にがありましたら、Wantedlyを通してお気軽にご連絡ください!