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事業家として足りうる人材を育成したいー2024年9月に入社された新部長の思いとはー

BitStarの社員に今までの経歴や現在のお仕事を掘り下げて聞く【Starインタビュー】今回は、今年の9月に入社されたマーケティングソリューション本部で代理店ソリューション2部の部長として活躍している植木さんにインタビューをしました!

ー 最初にこれまでの経歴を教えて下さい。
2001年に大学卒業後、株式会社博報堂に新卒で入社。初任配属は人事で、新卒採用担当からキャリアがスタートしました。その後、営業に異動し、いわゆる戦略・クリエイティブ制作領域の営業として、大手飲料メーカーの商品マーケティング戦略・クリエイティブ戦略・マス/デジタルクリエティブ制作業務などを経て、大手自動車メーカーを担当。クライアント企業の大規模なコーポレートリブランディングの戦略・実行を統括。5年がかりのプロジェクトを成功させ、営業部長として部のマネジメントを経験しました。
そして、2019年にスタートアップ事業グロースのリブ・コンサルティングに転職しました。ここではほぼゼロからの学び直しのことも多く苦労も伴いましたが、コンサルティング実践を通じて、事業グロースノウハウの習得とその実践で、成果を創出。さまざまなクライアントの新規事業プロジェクトに携わらせていただきました。
2020年、世界中がコロナ禍に見舞われる中、必要な人に、必要な情報を送り届けるというミッションの重要さに共感し、スマートニュースに参画。広告事業の営業統括ディレクターとして複数の部署をマネジメント。4年間、デジタルメディアの広告事業グロースを支えました。統合マーケティング戦略・ブランディング戦略・事業グロースの掛け算でキャリアを積んでいます。

ー 植木さんにとって、BitStarで働く魅力は何ですか?
現場と経営陣の距離が近く、スタートアップらしいスピード感で仕事を推進できることが一番の魅力です。自分の持ち得るケイパビリティから、仮説を導き、その仮説の実行にあたって、経営陣が惜しみなく力を貸してくれます。その環境下で、私も含めて現場社員一人ひとりが仮説の実現にむけてスピード感をもって邁進できるという、一体感のある環境が魅力です。仮説があれば、あとはその実現にむけて裁量を持って進められる、これは大企業にはなかなかないスタートアップならではの良さです。ただスタートアップといってもこの規模にまでなるとなかなかこの環境が実現できていない会社もあるとおもいますので、その意味でもBitStarはとても魅力的だと思っています。

ー 植木さんがBitStarに入社を決めたきっかけは何でしたか?
渡邉さん、玉置さんとの出会いがきっかけです。
二人と会話を重ねていく中で、自分自身の「WillとCan」とBitStarの成長の未来が一致し、イメージができたことが一番の決め手です。
私がこれまでの経験と知見、人脈もふくめて、貢献できるポイント=Canに基づいて、BitStarの課題に対して、仮説をぶつけさせていただいた結果、リスペクトを持って一緒にやりましょうといっていただけました。またマーケティングの世界を俯瞰して見たときに、SNSマーケティング領域は今後も市場としても成長領域であり、私としてもまだまだ不勉強な点であるため、自分自身の成長にもつながるポイントとして、この領域に飛び込んで自らのモノにしたいというWillも満たされると思いました。
それらを踏まえて、BitStarの事業成長の未来を解像度高くイメージができ、それを仲間とともに創っていけると感じられたことが入社のきっかけとなりました。

ー 入社前と後で、仕事に対するイメージは変わりましたか?
社員ひとりひとりのエネルギーがものすごい熱量だということですかね。これはいい意味でイメージを上回りました。そして、その分このエネルギー(情熱)をより早く、より大きなインパクトに変えるにはどうすればいいか?ここが伸びしろになると思っています。
私が今できることは2つあると思っていて、メンバー、1人ひとりの強みを理解し、そこを最大限に活かすアサイメント・マネジメントを行うこと。もう1つは、成果を最大化するための、仕組みを浸透させることだと思っています。
アサイメントについては、できることをもっと伸ばす、ということが大切だと思っています。日々刻々と状況が変化する時代、スタートアップなので、できないことを克服している間に、状況が変わってしまって、そこが重要なポイントではなくなるかもしれません。それよりは、今できていることをもっと伸ばすにはどうすればいいか、もっと活かせるアサイメントはなにかを考えていきたいと思っています。

成果を最大化するための仕組みとしては、考えや狙いをはっきりさせてからアクションをする仕組みを浸透させていきたいと思っています。家を建てるとき、経験とカンで、行き当たりばったりでは建てられません。どんな家にするか、その家を建てるためには何が必要か?を事前に検討した設計図が必ずありますよね。それと同じで、営業活動の一つ一つもしっかりと設計してから取り組む。得たいゴールをイメージし、そのためにはどんな営業活動や提案が必要なのか。その設計ができているかどうかで、一つ一つの営業活動のクオリティが変わり、成果量がかわってきます。こうした一つ一つの仕組みをともに理解して、一緒に取り組んでいきたいと思っています。

ー 数多くの競合他社がいる中で、BitStarが他の会社と一線を画している強みは何だと考えていますか?
また、その強みを活かして、今後、MS本部ではどのような事業(分野)で成長していくと思いますか?
プロダクトソリューションを軸にした、多岐にわたる事業を持っている点が明らかに強みです。我々が向き合っている広告会社やクライアントは、KGIの達成に向けて、さまざまなマーケティング課題を持っています。我々が単純にインフルエンサー施策の会社として向き合っているとしたら、それは相手から見れば多くの手段の一つでしかない。
本当にクライアントのマーケティング課題を解決するには何がいいのか、その解決策をご提案する時に、事業として幅広く向き合えること、そして、課題解決の実行まで実施できることは、我々自身の価値であると感じます。SNSが時代の中心に来ている中で、我々自身のアセットをあらためて俯瞰してみることで、クライアント、広告代理店が抱えている課題に対しての本質的な解決策を提案できると思います。変化を恐れず、新たなソリューションも作りながら、SNSマーケティング領域のケイパビリティを拡大していくことがMS本部の成長領域になると思います。

ー 仕事をする上で大切にしている価値観は何ですか?その考えに至ったエピソードがあれば教えてください。
「リスペクト」ですね。何事も相手のことを理解することから始まるとおもっています。
大きな仕事になればなるほど、一人ではなにもできません。広告会社時代、営業一人では大きな提案・実施はなにもできず、常にチームに、仲間に、そして、協力会社の方々に支えていただいていたという思いがあります。その事に気づかず、傍若無人に振る舞っていたこともあったと思いますが、今となっては本当に大きな反省点でもあります。プロジェクトで、仕事や課題に一緒に向き合って力を合わせていく以上、一人ひとりの思いや背景、立場の違いを理解する。そのためには、相手へのリスペクトが必要です。まだまだ足りていない瞬間もあるかもしれませんが、相手の背景の理解に努め、その理解から生まれるリスペクトをもって、仕事をしていきたいと思います。

ー 今後、どのような人材を育成していきたいと考えていますか?
渡邉さんや玉置さんも話していますが、事業家として足りうる人材を育成したいと思っています。その事業家が持つべき思考力の一つとして、バックキャスト思考がもてるような人材を育成していきたいと思っています。日々の積み上げも大事ですが、より自分の成長スピードを意識すること。そのためには、明確に数年後の未来のあるべき姿をイメージし、そこにむけて、バックキャストで考える。この思考は、積み上げ型の思考と比較して、あきらかに課題の捉え方と、アクションスピードが変化すると思っています。
例えば、3年後のあるべき姿と、今を比較して、その差分を理解し、その差分をうめるための課題を捉える。そうすれば、2年後、1年後とバックキャストしたときに、1年後にはどんな状態になっていないといけないのか、そのためには半年後は?3ヶ月後は?1ヶ月後は?1週間後は?明日は?今日は、何ができる?となります。積み上げ型の思考だと、3年後のことは遠い未来のように感じますが、バックキャスト思考だと、3年後のために、実は、「今」できることが見つかるはずです。こうした思考を身につけることで、一人ひとりの成長角度を大きく上げていきたいと思います。

ー BitStarの変革を加速させるために、どのような取り組みを行っていますか?
戦略的に、短期的な取り組みと中期的な取り組みを両方推進しています。短期的な取組としては、日々の営業活動を自ら率先して実施しています。入社後、本格稼働して1ヶ月で営業商談数は、50件を超えています。営業日数でいうと、1日2.5件以上。チームの皆さんもついてくるのは大変だと思いますが、営業のクオリティをおろそかにすることなく、しっかりと量も追いかけていっています。
その結果、もちろん我々から提案できるチャンスが拡大していますし、クライアント、広告代理店が悩み・困っていることにいくつか共通点があることもわかってくるようになりました。こうした現場でのヒアリング内容が、中期的な取り組みにもフィードバックされていきます。
中期的取り組みとしては、データ領域での連携の模索です。クライアントの1stPartyDataや、広告会社の持つさまざまな広告関連データと我々の持ち得るSNSのデータの掛け算や、アセット・ソリューションの掛け算によって、あらたにドメインが広がったり、新ソリューションが生まれたりする可能性があると思っています。この取り組みには、MS本部だけでなく、Studio本部、クリエイター本部、ITソリューション本部と他本部を巻き込み、横断した動きをしています。
こうした中期的な仕掛けと、日々の営業活動での解像度が重なってくると、事業の加速度が一段飛躍すると思っています。そのためにも、短期・中期をわけるのではなく、同時に推進することを意識して取り組んでいます。

ー 今後のビジョンと展望を教えて下さい
私自身も一事業家となれるよう、日々努力していきたいと思っています。BitStarのミッションの実現のためには、自らがそうあるべきであり、そうなるために、今やれることをしっかりとやっていきたい。これまでの知見・経験をフル活用し、エネルギーあふれる社内の仲間、そして、社外の仲間とともに、新たな事業創出にチャレンジしていきたいと思っています。特に、上記で述べたような中期的な取り組み領域には、イノベーションのチャンスが沢山眠っていると思っているので、それぞれの持つアセットや強みを掛け算し、新しいサービスをプロデュースして、事業を生み出していきたいと思っています。

ー 最後にBitStarで働きたいと思っている方にメッセージをお願いします。
「悲観は気分、楽観は意思。」「たいへんはたのしい」。とあるクリエイティブディレクターの言葉です。日々仕事に没頭していると、苦しい、大変な困難にぶつかることがよくあります。そのときには、この言葉を思い出しています。私なりの解釈としては、変化やチャレンジは、「たいへん」だし、気分が落ちることもある。でも変化を恐れず、つねに挑戦から学び、その成果を自分の糧にして成長を楽しめることが一番ですし、それは自らの意思で生み出せると思っています。
挑戦に失敗はつきものですが、失敗から学べるかどうかが最も大事なポイントだと思っています。その学びを活かして、また挑戦する。学びがなければ同じ失敗をしてしまうかもしれません。うまくいかなかったことから学びを得られれば、それは挑戦した人にしか得られない成果だと思います。

挑戦することが、成功・失敗という結果をもたらしますが、いずれにせよ必ず成果を得られるわけですから、「意思」を持って、「たいへんだけれどもたのしい」挑戦をし続けていきたいとおもっていますので、どんなことでも、挑戦したいことがある、そういった強い意思のある方、一緒に仕事と成長を楽しみましょう!

インタビューありがとうございました!
植木さんのお人柄の良さや誠実さがすごく伝わってきました。

ここまでインタビュー記事を呼んでくださりありがとうございました。現在、植木さんが部長をしているマーケティングソリューション本部でも中途採用募集中です。
少しでも興味を持っていただけましたら、「話を聞きに行きたい」からお気軽にご連絡ください!


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