アクシスは今、まさに事業・組織ともに成長の真っ只中にあります。

新たな仲間が加わり、チームの多様な価値観や背景が混ざり合う中で、事業拡大に向けた組織体制の見直しなど、新しいチャレンジが続いています。

しかし、規模が拡大するにつれて、創業期にあった「代表とメンバーの距離感」が少しずつ変化していくのは、成長途上のベンチャー企業にとって避けられない側面かもしれません。

代表の末永は、この変化を「当たり前」にしたくありませんでした。なぜなら、アクシスが何よりも大切にしてきたのは、「単なる仲良し組織」ではなく、「一人ひとりの挑戦を本気で後押しし、その可能性を最大限に引き出す」 という文化だからです。

「人に向き合う」ことは、成長を加速させるための原点

末永は、自身が新卒で入社したリクルートという会社で「向き合い文化」が組織を強くしていると体感してきました。 その経験から、アクシスでもこの文化を深く浸透させたいと考えています。

アクシスが考える「向き合い文化」とは、「本人の執着や欲望、ありたい姿」を言語化をサポートし、その実現に向かうために「相手の課題に対し、感じた点をお互いに指摘し合い、妥当性があれば改善に向かわせる文化」であり、「その人の可能性に期待し、成長を本気で後押しする姿勢」 を意味します。

この「向き合うこと」が、ヒトではなくコトに向かうことであり、互いの成長を加速させる原点だと信じています。

組織が大きくなっても、メンバー一人ひとりの小さな変化や、秘めた想いを見逃さず、次のステップを共に描いていきたい。 

そう考えた代表・末永が、自ら動き出したのがこの1on1の取り組みでした。

本音で語り合うことで、次の一歩が見えてくる

この1on1には、あらかじめ決まったアジェンダも評価軸もありません。

だからこそ、メンバーが「今、何に迷っているのか」「どんな壁にぶつかっているのか」「この先どこに進みたいのか」といったことを、フラットに話し合う場になりました。

キャリアや価値観、普段は話しにくい悩みや葛藤も共有され、お互いに理解し合い歩んでいくための信頼関係を築く時間となったと感じています。

「何を話すのが正解か」ではなく、「今の自分が何を感じているのか」を言葉にする。
そんな時間は、メンバーにとっても貴重な自己対話の機会になったようです。

メンバーの声：「自分に本気で向き合ってくれる時間だった」

実際に1on1に参加したメンバーからの、リアルな声をご紹介します。

Aさん（中途入社4年目・コーポレート担当）

「漠然としたキャリアの不安を抱えていましたが、自分が大事にしたい価値観や、今後どんな役割を担っていきたいのかを改めて言語化できました。 それによって、目の前の業務だけでなく、自分の未来に向かって具体的に前に進むための大切な時間になりました。」

Bさん（中途入社3年目・マーケティング担当）

「これまでの会社では、代表とこうして1対1でじっくり話す機会はほとんどありませんでした。入社してからも、今も、代表との距離が非常に近いと感じています。1メンバーが代表とこうやって1時間も話ができるなんて、本当に貴重な経験だと思います。」

Cさん（新卒入社1年目・カスタマーサクセス担当）

「自身の特性を様々な角度から捉え、差分を埋めていく考え方を教えていただいたことで、認知していた特性をより深く理解することができました。また、”CSとしての価値”と”特性”の被る部分の中でネクストアクションを考えていくことで、本来私が目指したかった目標がブレることなく、定められそうだと考えています。ネクストアクションの設定や上流目標の解像度は、月次および週次MTGで上長と深めていく合意が取れているため、引き続き考えながら最適な行動を選択していきます。」

創業以来変わらない「人と向き合う文化」

今回の1on1は、仕組みとして制度化されたものではありませんが、

 ・一人ひとりの可能性を信じ、本気で向き合うこと
・その人ならではの強みや価値観を深く理解し、最大限に活かすこと
・組織の成長だけでなく、個人の自己実現を全力で後押しすること

これらは創業当初から大切にしてきた価値観です。

制度に頼るのではなく、こうした価値観が自然とにじみ出てくることが、アクシスの強みなのかもしれません。

組織の成長と共に、変わらぬ大切な姿勢を

組織の成長は企業にとって不可欠ですが、どれだけ大きくなっても、アクシスは「一人ひとりと丁寧に向き合う姿勢」を大切にしています。

今回の代表との1on1は、そんな想いを改めて形にした取り組みとなりました。

私たちはアクシスを、「社員一人ひとりが自己成長を実感し、挑戦し続けられる場」にするとともに、社員同士が挑戦を支え合い、成長を後押ししながら共に未来をつくっていく仲間と歩んでいきたいと考えています。

▼アクシスでは現在、一緒に働く仲間を募集しています！

取材・執筆：大山幸恵