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新しい挑戦には、常にリスクが伴います。 「バグが出たらどうしよう」「批判されたらどうしよう」と恐れて、無難な正解ばかりを選んでいては、世の中を動かすプロダクトは生まれません。
私たちブランコが求めているのは、職種を問わず「失敗を恐れず、打席に立ち続ける人」です。
今回は、私が日々のニュースやサービスから感じた「作り手の責任と覚悟」についての話を共有します。エンジニア、デザイナー、そして広報。すべてのクリエイターに通じる私たちのスタンスがここにあります。※以下は、私の過去のNoteからの転載です。
ブランドとしての誠実さ
少し前に、無印良品が竹製のスツールに不具合があり、回収しているニュースを見ました。 転倒の恐れがあるとのことで、正直に発表し迅速に対応した姿勢には、ブランドとしての誠実さを感じました。
ただ、構造を見たときに「それは使い方によっては倒れるだろうな」とも思ったんです。設計上の問題もあったかもしれませんが、使う側が適切に使用することも大切だと感じました。
これはプロダクトデザインならではの課題です。特に建築デザインでは、失敗が人命に関わることもあります。ウェブデザインでは失敗しても人が命を落とすことはほとんどありませんが、建築やプロダクトデザインでは、万が一のリスクを考慮し、細部まで慎重に設計しなければなりません。
無印の迅速な対応は、ブランド価値を守るための大切な行動だと感じました。
作り手の意図とユーザーの使い方
この件から、製品やサービスの「使い方」について考えさせられました。
例えば、SNSで「メルカリが闇市化している」「タイミーが日雇い労働者を増やしている」といった批判を目にすることがあります。しかし、これは見方による部分が大きいと思います。
昔、P2P技術を利用したファイル交換ソフトが著作権侵害を助長したとして問題になりましたが、開発者の意図は違法行為の促進ではありませんでした。これと同様に、メルカリもタイミーも「悪用されるリスク」はあるものの、多くの人にとって便利で助けになるサービスです。
包丁が料理に使われるのと同じで、使い方を誤れば人を傷つけることがあり危険ですが、それを理由に包丁を販売する店が責められることはありません。
重要なのは、製品やサービスが「正しく使われること」を前提に、作り手が誠実に提供することだと感じます。
挑戦には失敗がつきもの
どんな挑戦にも失敗はつきものです。 新しいものを生み出すには、どうしても「歪み」や「想定外」が生じますが、それを恐れて何も作らなければ、進化も発展もありません。
もちろん、反省すべきことは真摯に受け止めるべきですが、それに怯えて挑戦を諦めてしまうのはもったいないと思います。
「No Pain, No Gain(痛みなくして得るものなし)」という言葉がありますが、まさにその通りだと思います。失敗を経験することで得られる学びや成長こそが、次の成功へのステップになります。
これからも、失敗を恐れずに挑戦し続けることで、より良いものを生み出していきたいと考えています。
変化を恐れないあなたへ
この話は、私たちの仕事すべてに通じています。
エンジニアなら、新しい技術選定に伴う予期せぬバグへの挑戦。 デザイナーなら、前例のないUIがユーザーに受け入れられるかどうかの挑戦。 広報なら、企業のスタンスを世の中にどう誤解なく伝えるかという挑戦。
ブランコでは、誠実な失敗を責めることはありません。 むしろ、「歪み」が生まれることを恐れて縮こまり、何も生まないことの方をリスクだと考えます。
「守りに入る仕事はしたくない」 「正しくリスクを取り、社会にインパクトを与えたい」
そんな気概を持った方からのエントリーをお待ちしています。 ぜひ一度、オフィスへ遊びに来てください。「話を聞きに行きたい」ボタンから、気軽にお話ししましょう。