こんにちは。
コーポレートの座間です。
さて今回は弊社の施工管理部隊である
フィールドマネジメント事業部のお仕事に密着してきました!
こちら本日の現場の最寄駅近く。
桜並木が続いていて、お花見をしている方達もちらほらいました。
ちなみに本日は退去立会ということで、お引越しされる方のお部屋のチェックをしに行きます。
こちら弊社フィールドマネジメント事業部の若きエース梅林です。(通称:梅ちゃん、うめ、ばやし)
飲食業界から未経験でこの世界に飛び込んできましたが、今では現場の仕事がとても板についています。
立会前に管理会社の担当さんから電話がかかってきて、今工事中の物件の進捗などを話していました。
その後も多方面から何度も電話がかかってきていたので、そのあたりは営業マン的な大変さが伺えました。
さあ立会開始!
入居者さんに挨拶をしてお部屋にお邪魔します。
契約書類を見ながら入居年数等を確認して、お部屋のチェックを始めます。
入居者さんご自身で認識している傷や汚れなどもヒアリングしながら、
各部屋の壁紙やドア、設備等に故意過失の部分がないかどうか見ていきます。
電気やエアコンがちゃんとつくかどうかも要チェック。
この時マストアイテムなのがマスキングテープです!
過失箇所に関わらず、原状回復工事で修繕しないといけない個所にペタペタと貼っていきます。
あと、激落〇くん的なメラミンスポンジですね。
(私の撮影角度が悪すぎて手元が映ってなくて申し訳ないんですけど…)
これで軽くこすって落ちるような汚れは過失にはならないそうです。
※タバコのヤニ汚れとかはNGですよ。
清算書を作成
一通りチェックし終わったら清算書を作成します。
クロスなどは、入居年数によって負担率が変わるので張替える㎡数あたりの負担金額を算出します。
契約によって敷金があったりなかったり、先にクリーニング費用を貰っていたりと様々なので
最終的なご負担額を提示し、了承いただけたらサインをしてもらいます。
やはりここでも紙ですね。
弊社でも一部タブレットの導入が進んでいるんですが、
現場によってはまだまだ紙に手書きじゃないと対応できないんだそう。デジタル化の壁は高い。
ここまで来たら退去立会は終了です。入居者様にはご退出頂きます。
引っ越しをしたことがある方ならここまでは経験したこともあるでしょう。
さて、この後現場では何が行われているのでしょうか?
入居者さんが帰った後、担当者はここで何をしているのでしょう…?
はい、ここからは現調に入ります!
現調(げんちょう)って業界用語かと思いますが、現地調査・現場調査ということですね。
この部屋を再度貸し出すために必要な工事項目を改めて調査していきます。
お部屋を再チェック
入居者さんがいたときにも見た箇所ももう一度丁寧にチェックしつつ、
修繕箇所にまたマスキングテープをペタペタと貼っていきます。
クロスを張り替える時は、どこからどこまでかがわかるようにマークをします。
余談ですが、クロスを採寸する時のスケール捌きが職人感あって個人的にめちゃくちゃ興奮しました。笑
私もやってみたくて全部終わった後に教えてもらったけど、ぎこちなさ過ぎて撃沈。
こういう所は経験値がモノを語りますね。家で練習します。(え?
いや本当に、皆さんに見て欲しいです。ササっと採寸する姿はめっちゃカッコいいですよ!
工事前写真の撮影
各箇所の写真を撮影していきます。
水栓やエアコン、給湯器などの設備の品番も大事なのでしっかり撮影します。
管理会社さんによってはエアコンの中も撮影しないといけないらしいです。
電気や戸締りのチェック
現調時に開けた窓などのカギが開きっぱなしになっていないか、
収納ないの照明が付きっぱなしになっていないか等のチェックをします。
時期や管理会社さんによってはブレーカー落としてOK、NGなどもあるそうで
うっかり間違えると翌日再訪とかするそうで…大変ですね。
鍵の確認
部屋を出る際に預かったカギでしっかり開閉が出来るかどうかチェックします。
オートロック付きの物件などはオートロックの開錠が出来るかも見ておかないと
あとで入室できない!!というトラブルになりかねません。
確認出来たら終了です!
はい、お疲れ様でした!
無事に1件目が完了したので、次の物件へ行きましょう!
弊社のメンバーは1日平均2,3件の物件の退去立会及び現調を実施しています。
*同行した感想*
退去立会は不思議な間取りに出会えたり、物凄く古い設備や最新の設備様々なものに出会える、
いわばたくさんの物件の内見をしているような、とても面白い業務でした。
中には色んな意味でヘビーな物件もありますけどね。笑
今回私が同行したところで言うと、ウォークインクローゼットの奥に謎の収納スペースがある物件とか…笑
また移動が多く、現場での作業もそれなりにあるので結構体力を使うお仕事だなあと感じました。
1日に何件も回っているフィールドメンバーのタフさにただただ感心するばかりです。
ご興味のある方はぜひ私と一緒に現場に行ってみませんか?