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デザイン

量から質のデザインへ。LIGのリブランディングのデザインを担当したB&Hの若手デザイナー長尾佳歩

B&Hは株式会社LIGのブランドパートナーとして、同社のCI刷新やコーポレートサイト、ブログ等のリブランディングを担当し、2022年6月、これからのLIGを表現する姿が完成しました。「グローバルリソースを活用したDX支援を行う企業」という新たなビジネスドメインを踏まえたブランド設計に始まり、LIG社の人格や主義、美意識を融合させた独自性の高いデザインを追求。制作の中核を担っていたのは、B&H入社2年目で期待の若手デザイナー長尾佳歩さん。業界でも特に有名な企業であるがゆえのやりがいとプレッシャーがあったそうです。今回は、そんな彼女自身のキャリア観や、B&Hでの取り組みを紐解きながら、同プロ...

本質的なクリエイティブは、ブランドの主義設計から

BEES&HONEYでストラテジックプランナー・ディレクター・プロジェクトマネージャー努める金山さんは、29歳にして数々の企業のコーポレートブランディングの主義設計に携わる。本質的なブランド設計とは何なのか。また、それをクリエイティブとして表現するには何が必要か。今回、その根本にあるフィロソフィーを深掘りながら、金山さんの仕事の流儀について伺いました。幅広くアーツを見渡し、美意識を磨く─ BEES & HONEYのクリエイティブには強い美意識を感じます。そこで金山さんご自身が大切にする美意識について教えてください。美意識とは即席では生みだせず、日々の思考や選択の積み重ねがあってこそ築かれ...

ブランディングで“ゼロ”を描くことの意味

「永遠に残るものをつくりたいから、僕たちはゼロを描いているのかもしれない」——Bees & Honey(以下、B&H)独自のブランディングプロセスである「イデオロギー策定」についてB&Hの代表に水を向けると、そんな言葉が返ってきました。ゼロと永遠。一見矛盾するかのような2つの概念が同居するのは、なぜなのでしょうか。B&Hが「イデオロギー」をもとにブランド構築をする狙いを、紐解いていきたいと思います。TEXT BY HARUKA YANAGISAWAPHOTO BY RYOSUKE TOMITAProfile今村玄紀Brand Architecture / Business Designe...