入社2年目にして、プラットフォーム事業部のマーケティング担当マネージャーという要職に就くHさん。新卒で入社してからわずか1年でチームを率いる立場になった彼が今最前線で取り組んでいるのは、今年リリースされたばかりの「TikTok Shop」の運用です。前例のないマーケットで日々挑戦を続けるHさんの仕事への熱意と、若くしてマネージャーとして活躍する秘訣に迫りました。
ー主な業務内容を教えてください。
TikTok Shopアカウントの運営業務です。具体的には日々の自社ショップの数値確認、在庫の維持、そして商品選定などの業務です。これと並行して、ショート動画を用いた自社の商品露出プロジェクトも推進中です。このプロジェクトではTikTokの表示アルゴリズムを解明するためのテストを重ねながら、効果的なショート動画の作成に取り組んでおり、まさにマーケティング業務がメインとなっています。
ー「ライブ配信ならではの難しさ」や「マーケティング視点で工夫している点」はありますか?
ライブ配信という販売方法は日本ではまだ新しいので、「正解」がどこにも転がっていないことが最も難しい点です。他社も含め、皆が手探りで模索している状態だと思います。中国では巨大なライブコマース市場がありますが、日本はまだ未成熟です。だからこそ、正解を自分たちで見つけ出していくしかないと考えています。
また、ライブ配信は「生もの」なので、どうしても計画通りにいかなかったり、想定と違うことがリアルタイムで起こってしまいます。通常のEコマースと異なり、日々のデータを基にした分析が難しいという点も、難しさの一つです。
ー2年目でマネージャーとして活躍できている理由・強みは何だと思いますか?
入社2年目の4月というタイミングでマネージャーに就任しました。マネージャーというポジションを任命いただいたのは、やはり仕事に対する積極性や、誰にも負けない成長意欲があったからだと思います。これからも、常に前のめりな姿勢で仕事に取り組んでいきたいと思っています。
ー大変だった出来事を教えてください。
社会人経験が短い中で、とにかくがむしゃらにやってきました。特にマネージャーとしてチームを引っ張る立場になった際、自分のスキルを高めなければというプレッシャーを強く感じていました。
当初は自分だけのタスク管理に留まらず、メンバーを巻き込んだタスク管理が必要になったことに慣れず、自分でタスクを抱え込みすぎることがありました。メンバーへの適切なタスクの振り分けや、相手への説明、指示出しにも難しさを感じ、プロジェクトの進捗を遅らせてしまったこともあります。
しかし現在はしっかりとメンバーにタスクを振り分けられるようになり、以前よりも各施策をスムーズに進められるようになりました。
ー上司・先輩から影響を受けた言葉やスタンスはありますか?
新卒9年目で現在執行役員部長を務めているMさんが、今年の3月頃、私たち新卒の代向けに研修をしてくださった時の話が心に残っています。Mさんは、ご自身の新卒1年目や2年目の頃はたくさん苦労や困難があったが、「成長意欲だけは持ち続けた」と話してくださいました。
そのマインドが今のMさんのご活躍に繋がっていると強く実感し、自分もそのスタンスで仕事に臨みたいと強く思いました。今現在、つらいことや大変なことはありますが、社会人として成長意欲を見失わずに頑張ろうという気持ちで取り組んでいます。
ー今後の目指すキャリアを教えてください。
引き続きマーケターとして、自分のスキルを徹底的に高めていきたいと考えています。そして5年以内には役職を上げ、事業全体を見渡せる立場になり、チームや周りのメンバーを力強く引っ張っていけるようなリーダーになりたいです。