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「共伸とFINEはパートナー」お互いのアイデアでRename流通をつくりあげる|株式会社共伸物流 工場長 中西 俊氏にインタビュー

FINEでは、ブランドさまやメーカーさまの在庫に対し、ブランドネームタグ(襟ネーム)や洗濯表示タグ(内タグ)などを付け替えて再流通する『Rename(リネーム)』事業を展開しています。ブランド名をクローズして流通することで、ブランド価値を毀損することなく、在庫の換価や廃棄コストの圧縮が可能です。これまでとは違う顧客層へも商品価値を提供できる、新しい流通方法です。

Renameは、奈良県の物流・加工拠点である、株式会社共伸物流との協力により成り立っています。今回は、FINEのCOO・津田との対談も兼ねながら、共伸物流の工場長・中西 俊氏にお話を伺いました。

中西 俊|プロフィール
1988年生まれ、奈良県出身。共伸物流でインターネット通販の商品を出荷するアルバイトを始め、正社員に。上海の工場で約半年間100人の中国人を管理していた経験もある。帰国後は国内の工場長として、取引先とのやり取りや入荷のスケジュール組み、パートの管理など、現場の管理全般を行っている。

ー共伸物流に入社した経緯を教えてください。

中西:家業を継ぐ前の社会勉強として、共伸物流でインターネット通販の商品を出荷するアルバイトを始めたのがきっかけです。結局家業は継がずに、いつの間にか正社員になっていました(笑)。今は工場長として現場の管理を任されています。

ー工場長になって大変だったことはなんですか?

中西:パートさんがほぼ女性で、さらに昔は今より2~3倍の人数いたので、工場長になったばかりの頃はまとめるのが大変でした。しかし、パートさんの中には私より前から働いている方もいて、アルバイト時代からよく知っている人たちばかりなので、今ではむしろ仕事しやすいです。

工場長になったことで、一緒に働く立場から管理する立場に変わりましたが、パートさんとの関係性は変わっていないと思います。

ーFINEの方にはどういう印象を持っていますか?

中西:FINEの方とはおもにチャットワークと電話でやり取りしていますが、みなさんとても良い人です。社長の加藤さんが気さくで話しやすく、良い意味で社長らしくない人柄だから、社員の方の雰囲気も良いのかなと思います。

ー中西さんと津田さんは、お互いにどういう印象を持っていますか?

中西:津田さんは周りをよく見ていますよね。一般的にデスクワークの人と現場の人では考え方が違い、お互いのことをわからない場合が多いですが、津田さんは物流側の目線で話を進めてくれます。「津田さんは共伸物流のことをよくわかっている」と代表の坂口も言っていました。

津田:中西さんも察しが良く理解が速いので、話が進みやすくていつも助かっています。現場で問題が起きたとき具体的な状況を伝えた上で相談してくれるので、対処方法も提案しやすいんですよ。

逆に中西さんからアイデアを提案してくれることもありますよね。お互い積極的により良い仕事の方法を探る関係の会社は、なかなかないと思うのでありがたいです。

中西:共伸物流は仕事をもらうことが多いので、一方的にやり方を決められるのが一般的ですが、FINEさんはこちらの提案にいつも歩み寄っていただけて嬉しく思います。

津田:共伸物流さんを始め物流倉庫会社は、ただの下請け会社ではなくパートナーなので、こちらが指示したことをやってくれればそれでいいとは考えていませんから。

ーRenameのどういうところが難しいですか?

津田:服のデザインやブランドの種類、取引先の状況によって、Renameの加工方法が毎回変わるところです。商品仕入の際には事前に打ち合わせをして、その都度Renameの加工方法を決めています。

中西:仕分けやピッキング、写真撮影、品番・生産国・素材のデータ起こしも大変ですよね。商品が多いだけ作業量も膨大になりますし。

津田:Renameはタグ付けなどのミシン作業ばかり大変なイメージですが、そこに至るまでの作業も大変なんです。

ー今後はどうなっていきたいですか?

中西:共伸物流を拡大したいというよりは、目の前のことをしっかりこなしていきたいです。そして、どの取引先に対しても誠意を持って関わりたいです。

津田:Renameの方も、これまで以上にお願いします!(笑)

中西:(笑)もちろんです!

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