アッツワークス株式会社の井上です。
今回のテーマは、「採用現場から」です。
世の中は、右と左、上と下、前と後など、対立概念に溢れていますが、採用現場も同じですよね。
採用する方と、採用される方、です。
「対立」について、ちょっと調べてみたのですが、対立は、動物の根源にあるのですね。というのも、細胞は、皮と中身に分かれてますよね。その皮を境目にして、ウチとソト、という概念を作るんです。その細胞がたくさん集まってできているのが人間なので、対立するのは仕方がない。
なので、だからこそ、小学校の道徳の時間に、「相手を思いやりましょう」的なことを習うのですね。
意識しないと、相手を思いやれない、という意味です。
それと同じように、就活で成功したい場合には、その会社や採用担当者の立場になって考えてみる、という活動が必要です。実際、難しいですが、努力すればできるようになります。
なぜ、採用活動をしているのか、どんな人材を欲しいと思っているのか、この質問の意図は何なのか。。。
そして、その会社はどこに行こうとしているのか、ミッションは何なのか、ビジョンは何なのか、バリューは何なのか。。。こうしたことをちゃんと調べて面接に臨むことができれば、勝率は8割を超えます。なぜなら、そこまで調べる人は2割しかいないからです。新聞で見た話、友達に聞いた話、ネットでさらっと調べた話、が根拠になってるんですね。
でも、実際に必要なのは、自分で見て、聞いて、そして考えた、いわゆる「一次情報」です。
最近ではキュレーションサイトも下火になってきましたが、その本質は、一次情報ではないからなんですね。人から聞いた話や人が書いている話をまとめても、役立つ情報にはならない、ということをみな、知っているからです。
ではどうすればいいか。
それは、まずは、自分からアクションをして、採用担当者の話を聞きに行く、です。
ネットの会社評価のサイトをいくら見ていても知り得ない、貴重な情報を得られます。あの人はこう思った、この人はこう感じた、という評価をいくら見ていても、あなたの評価とは違うかもしれない。人、それぞれパラダイムが違うからです。
当社では、人事部長がブログを運営しているのですが、これまでで最もアクセス数が多い記事がこれ。
「人事部が教える、面接で合格するためのたった1つの方法とは。」
気になりますよね。たった1つ?本当に??的な。
OB訪問の方法、エントリーシートの書き方、面接の答え方、など、テクニック的なネタは無限にありますが、本質は、これです。悲しいですが、きっと、期待はずれだと思います。
「面接を通過するためには、面接に対するテクニックではなくて、就職するにあたって自分自身を棚卸して、なぜ、働くのか、なぜ、IT業界なのか、なぜ、当社なのか、をきちんと説明できるようになっていることが大切なのです。」
いかがでしょう。
意味わかんねーな、とか、なんだよ、とか、いろいろな感想があるかと思います。
でも、1,000人にひとりは、そうだよね、って思っていただけるんですね。
ぜひぜひ、そうだよね、と思っていただいたあなた。当社に遊びに来てくださいね。
では、また、書きます。