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入荷・検品・梱包・出荷!ダイレクト事業に不可欠な“ロジスティクスセンター”のお仕事って?

こんにちは!auコマース&ライフ採用広報担当です。今回は、お客さまがご注文された商品を遅滞なく速やかにお届けするために欠かせない、物流センターの様子をレポートします!

4つの物流拠点と“ロジスティクス”の役割

物流センターの中を覗く前に、それぞれの物流拠点とロジスティクス部に所属するメンバーの担う役割についてご説明します!現在auコマース&ライフでは次の4つの物流拠点を持ち、運営・管理を行っています。

  • 茜浜ロジスティクスセンター(通称:茜浜LC)
    東日本のメイン拠点として、家電・食品・コスメ・生活雑貨・日用品・アパレル・高度管理医療機器など幅広い商材を扱う。
  • 尼崎ロジスティクスセンター
    西日本のメイン拠点として、賞味期限品を除く家電・コスメ・生活雑貨・日用品・アパレルを扱う。
  • 茜浜SOSiLAロジスティクスセンター(通称:SOSiLA)
    茜浜LCと同じ敷地に所在し、飲料(水・清涼飲料水・ワイン・日本酒・焼酎・シャンパンなど)を中心に重量物を多く扱う。
  • 東習志野ロジスティクスセンター
    医薬品専門の拠点。ドラッグストアの実店舗を併設しており、指定医薬品も扱う。

この中でロジスティクス部のメンバーは、

  • 商品の買い付けを行うMDや発注管理や調達/物流/ 販売の一連のプロセスの最適化を担うSCM(サプライチェーンマネジメント)との調整
  • 基幹システム等に関わる開発側との調整
  • 商品パッケージや販促物の組み立て、封入作業などのアッセンブリ対応
  • CS/クレーム対応、ならびに改善活動
  • その他イレギュラー対応

を行っています。
また倉庫内の業務を3PL(サードパーティー・ロジスティクス)と呼ばれる委託先に依頼しており、その調整や作業計画の策定なども行います。

いざ、茜浜LC&SOSiLAへ突撃!

 今回は茜浜LC及び同じ敷地内に構えるSOSiLAへお邪魔しました!JR京葉線 新習志野駅からシャトルバスで8分ほどの場所に位置します。センターの中の様子はロジスティクス部物流運用グループ所属の末永さんにご案内いただきました。

ー本日はよろしくお願いします!まず簡単にこの茜浜倉庫をご紹介いただけますか?
末永:
 現在茜浜LCでは小〜中型商品が約36万ピース、SOSiLAでは飲料などの重量物をメインに約10万ピースの在庫を保管しています。延床面積は合わせて5,330坪、サッカーコート2.5面分になる広さの中、ロジスティクス部のメンバー○名と委託先のワーカーさん50名ほどで日々商品の入荷・検品・梱包・発送業務を行っています。

ー高いところまで商品がびっしり!どうやって管理しているのですか?

末永:
 毎日入荷される商品は全て検品後、スキャナーを使って基幹システム上へのデータ登録を行い、「ロケーション」と呼ばれる棚番号=住所に振り分けられています。世界共通の商品識別番号であるJANコードではどのメーカーのどの商品かは読み取れても、食品やコンタクトレンズなどの賞味/使用期限が判別できないので、期限がある商品は期限ごとにロケーションによって区別されています。このデータ管理とロケーション管理が倉庫の中では何よりも重要!注文された商品のピックアップや在庫状況もこのデータ登録とロケーションによって管理されていて、データを見たSCMのメンバーによって追加発注や仕入れ抑制の調整が行われたり、特に人気商品はシステム上で自動発注ができるようにもなっています。ちなみに出荷場に近い商品棚がここでは一等地。人気商材が並ぶ激戦区になっています。

ー出荷作業はどのようにされているのでしょうか?

 注文を受けたら発注用紙をもとにまとめて約60件分の注文商品をピッキング、個別の納品書をもとにカゴに分けていく作業を行います。商品のバーコードをかざすと該当のカゴのランプとブザーがなり、素早く振り分けられるようになっているんですね。(写真では伝わらないですが、実際には目が追いつかないほどの速さで商品が振り分けられていました!)その後は手作業で梱包へ。梱包時には再度バーコードを通して梱包漏れや間違いがないか、念入りにチェックを行っています。

 この茜浜倉庫では1日に1〜2万件の出荷対応が可能になっています。毎月3・13・23日の「三太郎の日」やシーズナルのセールなど売り上げの山によっては、倉庫ワーカーさんを増員していただいたり稼働調整を行うことも。大型商品や大量の仕入れなどによっても倉庫の動きは大きく変わってくるので、MDや販促チームとの連携は密にとっています。定期的に本社メンバーも視察に訪れ、商品の管理状況や倉庫の使用率などを確認しています。

ーこの日は倉庫内で倉庫ワーカーさんに向けて、ファミリーセールが開催されていましたね。新たな取り組みだと思いますが、きっかけはあったんですか?

 入荷した商品の中には半年、1年と不稼働在庫として残り続ける商品がありますが、これらは1〜1. 5年経つと商品自体は劣化していなくても、モノとしての価値が下がってきます。ただ価値が0になるだけならまだしもその商品の分、倉庫の場所を使うので溜まり続けると他の在庫を圧迫しますし、処分費用も掛かるなど、この不稼働在庫をどう動かすかは、MDやSCMメンバーと共に長年頭を抱えてきたところでした。そこでMDメンバーが心を込めて仕入れてきた商品を少しでも必要とする人に届けることはできないか、少しでも売り上げに繋げることはできないかということで日頃お世話になっている倉庫ワーカーさん向けにファミリーセールを開催することとなりました。

 結果は予想以上で、目標以上の売り上げを達成することができました。ゆくゆくはau PAY マーケットのお客さま、ファンの方に向けて大きな会場で開催できることを目指して、アップデートしていきたいと考えています。

ー今後への期待についてお伺いできますか。

 一人ひとりのお客さま、一件一件のご注文に向き合い、サービス品質向上を突き詰める姿勢が会社全体を通じて見受けられ、ロジスティクスを始めSCMやCSの意義を認めてもらえているところにやりがいを感じています。今後もお客さまに寄り添った新たな発送方法の導入や、取扱商品の拡大、現場業務フローの効率化などに取り組んでいきたいです。直近では茜浜倉庫へのメール便を導入するプロジェクトや、新基幹システムの改善業務などに力を入れたいですね。今後も現場の声を届け、様々な部署と協力しながら乗り越えていきたいと思います。

 みなさん、いかがでしたでしょうか?ダイレクト事業(自社販売事業)を支える“ロジスティクス”のお仕事がイメージできたでしょうか?au PAY マーケット ダイレクトストアでご注文の際には、ふと思い出していただけると嬉しいです。それではまたお会いしましょう!

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