2022年12月29日・30日にて行われたコミックマーケット101(以下、コミケ)へ、初出展となったバーチャルエンターテイメントが運営する『ぶいすぽっ!』、SuperYellowが運営する『RIOT MUSIC』のイベント担当・グッズ担当へ話を聞いた。
▼コミケ出展の目的はこちら
ぶいすぽっ! イベント担当 宮坂(以下、(イ)宮坂さん) グッズ担当 野呂(以下、(グ)野呂さん)
所属ポジションと担当業務領域を教えてください!
ぶいすぽっ! イベント担当 宮坂
(イ)宮坂さん:イベント事業部に所属し、イベントプロデューサーとして、イベント企画、制作統括、メイン進行、ディレクション業務を行っています。
コミケでは運営統括、メイン施工、プロモーション施策全体、スタッフ人員配置、コミケ参加者の導線誘導に携わっていました。
ぶいすぽっ! グッズ担当 野呂
(グ)野呂さん:MD事業部に所属し、グッズの企画・制作進行管理・入出庫管理・在庫管理など、ECサイトの運用・管理・商品ページの作成などに従事しています。
コミケではグッズの企画・制作、販促施策の企画・制作、事後EC販売における商品ページの作成・受注管理、館内広告やアドトラックなどのデザインディレクションを行いました。
コミケで大変だったことはありましたか?
(イ)宮坂さん:大きく3点あるのですが、
1つ目は全体の施工面。
2つ目は連携している業者様との連携部分。
3つ目はぶいすぽっ!のコミケ初出展というプレッシャーです。
特にプレッシャーという点では、「ぶいすぽっ!」がコミケという伝統的なカルチャーイベントの中で受け入れられるだろうか?という不安が大きかったです。
(グ)野呂さん:そもそもどういったグッズを出すのか、という販売グッズの企画出しが大変でしたね。宮坂も述べていますが、「ぶいすぽっ!」として初のコミケ出展ということもあり、どれくらい売れるのか予想が難しく、製造数量・持ち込み数量を決めるのが難しかったですね。
また、短期間で幅広い業務の同時進行も行っていました。
イラストを複数のイラストレーター様にお願いしつつ、イラストのテイストや頭身合わせなどのディレクションを行っていたため、管理が複雑でした。
多くの障壁があった中での出展だったと感じましたが、コミケの中でやりがいを感じたことはありますか?
(イ)宮坂さん:月並みですが、やはりコミケ参加者が喜んでくれてる様子を見れたことですね。
今回『 #ぶいすぽ冬コミ2022』 というハッシュタグを起用させて頂いたんですが、SNSで検索すると、ぶいすぽっ!に対するコミケ参加者からの嬉しい感想がたいへん多かったです。
グッズと一緒にブースの写真をアップしていただいているのを見ると、本当にやりがいを感じます。施工やブースに対して感想を頂くとやっぱりイベント担当としては嬉しいですね。
また、今回のブース施工にあたり、初稿案からかなりの回数の修正を入れさせていただきました。そういった背景を重ねて今回のブースを形作れたので、ご協力いただいた皆様には本当に感謝しています。
(グ)野呂さん:グッズを喜んでいただけた時はもちろんですが、イラストやデザインなどを担当した制作物が形となったのを見た際、やりきったという達成感を感じたことですね。
コミケが終了した今となっては、安心感と達成感が混ざった複雑な感情になっています(笑)。
RIOT MUSIC イベント担当 長友(以下、(イ)長友さん) グッズ担当 牧島(以下、(グ)牧島さん)
所属ポジションと担当業務領域、コミケでの役割を教えてください!
RIOT MUSIC イベント担当 長友
(イ)長友さん:ライブ・エンタテインメント部にてイベントディレクターに従事し、ライブ・イベントの制作、運営に携わっています。
コミケではブース責任者、全体進行管理、予算管理などを担っておりました。
(グ)牧島さん:ビジネスデザイン本部 ・プロダクトプランニング部に所属し、メイン業務として MD、サブ業務としてイベント会場での設営や運営、販売。EC運営などグッズ販売に関すること全般を担当しています。
コミケでは会場でのブース運営やグッズの企画・製造・販売などのグッズ周り全般を担当していました。
コミケで大変だったことはありましたか?
(イ)長友さん:各レーベル、アーティストとの連携や、チケット収入がない中での売上作りですね。特にコミケには初出展だったということもあり、社内との連携や全体のプランニングは大変でした。
コミケへの出展はプロモーションを主目的の一つとしていましたが、イベントに出展するからには売上を出さなければなりません。他イベントとは違ったアプローチを取らなければいけないことも苦戦したことのひとつですね。
一方で「コミケ参加者にRIOT MUSICを認知いただく」という観点では概ね成功したかな、と思っています。
(グ)牧島さん:12月下旬はコミケの他にもイベントやライブ等が重なり、スケジュール調整が難しかったことですね。年末ということもあり、秋葉原でのMeteopolisのイベント、原宿でのポップアップストア、品川での凪原涼菜ライブなど、複数のイベントを開催させていただきました。
その中でグッズの発注や販売準備、各イベントの準備や、会場でのお客様対応等も自身で行っていたため、ほとんど休む暇がありませんでした(笑)。
お二人とも各種調整の難易度が高い中でのチャレンジだったかと思いますが、コミケの中でやりがいを感じたことはありますか?
(イ)長友さん:「年末に良い思い出ができた」というファンの方の感想を見れたことです。現地でも、SNS上でもファンの方が喜んでくださっている様子を見れたことが一番のやりがいですね!
(グ)牧島さん:どのグッズでもそうですが、今回はリミックスCDや画集など、RIOT MUSICとして初挑戦のグッズが多かったため、サンプルが届いた際にはこれまで以上にテンションが上がりました!
また、コミケ参加者がグッズを購入される様子や、ブースで行ったライブや生配信などのコンテンツを楽しんでいる様子を間近で見れたこともやりがいを感じましたね。
特に既存のファンの方だけではなく、新規のコミケ参加者も数多く見受けられた点もコミケならではだと感じました。
まとめ
今回はコミケの舞台裏と題して、バーチャルエンターテイメントが運営する『ぶいすぽっ!』、SuperYellowが運営する『RIOT MUSIC』のコミケ初出展に携わった4名にお話を聞きました。
既存のファンの方に喜んでいただきたい、まだ「ぶいすぽっ!」「RIOT MUSIC」を知らない方にも知ってほしい、という想いが、コミケ参加者の方へ伝わったことと思います。
年末、コミケという大舞台、初出展と、大変な部分も多くあったと思いますが、担当者のやりがいに繋がったイベントとなったことを強く感じることができました。
当社グループに興味を持ってくださっている皆様にも、各メンバーの業務に対する取り組みや、込められた想いの一端を掴んでいただけますと幸いです。
▼Brave groupの挑戦と求める人物像はこちら
▼募集中のポジションはこちら