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「シゴトでココロオドルひとをふやす」― ウォンテッドリー地方創生部門責任者とXR企業ビーライズCEOによるスペシャル対談を行いました!

こんにちは、ビーライズの松岡です!

今回はなんと!このプラットフォームの運営会社であるウォンテッドリー株式会社の地方創生部門責任者 村岡さんと、弊社株式会社ビーライズの代表取締役CEO 波多間の対談を企画してみました!

おふたりがどのような道を歩まれてきたのか、また採用についてのそれぞれの意見、今後の展開など、沢山のことをお聞きしております!

就職活動中のみなさんへ、ヒントになれば幸いです!


┃歩んできた道: ウォンテッドリー 村岡, 株式会社ビーライズ 波多間

ビーライズ 松岡(以下、松岡): では改めて、お二人はこれまでどんなキャリアを歩んでこられたんでしょうか?

ウォンテッドリー村岡(以下、村岡):僕はコンサル系の会社から広島県庁に出向しました。

そこでベンチャー支援とか中小企業支援に関わらせてもらったのですが、広島県庁で出向して民間企業の人材採用支援を行っていくと、だんだんと意識が企業が抱えている人材にまつわる経営課題の解決に変わってきたんです。その企業にとって「いい人」が、ちゃんとその企業を見つけられて、的確にリーチして入社してもらう事を支援するって一番の経営課題解決だと思うんですよ。

「良い人材が入ることが一番会社の成長につながり、人材も生き生きと働けるな」って思っていて。

でもせっかくなら、広島県庁に出向して地方創生の人材マッチングの事業の仕事をしていたため、地方企業のために職業人生賭けてみたいなとも考えていたとき、元々連携していたウォンテッドリー株式会社で地方企業のために頑張りたいと思い転職しました。

松岡:コンサル系企業の時代から、人事とか採用のようなところに課題感をお持ちだったんですね。

村岡:そうですね。どこの企業も採用には困っていて「みんなが抱えている悩みを解決できる人材になりたいな」と自分自身は思っています。

松岡: それは心強いですね!とても素敵です。では続いて、弊社の波多間社長のキャリアについてお伺いしたいです。

ビーライズ 波多間CEO(以下、波多間):私はデザインを学んだあとに会社員として3DCGクリエイターをしていました。リアル、バーチャルに関わらず空間というものが好きで、仮想空間を好きに作れる3DCGは楽しかったですね。その当時は静止画や動画を作っている事で満足していたのですが、2010年頃から普及したスマートフォンが私の意識を変えました。スマホゲームを誰でも作れるゲームエンジンの登場や、スマホそのもののポテンシャルに衝撃を受けました。「これはなんか面白いことができるなぁ」って(笑)

村岡:そこから起業したんですか?

波多間:そうなんですよ(笑)

村岡:普通ならとんでもない勇気が要りそうですけどね(笑)
波多間:そうですよね。当時は起業家になろうとかそういう動機ではなく、ただ目の前の面白そうな流れにチャレンジしたいって思いました。もちろんご飯がちゃんと食べて行けるかとか、色々ものすごく悩みましたよ(笑)

村岡:すごい!その行動力もなかなかパッとできるものじゃないですよ。

波多間:人生って一回しかないじゃないですか。そして人間も多くの生物のうちの一つで、人生そのものに大した意味はなく、死ぬまでの暇つぶしな訳ですよ。どうせ意味ないなら自分が夢中になれる事を一生懸命やって、それを共有、共感できる仲間と過ごして、社会に少しでも貢献できて「いやぁ、俺の人生おもしろかったなー」って死にたい。それだけです(笑)


┃ウォンテッドリーが広島進出したきっかけ

松岡:さて、ではお2人のこれまでが聞けたところで、現在についてお伺いしていこうと思います。村岡さん、ウォンテッドリーが広島に進出をしたのはごく最近のことでしたが、今までは東京が拠点でしたよね。どうして広島で始めようと思ったんですか?

村岡:ウォンテッドリーでは「最短距離の最大社会的インパクト」という行動指針があります。現在は東京の市場が一番大きい。それは人材ビジネスにおいて当たり前だと思います。

しかし最短距離っていう観点でいうと、僕は東京よりも広島の方が実績を出しやすいと思っています。自治体・教育機関・金融機関も非常に応援してくれていて、広島の実績が東京に横展開できていたりします。また、地方の学生たちからしたら、東京にいる学生たちよりも就活において一次情報を得られることが少なかったり、企業に訪問できる回数も限られてしまったりしてしまうと思います。もちろん自力で探すことは大前提ですが、それでもやはり首都圏と地方では差があります。でもそもそも、地方の会社には本当に魅力がないのか?というとそんなことはなく、絶対にあるんですよね!だから広島に進出しようと決めました。広島はマーケティングのテスト地に選ばれるほど「日本の平均」って呼ばれていますからね。広島で成功するなら全国でも成功するだろうという、いわゆるベンチマークですね。


┃「採用」の課題と変化

村岡:地元愛があると言いましたが、例えば広島の高校生/大学生に「ビーライズを知っていますか?」って聞いても、知らない子が多いですよね。こんなにも面白い会社があるというのに!(笑)
知らないのに「広島にはおもしろい会社がない」と言って多くの学生が県外に出ていきますよね。わざわざ800キロ以上離れた東京で就職先を一生懸命探すよりも、地元で「これは!」とおもう企業を見つけることができて、就職することができれば転出超過数も少なくなるじゃないですか。

それこそ、世の中にインパクトを与える人になる最短距離でもあります!Wantedlyを使ってそういったマッチングができれば最高なんですけども(笑)

波多間:しかし今も昔も大手企業の方に人が流れてしまう理由はなんでしょうね。

村岡: どうしても大手リクルートサイトだと、広告費用をかけている企業や元々知名度のある企業が強いですよね。

そうすると、名前が知られているところに求職者も集まってきてしまうじゃないですか。だから地方の中小企業は学生を採用することに苦労している現状があります。

波多間:そこでちゃんと良いマッチングになっていればいいのですが、実際どうなのでしょう?私は自分の直感に従って採用判断ができますが、大手企業は多くの学生を見極めるのも大変ですよね。どうやって限られた時間で合否を決めているのでしょうか。

村岡:募集が毎年多く集まる大企業の場合は、どうしても組織的に「学歴の高い学生を何人採用した」とか、そういうKPIになってしまいがちです。私たちは想いで繋ぐ採用=共感採用でマッチングされた学生が最も活躍していると思うのですが、そういったKPIがある状態だとなかなか活躍できる人材と出会うという意味での面接は難しいじゃないですか。

波多間:難しいですよね(笑)一時間くらい話しただけじゃ分からないし、履歴書だけではもっと分からない。

村岡:そうですよね。おっしゃる通りです。だからこそ大きな組織ほど今言ったような構造になりがちです。そして学生も知っている企業名が多くある東京に行ってしまうと思います。

松岡: なるほど、でそのソリューションとして、Wantedly があると!

村岡: そういうことです!(笑)


┃Wantedlyのこれから

松岡:これまで沢山お話しをお伺いしているのですが、ここからは未来についてお話を伺おうと思います。村岡さんにとってのWantedlyや、波多間社長にとってのビーライズおよびXRのこれからについて、それぞれ今後はどのような展望があるのでしょうか?

村岡:まずウォンテッドリーは、「はたらくすべての人のインフラになる」という目標があります。

先ほども、採用に関わる課題について述べましたが、その文脈において、Wantedlyは強い自己紹介ツールになるはずです。履歴書って見てもその人のこと分からないじゃないですか?

波多間:正直、履歴書だけではこの人が良いかどうかなんて判断できないですね。

村岡: そうですね。その点Wantedlyでは、まず自分が発信することが前提で、SNSのようなアピールがしやすいので、読み手もこの人がどういう人なりなのかが分かりやすい。会社の一つのプロジェクトにジョインしていくような、所属よりも参画という、そんな働き方が増えていくように目指していきたいです。

松岡: なるほど!確かに就職活動という型にはまるあまり、自分を表現できなくなってしまうよりかは、「自分」を全力アピールできて、マッチングする企業のプロジェクトに参加するというスタイルであれば、内定後の不和も起こりにくそうですね!

村岡:そうですね。それともう一つ、「究極の適材適所により、シゴトでココロオドルひとをふやす」というのがあります。

私が前職でいくつかの企業を回っている時に感じたこととして、一番引っかかっていたことが、シゴトでココロオドっていない人って意外に多いんですよ。社長の顔を伺っていて、上司の感情とか忖度で動いているんだろうなーと思う社員の方も多く見ました。そんな状態の会社とビーライズさん、どっちで働くかだったら僕はビーライズさんで働いた方が幸せになれる可能性が高いと思っています。シゴトを楽しんでいない人たちがシゴトを楽しんでもらえる環境に行ってほしい。


┃ビーライズの未来感

松岡:波多間社長はいかがですか?

波多間:そうですね。仕事と人材の文脈でいうと、「マトリックス」という映画知ってますか?

村岡:僕3部作見てますよ。キアヌ・リーヴス主演の映画ですよね。

波多間:あの映画では例えばヘリコプターを操縦しようとすると、一瞬で操縦方法をネットから脳に直接インストールして、経験していないのに操縦できるようになっていましたよね。そんなSFを妄想で終わらせるのではなくて、今こそXRでその未来を実現させなきゃいけないと感じています。あらゆる事がデジタルで効率化されていきますが、人の仕事を覚えるというフローも変わっていくはずです。自分の成長を感じると楽しいですよね?昔は地味で辛かった仕事でも、自分が日々アップデートされていく感覚で仕事ができるようになったら楽しいはずです。私たちはXRで、「シゴトでココロオドルひとをふやす」、デジタル革命を起こしたいと思っています。それができて初めて人の働き方が“最適化”されると言えると思います。

村岡:めっちゃいい話ですね(笑)

松岡: 今の話を聞いてココロオドりました!(笑)


┃ビーライズが求める人材像

村岡:採用でいうと、ビーライズさんではどんな人材を探されていますか?

波多間:まず先ほどお話したようなビジョンへ共感してくれる人ですね。そしてドンドン面白いことをしたいっていう人を探しています。この業界に興味があって、かつ自分のやりたいことと合致しているなら、積極的に応募して欲しいです。


┃「自分らしい一歩」を踏み出したい学生にメッセージ

松岡: 実は今回のインタビューに際しておふたりにお伺いしたい質問をもらっております。私の後輩のお悩みです。両親がとても心配性で、自分の進路について両親の意向に強く引っ張ろうとしてきます。「こっちの方が安泰だから」といったような理由で。彼女は自分で決めたいのですが、指針が見当たらず困っています。」とのことでした。

おふたりとも、どのようにお答えしますか?

村岡:私が関わった人のなかで「親の期待値を満たそうとして1社目を選択したけどやっぱり本当に自分がやりたい仕事がしたい」というのが転職の動機だった人が少なくないです。「親が喜ぶから」で決めた就職先は、結局自分を曲げられなくて転職する方もおられます。

波多間:なるほど、人の目を気にしていい事なんて一つも無いですからね。そして未来の事を考えすぎても動けなくなってしまいます。そういうときこそ、えいや!で一歩踏みだせるかが重要ですよね。

村岡:私は「親の期待は呪いのように子供を苦しめるケースがある」って言っています(笑)その呪いは自分で解くことがベースになると考えていてそれが本当の「親離れ」だと思っています!

波多間:まぁ親も子の事を思ってこそだというのは理解できますが、人生は自分のもので一度キリです。人の思いに縛られている場合じゃないですね(笑)

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今回の記事はいかがでしたか?

ウォンテッドリーの村岡さんが今回の対談を快く受けてくださり、このような企画が実現しました。今回の企画に際して、村岡さんはもちろんのこと、ご協力いただいたウォンテッドリーの皆様には改めて感謝申し上げます。

私たちビーライズは、今後のXR市場の成長とともに事業規模も大きく展開していきます。そしてそれに伴い、現在Wantedlyにて一緒に働く仲間を募集しております。

もし今回の記事を通して、私たちの事業や取り組みに興味をお持ちいただけましたら、「話を聞きに行きたい」ボタンからお気軽にお問い合わせください!

みなさまとお会いできることを心から楽しみにしております!


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