2017年4月 新卒入社
ベストパートナー事業部 コンサルタント
大西 Ohnishi
大手内定を辞退し、新卒2期目のベンチャー企業へ入社を決めた理由。
ーー17卒入社ということで、当時の就職活動について教えてください。
旅行、観光系を中心に就活をしていました。単純に旅行が好き、それだけでしたね。大学3年時の11月にインターンなど参加し、星野リゾート社で内定をいただいていました。当時3年時の2月に内定だったので結構早い方だったのかなと思います。
4年生になり時間ができたころに、一度立ち止まって自分の人生をもう一度振り返り、やりたいことの棚卸をしたんです。その時に、自分の中に大きくインパクトの残っていたことには先生や学校教育の影響が大きかった、そう思ったんです。今の自分があるのは周りのおかげ、次は自分がそちら側で学生や子供たちの人生の基盤を作るお手伝いをしたい。そう思いました。そこから就活を再開し、教育関係を受けることにしたのが4年時の夏ごろでした。
とはいえ就活も終盤だったので、業界など広げて見ていた中で、エージェントさんからブライエッジを紹介してもらいました。それが最初の出会いのきっかけでした。
ーー大手からも内定があった中、なぜブライエッジを選んだのですか。
一番は代表の諸田です。
当時エージェントさんに紹介されたときは、教育業界でもないし正直そこまでピンと来ていなかったのですが、就活終盤ということもありそんなに選択肢もなかったので、とりあえず会ってみるかというくらい軽い気持ちでした。
諸田に会って話をする中で、「学校現場の方は民間を知らずに先生になられているが、学生の大半は民間に就職するだろう。そう考えると、まずは自分がビジネスの現場を知ることで、学生や周りに伝えられることの深みが変わってくるんじゃないか。それができるのが人材業界だ」と伝えてもらったんですね。そんなことを言ってくれたのは新鮮で。直感的にこの人と働きたいなと思いました。
ーー今年で新卒入社5年目となりますが(※インタビュー当時)、自分の中で成長や変化を感じることを教えてください。
人材業って結構‟人間臭い仕事”だなと思っています。だからこそ、意義を見出しやすい。仕事のやりがいをとても感じるので、業界への印象がポジティブに変わりました。
またここ最近、候補者様からご友人など周りの方を紹介していただいたり、数年越しに再度転職支援をリピート依頼していただけることが増えたと思います。若手の自分でも、第一線で活躍している方や役員として活躍しているような方をお相手とさせていただいているのは、ブライエッジの今の規模感だからこそですし、ありがたい環境だなと思っています。
仕組みのないベンチャーでもがいた時期。頑張るモチベーションとは。
ーー入社して最初の1~2年、働いてみてどうでしたか?一番辛かったことがあれば教えてください。
もっと早い段階で、RAとCAを両面で進めたかったなと、振り返って思いますね。
まだ仕組みの整っていない当時のブライエッジでは、いつだれが、どのようなレベルになったら、どんな業務へ進むのか、といったことまで詳細に決まっているわけではなかったため、当時私がCA業務をやり始めたのは2年目終盤くらいからでした。それまでは2年間ずっとRA業務がメインで。特に1年目は新規企業開拓中心だったのですが、企業の人事さんは何を求めているのか、企業との商談でどういうヒアリングをしたら候補者様にどういう情報を伝えられるのか、それが当時は分からず、とても苦しかったんです。
ただ、2年目でCA業務もやり始めると全体像が分かるようになりました。企業の開拓から紹介、選考の流れが理解できると、その苦しみもなくなっていきましたね。ようやくすっと入ってきた感じでした。当時やみくもに開拓していましたが、要点が抑えられるようになったと思います。
現在は早期にRAとCA両方を学べる教育体制になっているので、それはそれで業務量も学ぶことも多く大変だとは思いますが、早期に全体を見渡せる状態になれることは必要だなと思います。
ーー逆に、一番達成感があったことは何でしたか。
お客様から直接感謝の言葉をいただいた時です。企業様からも候補者様からも、ありがたいことにどちらからも言っていただくことがありまして。企業様からは「~~様に入社頂いて今とても活躍しています!」と言っていただいたり、コロナ以前は候補者の方と飲みに行くこともあったので「人生変わりました!」「楽しく働いています!」といったお話を聞くと、本当に「やってよかったな」と感じます。この仕事の醍醐味でしょうね。
ーー大変なことが多かったと思いますが、それでも仕事に食らいつき続けるモチベーションの源泉は何でしょうか。
2つあるかなと思います。1つ目はお客様に価値貢献ができるというこの仕事の醍醐味です。売上になるのもそうですし、人材業って単発というよりは続いていくイメージなんです。例えば今ご紹介して決まらなかったとしても、数年後にまたお声がけいただいたり、ご友人の転職手伝ってほしいと言っていただいたり。人とのつながりが続いていくのは自分の中でモチベーションになっています。
2つ目は、入社時から目的はあまり変わっておらず、人材業界でのこの仕事を通じて得た学びを教育分野に展開していきたいという目標があることです。働く目的とやっている仕事が一貫しているので頑張れているんだと思います。
「若手」から「中堅社員」へ。次の目標と今後のキャリアとは。
ーー次の1年、頑張っていきたいと思うことを教えてください。
会社から求められていることとしては、安定した売上を上げられるようになること、そして社内をけん引していくことかなと思っています。これから社員やチームが増員するにあたり、ミドル層が育つ必要があると感じているので、その層を担えるようにということは求められていると思っているので、そこに答えられるように成長していきたいです。
今ブライエッジでは両面型のコンサルタントとして業務をかなり広くやらせてもらっていますが(※インタビュー当時)、今後も両面のやり方は続けていきたいですね。忙しいけど楽しいですし、自分の中でもやりがいになっています。
ーー会社に対して課題に感じることはありますか。またそれを今後どう解決していきたいと思いますか。
今後の為に改善していきたいなと思うことは2つあります。
1つ目は業務の仕組み化です。ESやCPなど試行錯誤しているからこそ、逆に今いろんなツールや手段が増えてしまっていたり、チームごとに違ってしまっていたりともったいないと思うこともあります。作り変えている段階なのでもちろん仕方のないことなのですが、早く整備していくことがお客様のためにもつながりますし、チャンスロスをなくすことにもなると思うので。
2つ目ですが、自分は一人暮らしですし年齢も若いので、どんどん経験を積んでいきたいと思っていますが、ご結婚されている方やいろんな境遇の方も今後増えてくると思います。そういう方たちにとってはちょっと大変な時があると思うので、一人ひとりの業務量もコントロールできるようにしていきたいですし、その結果としてブライエッジで長く働ける環境にしていきたいです。
そのためにも、1つ目の業務の仕組み化や整備を進めていくことで、売上の安定化につながり、実現に近づくんじゃないかなと思います。
ーーこれからどんな方にブライエッジに来て欲しいですか。
まずブライエッジの魅力は一緒に働く人です。一緒に働いていて気持ちいい人が多いなと感じています。まだまだ組織は発展途上中ですが、仕事の価値観が合う人が多いなと思いますね。お客さんを主語にして話をしてくれたりと、大事にしている価値観が似ているからでしょうか。「お客様の為になっていないな」と思うことが少ないです。
なので、お客さんに寄り添った提案がしたい、伴走したい、といった方は合うと思います。社内は“ユーザーファースト”な方が多いので、「相手の為にはならないけど、数字の為には売らなきゃな」という方はうちにはいないですし、合わないかなと思います。ホスピタリティ精神が高い方に来ていただけると嬉しいですね。
(※本記事は2021年11月のインタビュー時点の内容です)