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こんにちは!
株式会社ベイクルーズ採用担当の菅(スガ)です。
今日はストーリー初投稿ということで、人財統括・採用責任者の大塚さんにインタビューしてきました。
ベイクルーズ歴も長く、採用の立場で会社を俯瞰的にも見ている大塚さん。
私も「なるほど!」という会社の魅力を聞く事ができました。
大塚 久嗣(おおつか ひさし):2001年ベイクルーズ入社。ジャーナル スタンダード販売員から店長まで10年ほど経験し、本社のジャーナル スタンダード事業部でセールスコーディネーター(接客教育担当)を務め、人財統括へ異動。研修担当などを経て、現在は採用チームのセクションマネージャー。Heart Warmingなその人柄と笑顔がみんなの癒し。頼れるリーダーです!
ー今日は改めてましてですが、大塚さんの事色々教えていただきます!(いつも会ってるけど)。大塚さんのベイクルーズ入社のきっかけを教えてください。ジャーナル スタンダードが好きだったんですか??
大塚:そうです。すごく買っている、というわけではなかったんですが、行くたびに「このお店めっちゃ良い店だな」とか、「働いている人たちがめっちゃ良い人だな」とか漠然と思っていて。それで働いてみたい!と応募したのがきっかけです。
ー元々アパレル出身だったんですか?
大塚:全然!実家が理容店を経営していて、理容師をやってたんです。
ーえー!全然知らなかった。。。てことは国家資格もお持ちなんですね!
大塚:そうなんですよ。で、大学卒業の時に改めて自分のやりたい事を考えたときに、ファッション業界に入りたい!というよりも、ジャーナル スタンダードで働きたい。と思ったんです。
ー国家資格を持っているのに、大きなキャリアチェンジですよね。どんなところが、そこまで大塚さんを惹きつけたんですか!??
大塚:もちろんブランドのかっこよさもあるんですが、「そこで働く人」にとても惹かれましたね。接客のスタンスとか、お話していてすごく「良いな」と思う方がいたり、みんなが「ファッションや仕事を楽しんでる感じ」がとても伝わって。その当時は「おしゃれにこだわり楽しもう、仕事もついでに楽しもう」という行動指針は全く知らなかったんですが、後々それを知って、まさにそれが自分が入社したきっかけだったんです。
ーブランドに所属している時ってなかなか「ベイクルーズ」という会社自体を意識する事ってなかったと思うんですが、いつ自分が「ベイクルーズ」の一員だ、と意識するようになりました?
大塚:接客に特化したお仕事で本社の事業部で働くようになって、「接客・サービス」という好きや得意を会社が認めてくれて、全社的なイベント(接客ロールプレイングコンテストなど)にブランドを超えて呼んでもらうようになって、少しづつ他のブランド(事業部)に触れて、それぞれ風土が違うじゃないですか?(笑)その時に「ベイクルーズ」を意識するようになりましたね。
ー先ほど大塚さんも仰ってましたが、ベイクルーズって全業態合わせると70以上のブランドがあって、ブランドごとや事業部ごとに色や風土が全く違うじゃないですか?元々ジャーナル スタンダードという単一ブランドだけを見てきて、いざ「ベイクルーズ」を見たときに、ナニコレ!?みたいのありましたか?(笑)
大塚:めちゃめちゃありましたよ(笑)ベイクルーズと一言に言っても、中には様々な個性があって、自分が所属していたカンパニー(J.S.WORKS)は、「コレ」と決めたら突っ走る推進力があって、、例えば他のカンパニーでは「ブランド」の哲学を大事にして、それを個人が考え抜いて動く。みたいなそれぞれの良さがあったり、クセもあったり(笑)(詳細は控えます。。。)
おしゃれにこだわり楽しもう。ついでに仕事も楽しもう。
ーそういった経験を経て、今採用マネージャーをされていると思うのですが、私が感じる範囲でもそれだけ違うカルチャーやバックグラウンドを持った(混沌とした)会社ってめずらしいな、と感じることもあるんですが、それひっくるめて、「ベイクルーズの魅力!」とか「ここすごいよ!」を是非アピールしてください(笑)(むちゃぶり)
大塚:改めて考えると。。。うちって、アパレル業界的な「制服として自社の服を着る」みたいな感覚が薄いですよね?個々の本当に好きなもの、興味、こだわり、そこを大事にしているので。その自由度をすごく感じるし、しかもそれをちゃんと商売に変換していて、それってすごい事だなと。それをやりきるパワーと推進力があるんですよね。下手すると、ただそれぞれが「好き」ってだけで終わりそうなところをちゃんとビジネスに変換していて、お客様の価値にすることってすごいバイタリティ必要だし、パワーも必要なんですけど、「好き」とか「興味」の気持ちでみんなやりきるんですよね。もちろん役割が色々あって、戦略的に進める人がいたり、面白い事をひたすら考え付く人がいたり、そうやって今のベイクルーズがあると思うし、すごくいいところだな、って感じてます。
ー私も、こんなにたくさんブランドがあるのに、似ないのってすごくない??っていつも思ってて。(手前みそ)他社の事を言うのはあれですが、「ここの会社ってこういったテイストだよね」っていうのがあるのが多いと思うんですよ。うちはそれぞれがこんなに違うか!って思ってます(笑)
大塚:あるていど軸はあるんですが、軸の数が多いんでしょうね。自由度がある根底には「JOY FOR CREATION!JOY FOR CHALLENGE!」(行動指針)があるんだと思います。みんなが常にイキイキと楽しく働いているわけでは決してないと思うんですが(笑)辛い事もあるし(笑)でも、「JOY FOR!」の精神が根底に流れているのをすごく感じますね。
「内弁慶」だけどやる事は大胆に、クリエイティブに。
ー先ほど仰っていたように、仕事してたら大変な事も失敗もあると思うんですが、大塚さんのエピソードが聞きたいです!
大塚:さきほども話ましたが、ファッションを通して自己表現することはとても良い事なんですが、ビジネスとしてやってる方はめっちゃ大変(笑)形にする大変さがありますよね。
人事でいうと、毎年新卒入社式ってあるじゃないですか?あれ、本当に大変で。。。(苦笑)世の中的には毎年の恒例行事で同じフォーマットで、っていうのが多いと思うんですが、もちろんベイクルーズではそれは絶対に許されなくて(笑)まず、上席から「今年はどういう個性が揃っているのか?」や、「ここに辿り着くまでのみんなの想いは?」とか、問われたりしますね。そのうえで、今年はどうやってそのパートナーたちを迎えるのか?ということをクリエイションしなくちゃいけなくて。同じことは許されないんですよ。
ーそれ、あらゆるイベントがすべてそうですよね(笑)同じフォーマットでやっているの見たことないです(笑)
大塚:僕らは人事なので、商品を作っているわけではないですが、そういった意味ではCREATIONを求められます。妥協は許されません(笑)でも、終わった時には、自分たちも納得だし、満足度も高いんです。
形にすることの苦しみ、産みの苦しみ、みたいのはありますね。
ー常に変化していたい、みたいなカルチャーがあるんですかね?
変化というよりは、状況が刻々と変わっていく中でベストな事は何なのか、やる意味はどうなのか、そいうったことを毎回ゼロから考えているんです。
―ファッションのお仕事って言語化しづらいところがありますよね?でも人事ってそこを明文化する事を求められると思うのですが、どう伝えていますか?
他社との違いについては突き詰めて考える事が多いですね。
20年やってきて、肌では感じる事はあるのですが、言語化となると難しいですよね。
その際には自分基準だけでなく、色々な視点で見た良いところも悪いところも理解したうえで考えるようにしてます。
「内弁慶」という言葉をよく使うのですが、本当は自分たちがすごく良い事をやっていても全然外に知られていない事も多くて、そいういった事を意識して伝えるようにしてますね。
各々の個性が原動力
ー5000人を超える社員がいて、それぞれの意義を持ってお仕事しているとは思うのですが、あえて言うとしたら「ベイクルーズで働く魅力」ってなんですか??
「個性」をめちゃくちゃ大事にしてくれる環境です。個々人の「好き」とか「バックグラウンド」とかを認めて大事にしてくれます。それを活かすことで色々な可能性が出せているのかなと。
「年功序列」の感覚全く無いですよね?「出る杭大歓迎!!」で、各々の個性を出してもらうのを期待しているし、「保守的」や「バランスの良さ」は求められてないです。
「私はこれが好き!」と言える人に惹かれますね。
各々の「好き」とか「興味」が十人十色ある中でそういった個性を大事にしてそれを形にしたい、という姿勢、歓迎する姿勢があります。そこがベイクルーズが成長してきた原動力でもあるのかなと。
やっててそこが一番楽しいですよ!
ー「すべてにおいて、人ありき。」(経営理念)この言葉が私大好きなんです!実感する場面ありますか?
そうなんですね!この言葉は本当にたくさんの場面で出てくる事が多い言葉です。
人によってとらえ方が変わってきそうなんですが、採用のシーンだと、外の人がどう感じるかを聞くと、けっこう「人にやさしい」みたいな捉え方をされる事が多いんです。
そんな時には「何をするにも人が中心である」という考え方で、決して人に甘くやさしい、みたいな意味ではない、という話をします。
我々はファッションや飲食やインテリアのカテゴリーでライフスタイルが豊かになる「価値」を提供していて、それができるのは「人」だと思っているんです。
ーファッション業界が置かれている環境ってここ10年くらいでも激変していて、環境変化が激しいと思うんですよね。コロナもそういったきっかけだったと思いますし。
その中であえて「こんな方に入社いただきたい」というのはありますでしょうか?
細かく言えば職種ごとに異なる部分もあるのですが、「何かしたい」とか「成長したい」「自分の好きを表現したい」など、実現したいパワーを持った人に魅力を感じます。
ベイクルーズって元々そのパワーを原動力に成長してきた企業なんですよね。
その思いを実現できる環境(制度など)は会社として全力で提供していく、と考えています。
ー実際ご入社いただいた後って「育成」のフェーズに入ると思うのですが、「ベイクルーズ流の育成」って何かあるんですか?
実はあるんですよ(笑)
たぶんこの規模の会社にしては最もマニュアル的なものが無い会社のひとつだと思っています。特に接客において。会社によっては「どこに行っても同じサービスが受けれる」という事を目指している事も多いと思うのですが、我々はブランドによって、来るお客様によって、環境によって、その時々に応じてベストな対応を思考していく事が大事だと思っているんです。
例えば集合型の研修でも、基礎的な部分はおさえつつ、各々の文化ややり方を大事にして現場で裁量していく事を目指してます。
現場の管理者も型にはめる事はやらず、個性を伸ばす方向で育成していると思います。
未来の社長を採用したい
ー人事として、未来の話聞かせてください!
個人的には「未来の社長を採用したい」と思ってます!!
今のベイクルーズという企業には良いところも悪いところも含めてすごく個性があって、そこが魅力なんですが、この良さをもっと知って欲しいし、自分たちの力でもっと良い会社にしていきたいので、そこに向けてジョインしてもらえる人材を採用していきたいです。さらには、会社の可能性を広げられるような人との出会いを自分たちで作っていきたいので、まあ、悪戦苦闘中ですが(笑)
ー2028年8月期に売上高3000億を目指していますよね!
5000人の規模の会社でそれだけの売り上げを目指しているけれど、まだまだ大企業ではないという意識でいます。
それこそ、自分が入社した頃って、全く安定していない荒波に飛び込んで入社したのですが、今もそういった意味では変わってなくて。
ー荒波なんですね(笑)
今の売り上げで全く満足していないですし、ある意味整っていないところもまだまだあります。
ただ、やりたい事がちゃんとやれる環境はあって、尖った人でも歓迎され、そういう信念を持った人はちゃんと評価されるので、是非チャレンジ精神のある方に入社して欲しいですね!!
ー今日はありがとうございました!!!
ことば全てにベイクルーズ愛と深い理解を感じました。
ファッションは素敵な部分が見えがちですが、中で働く人たちの強いこだわりと信念、そして泥臭さがあってこそ新しい価値を提案できるんですね!