「パソコンできないのにIT志望」話題のニュースについて考えてみた | 株式会社キャパ
みなさんこんにちは。株式会社キャパの採用担当阿部です。今回はちょっと気になる記事を見つけたので、この記事を見て思ったことを書いていこうと思います。それがこの記事。https://headline...
https://www.wantedly.com/companies/capa-inc/post_articles/102150
みなさんこんにちは。株式会社キャパの採用担当阿部です。
就活の際にどんな業界へ進むか?先ずは業界や業種から検討する学生の方も多いのでしょうか。
金融・サービス・建築・メディアなどなど様々な業界がありますが、「IT業界って実際に何やっているの?」と疑問を持ったことはないでしょうか。例えば金融業界なら銀行、サービス業なら旅館、建築業界なら建設会社というように対応する事業が思い浮かびやすい業界も多い中、「ITは・・・?」となる方も少なくないはず。今回は広くIT業界についてご紹介していきたいと思います。
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まず、そもそもIT企業とは何なのでしょうか。
「これから行く店の場所を知りたい」など何かわからないことがあると、パソコンやスマートフォンで、検索して調べるのが当たり前になった。ネット通販で買い物をするという人も多いだろう。このようなコンピュータやインターネットでの情報技術のことをIT(information technologyの略)という。
多くの企業はITを使って、業務の効率化やビッグデータ(後述)の活用による新規事業の開発を図っており、IT業界に対するニーズは高い。今後は、これまでITとは縁遠かった分野でも活用が進むとの期待が高まっている。 "IT・ソフトウェア・情報処理ってどんな業界?"
何となくIT業界というと、「パソコン」や「インターネット」に関連があるというイメージは皆さんお持ちかと思います。ではIT業界ではそのようなインターネットなどの仕組みを使って何をどのようにして利益を出しているのでしょうか。
いわゆるIT業界の中にはソフトウェア系、ハードウェア系、そして情報処理系の業務を行う企業などがあります。ここではそれらの種別ごとにその内容を見ていきたいと思います。
ソフトウェアとは、コンピュータ上でさまざまな処理を行うプログラムのこと。システム全体を管理するソフトウェア(オペレーティングシステム)と、アプリケーションソフト、そしてオペレーティングシステムとアプリケーションソフトとを仲介する役割を持つミドルウェアがある。
ソフトウェア系の企業は、セキュリティソフトや経営管理ソフト、顧客情報管理ソフト、各種アプリケーションなど、時代のニーズにあった機能や役割をもつさまざまなソフトウェアを開発している。"ソフトウェアとは"
簡単にいうと、ハードウェアというのはパソコンやスマートフォンなど「触れる」もの。対してソフトウェアはアプリケーションやwebサイトなどの「触れない」もののことを指します。それら「触れないもの」を開発しているIT企業を上では「ソフトウェア系」と分類しています。
ハードウェアとは、一般的にコンピュータや周辺機器(マウスキーボード、モニターなど)などを指し、ハードウェア系の企業は、これらの開発・製造を主に行っている。ただし、近年ではスマートフォンやタブレット機器、ゲーム機、家電などにも高度なプログラムが搭載されるケースが増え、このような製品を扱う「メーカー」と「IT企業」の境界はあいまいになりつつある。したがって、コンピュータ以外の製品の開発・製造を行っている企業が、ハードウェア系企業に含まれる場合もある。(ちなみに「リクナビ」では、これらの企業は「メーカー」にも分類される)"ハードウェアとは"
つまり一口に「触れるもの」と言っても最近ではIoT家電などの台頭もめざましく、例えば単なる「電気屋(メーカー)」と「IT企業」という分類には分けられないものが多くなってきています。製造業の分野にもIT企業(インターネット)が踏み込んできているイメージですね。
情報処理系企業は、企業向けの情報システムや、Webサイト上で利用されるサービスを開発・運用していて、「システムインテグレータ(SIer)」とも呼ばれる。
顧客企業が抱える課題を聞き出し、必要なシステムを企画・提案。その後はハードウェアの調達やソフトウェアの開発を行い、システム完成後は運用も請け負う。大企業のシステム更新などを手がける場合、ばく大なコストをかけて数年にわたって多くの人が携わる大型プロジェクトとなる。
またSIerの中には、コンピュータシステムを開発するだけでなく、顧客企業の仕事の進め方や組織のあり方までアドバイスをするなど、コンサルティング業務を行っている企業もある。"情報処理系企業とは"
このあたりがなかなかイメージが難しいものなのではないでしょうか。
顧客企業が抱える課題を聞き出し、必要なシステムを企画・提案。その後はハードウェアの調達やソフトウェアの開発を行い、システム完成後は運用も請け負う。
↑上記をわかりやすくいうと、「来店ごとにスマホでポイントなどを付与できるポイントカード的なアプリを作成してほしい」という企業の要望からアプリ開発をスタートするのではなく「リピーターのお客様を増やしたい」という企業の要望から「ポイントカード式のアプリはどうですか?」という提案を行い、システム導入後に「やっぱりポイント2倍のガチャや来店ポイントなどの機能も追加したい」というような運用していく中で生まれる機能追加や変更にも継続してサポートしていく、ということです。つまり、プログラムを組むことだけでなくお客様の要望に沿ったシステムを開発できるためのヒアリング力・提案力などのコミニケーションスキルもSEに求められる時代になりつつあります。
このイメージは払拭されつつあります。企業側もこれらの動向から、これまで以上にSEにも技術力以外のスキル(コミニケーション能力や自主性)を求める傾向が強くなっています。
私もキャパの入社するまで、恥ずかしながらIT業界に関する知識はゼロ。何となく「理系」「ガリ勉」「無言でパソコン」「ブラック」こんなイメージを持っていました(笑)
▽文系短大からIT企業のマーケティグ担当に!入社前に書いた記事はこちら
しかし、今回の記事でもご紹介したように、ひとくちにIT企業といってもその種類は様々であり、求められるスキルも一つではありません。まずは興味のある業界の調査からスタートして、疑問に思ったりその実情がイメージできないものに関しては企業訪問してみることをオススメします。実際にその業界で働く人の「生の声」を聞くことで、ネットでの調査だけではなんとなく不透明だったこともグッとイメージがしやすくなりますよ。
▽就活のために、今、まずすべきこと。
それでは!