前回はコンセプトについて考えてみました。
2回目の今回は「ビジョン」について考えてみようと思います。
ミッションとビジョンの違い
そもそもですが、横文字で混同されやすいためビジョンとミッションに触れてみます。
ミッションとは、社会に果たすべき役割、使命や存在意義と訳されています。その組織がどんな社会を実現するのかを表したものになります。
ビジョンとは、将来像、実現を目指す将来のありたい姿。方向性ですね。 組織としてこうありたいと思う姿などを示します。
本来は、バリューという行動指針もあるのですがここではそれは置いといて。
ビジョンという方向性を進んでいくと、ミッションが達成されるという流れになります。
では、オンラインサロンに置き換えた場合、作ろうとするオンラインサロンの方向性や、何を実現したいのかを考えていきましょう。
あなたが作ろうとするオンラインサロンはどのようなものでしょう。
学習がメインであったり、会員同士の情報交換がメインなのかもしれません。どんなサロンであれ、そのサロンを運営していくとメンバーがどのような状態になるとハッピーなのでしょう。
例えば、ダイエット目的のサロンなら、ダイエット成功・目標体重達かもしれません。
起業塾なら刺激やヒントを得て、メンバーさんが起業することかもしれません。
交流メインなら、趣味のトピックについて情報交換が盛んで、会員同士が仲良く自発的に楽しそうなイベントを随時開催している状態なのかも。
オンラインサロンによって、目指す姿はそれぞれ違ったものになります。同じ英語の学習でもTOEICの高得点を取ることがメンバーのハッピーになる場合もあるし、海外旅行で困らないくらいのちょっとした日常会話or通じればだいたいでもOKというハッピーもあるでしょう。
参加するメンバーさんはそれぞれ動機はいろいろあるでしょうが、このサロンを通してもたらされるであろうハッピーを考えてそこをビジョンに据えることにしました。
一度決めたら、変えない!!ではなくやってみて気付きがありこういうのもありだよね、ニーズはこっちだったよね、な軌道修正をもしかしてするかもしれませんが、初めの段階である程度決めておくと集客の際やコンテンツを考える際にぶれなくていいかもしれません。
では次回はペルソナについて触れてみましょう!