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【CaccoLog Vol.15】~こだわり続けたUXデザインをカタチに。「O-MOTION」リニューアルプロジェクト~

情報漏洩の要因の1つでもある不正アクセス対策として、金融機関や会員サイト向けに不正アクセス検知サービス「O-MOTION」を2016年より提供しています。

最近では、大手EC支援事業者のセキュリティ強化にも活用いただくなど、幅広くご利用いただいています。

O-MOTIONのサービスサイト
https://frauddetection.cacco.co.jp/o-motion/

自社開発ということもあり、これまでもお客様からの要望や精度向上に取り組んできましたが、今回、大規模な管理画面リニューアルを2020年から企画・設計し、2022年4月に完了しました。
2年という歳月をかけて取り組んできたプロジェクトですが、リニューアルに至るまでの経緯や想いなども交えご紹介したいと思います。

O-MOTIONについて、エンジニアブログの開発ストーリーもよろしければご覧ください💁‍♀️
https://www.wantedly.com/companies/cacco-inc/post_articles/397415

目次
1 プロジェクト背景
2 こだわりポイント
3 プロジェクトメンバーの想い
4 今後について


■O-MOTION管理画面リニューアルプロジェクト背景

開発側からO-MOTIONのサービス価値をより高めたいという想いがありました。加盟店もネットバンキング、会員サイトなどさまざまな分野の不正対策をてがけるようになりきめ細やかな調整、スピーディーな対応が必要になりプロジェクトが始まりました。

見た目の変化が大きいので、まずは管理画面のビフォーアフター✨をご覧ください。(一部抜粋)

【Before】O-MOTION管理画面↓ *サービスロゴもリニューアルしました!


【After】O-MOTION管理画面↓ *さっと確認したいときは「簡単検索」を使い、もっと詳細を見たいときには下の「高度な検索」で使い分けが可能に。

*見たい項目別になっているので、欲しい情報が探しやすくなりました!

プロジェクトの流れ
2016年7月  O-MOTIONローンチ
2020年1月  O-MOTION管理画面リニューアルプロジェクト始動
2021年12月 β版リリース
2022年4月  正式リリース


■こだわりポイント

①ダッシュボード
  加盟店が自由にいつでも、自社の不正状況を把握できるようになりました。 
  不正アクセスの月毎の発生推移がグラフ化されることで状況が一目で分かるようになり、よりタイムリーに不正傾向の把握ができ、さらにその情報を活用し、今後の対策検討の材料として活用が可能です。


②検索機能の強化
不正の手口や傾向が巧妙化する中、より細かな項目を使ったデータの検索可能になりました。これによりより簡単に不正アクセスの検出ができるようになりました。


■プロジェクトメンバーの想い

以前も管理画面の設計や開発に関わったことはありますが、こんなにたくさんの機能を搭載した管理画面は初めてでとても楽しかったです。O-MOTIONが、自社開発だからこそ、ここまでの要望に応えられたと思っています。プロジェクトも開発エンジニアと一緒に進めていたこと、AWSの最新技術を使うことで余計な手間をかけることなく開発ができるようになり、検索条件やボタンの配置など、お客様からのニーズとシステム管理や開発の利便性両方の観点に配慮しながら設計ができました。


■今後について

ニーズや状況に合わせて、サービスも進化し続けていきたいですね。現在の不正発生状況の把握だけではなく、もう少し先の未来が予測できるような情報を分析し、お客様に提供することで、未然に対策できるような世界にしていきたいと考えています。

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ありがとうございました!

ユーザーとシステム管理者の双方にとって、より使い勝手の良いシステムにリニューアル。インタビューでは、プロジェクトメンバーからその思いを感じることができました。今後も進化は続いていきます!!

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