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【社員インタビュー】ジュエリーブランドでエンジニアリングを担う楽しさ/システムグループ

今回の社員インタビューでは、システムグループでエンジニアとして活躍している高橋さん、岩田さん、堀さんにお話を伺います。

■まずは皆さんの経歴を教えてください。入社のきっかけは何だったのでしょう?

高橋:僕はベンチャーや従業員数600人程度の企業など幅広い規模の会社を4社を経た後、2020年12月にテックリードエンジニアとしてキューに入社しました。
キューを知ったのはエージェントからの紹介がきっかけですが、入社を決めた理由は2つあって。

まず、ビジネスとして面白そうだというところ。特にジュエリー業界で、かつダイヤモンドの卸の部分で強みを持っているところが興味深くて。戦略次第で様々な展開がありそうだと感じました。

あとはエンジニアとしての話で言うと、今までの自分の知識を生かして無理なく取り組んでいけるイメージが付いたことです。例えば新しいベンチャーだと、最先端の技術を学習してそれをいち早く形にしリリースし続ける、競争が激しいイメージがあります。しかしそうではなくて、既存技術を使ってしっかりと考えて構築することができれば、今のキューの抱えている問題を解決することも、ビジネスを伸ばすことも十分できると感じたというところですね。

岩田:私は新卒でキューに入社して4年目です。就職活動の際は中小企業を中心に検討していました。あまり大きな会社に入らない方が、かえって色々なことを幅広くできるなと思ったので。あと、大手ですと研修がしっかりしていると思うんですけれど、それよりは自分で調べてやっていく方が性に合っているというところもあります。そして、ジュエリーという自分が好きになれそうな商材を扱っているところもポイントが大きかったです。

堀:私も岩田と同期ですが、大学院を卒業してから新卒で入社しているので2つ年上です。大学院では情報科学を専攻し、今のお仕事では使わない違う別の言語で、ロボットの動きの仕組みの研究をしていました。
キューを知ったのは、エンジニア向けの合同説明会に参加されていたのがきっかけです。システムや機械の開発をしている会社が多い中で、ジュエリーを取り扱う会社があることに興味を持って。ジュエリーは元々好きでしたし、サイトのおしゃれな雰囲気にも惹かれてキューに行ってみようと思いました。

■現在の業務内容を教えてください。

高橋:現在様々なプロジェクトが進行していますが、ここではキューの根幹の部分であり他社との大きな違いでもある、ダイヤモンドの卸のシステムに関連する業務について、少しお話させていただこうと思います。
基本的な仕組みは、まずダイヤモンドのサプライヤーから提供されるダイヤモンドのデータをストック可能な形に変換し、その内容をサイト上にしっかりと表示できるようにする。そして、それを購入できるようにするということです。
サイトに表示する見た目の部分はデザイナーチームと協力し堀がメインで担当しています。データ管理、インフラ周りはほぼ岩田に任せていて、私はその両方を見るようにしています。

私が入社してすぐに、サプライヤーのデータベースを活用しダイヤモンドの動画を画面に表示する対応を行ったのですが、これは他社にはない取り組みでした。データの提供が受けられる卸ならではの強みですよね。そこがすごく楽しい。言われたことだけをやるのではなくて、アイディア次第で本当に色々なことができるなと感じています。

岩田:私もダイヤモンドのデータを、しかもかなりの量扱える所はなかなかないと思っていて。ジュエリー会社がデータ管理をシステムでここまで行うのは、非常に珍しいことなのではないでしょうか。そこがとても面白いですね。

高橋:あと働き方の面でも他社との違いがあると思います。僕はシステム会社のシステムエンジニアと事業会社のシステムエンジニアの両方を経験してきましたが、後者であるキューは、仕事の裁量が自分たちで決められる点ですごく仕事がしやすいですね。もちろん責任はあるんですけれど、話せばきちんと理解してくれる環境なのは非常に大きいなと思います。もちろんそこに甘えるわけにはいかないので「甘えないように頑張らないといけないよね」というところがモチベーションになりますね。

それと個人的に、ベンチャーらしいキューの仕事のスタイルがすごく好きだなと思っていて。色々なことをやらなきゃいけないんですけれど、それがすごく楽しいです。

■今後の目標を教えてください。

高橋:昨年キューがハリズリーグループの一員となったことで、グループ内の様々なエンジニアとの繋がりが増えました。それぞれの会社が同じ方向を向いて進んでいこうとしているので、互いの知識やアイディアを共有しながらwin-winな形で成長を続けていきたいですね。

また、キューは商品の販売の仕方がちょっと特殊で。在庫を持たず、またダイヤモンドとデザインを組み合わせ販売しているんです。そのため在庫を選んで購入されたら在庫を落とすだけという通常のシステムとは異なる、複雑性があります。この複雑性は、システム内部の話だけではなく、サイト上での商品を探しにくさ、というところにも繋がっています。

抜本的なシステムの見直しも視野に入れて広く各部署と協議した上で改修を行い、お客様にとって欲しい商品が探しやすく、使いやすいサイトにしていきたいです。

岩田:私はインフラ周りを担当させてもらっているので、その部分でもっと効率的な運用をできないか、新しい技術の導入も検討しながら向上心を持って取り組んでいきたいです。

堀:高橋も言っていましたが、キューは独特な販売方法を取っているが故に、システムも独特の組み方をしていて複雑性があります。一長一短がありますが、変えるべきところは思い切って変える。変えないにしても新しい展開があった時に対応できる形に直していくことに注力していきたいと思っています。

■一緒に働く方に求めるものはありますか?

高橋:まず「どんなことでも自分事としてちゃんと考えられる人」。あともう一つは「相手を尊重して一緒に仕事をしていくという協調性がとてもある人」でしょうか。そこがキューの文化であり、マッチしないと入社後に歪みが出てきてしまうかと思います。

システムは縁の下の力持ちで、カスタマーや生産管理のスタッフがいないと売り上げが立ちません。その人たちの仕事をいかにしやすくするのかが、システムがいる本当の意味だと思っています。自分のことだけではなく、その先にいるお客様やサプライヤー、社内スタッフのことを考えて仕事に取り組める。そんな方をぜひお待ちしています。

堀:あとは今までも話に出ていた通り、同業種でもダイヤの卸までするのはとにかく珍しく、それは良くも悪くも独特なところがあります。そもそもその独特さに興味を持てるかどうかが、この会社でシステムを担うポイントかもしれませんね。


コロナ禍で現在はほとんどリモートワークのため、久しぶりに直接顔をあわせた3人。初めての全員揃ってのインタビューに、最初ははにかんだ様子でしたが、一度口を開くと、仕事への情熱あふれる言葉が止めどなく流れてきたのが印象的でした。取材終わりには3人で相談事をしている姿にこちらもほっこり。
EC発のジュエリーブランドであるキューの根幹を支えるシステムグループの皆さん。これからも益々の活躍を期待しております!

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