愛知県の大村知事と会談しました。
具体的には、2026年愛知県のアジアパラ競技大会(日本で開催は35年ぶり)に向けて、日本語・英語人材が足らない。
よって、韓国🇰🇷人材を呼びたいが
韓国と日本政府は政府間協定が無い。
そこで、
愛知県主導で、愛知県に呼ぶための飛行機に対する助成と、特定技能試験を特別にセントレアで実施したい。
愛知県の企業に貢献し、
愛知県が今後実施する国際事業や、
名古屋城再建に伴う観光客の増加に対応できる人材を取り込める。
こう提案しました。
知事からは即日快諾いただき、
まずは10社受け入れ対象企業を選定すること
そして、
愛知県でも人材に困った企業を紹介すると、
愛知県労働局の方に繋いでいただきました。
社会課題を解決するのは、
名の知れた大企業でも、
既存制度の中で安全に動く巨大組織でもない。
ましてや、前例をなぞるだけの団体でもない。
それを動かしてきたのは、これまでも Skywork だ。
歴史を振り返れば、同じ役割を果たした存在がある。
たとえば 伊藤忠商事(創業期)。
日中間の綿花・繊維取引である。
当時、日中間には安定した通商制度はなく、
政治関係も不安定だった。
しかし、日本の繊維産業は綿花がなければ止まる。
伊藤忠は政府間協定を待たず、
現地商人・地方政府・港湾を個別につなぎ、
取引慣行と物流ルートを民間主導で先に構築した。
あるいは 出光興産。
イラン石油輸入(1953年)の事例だ。
英国主導の石油制裁下にあり、
日本政府は動くことができなかった。
しかし日本は極度の石油不足に陥り、
このままでは国の再興すらままならない状況だった。
出光は国家判断を待たず、
「必要だからやる」という判断で船を出し、
中東から洋上で独自に石油を買い上げた。
その結果、世論が動き、政府が後追いで正当化した。
そして今、同じ構図が
人材という分野で起きている。
国と国の間に協定がないなら、
「ない」という現実を前提に、別の解を設計する。
制度が想定していないなら、
制度そのものを現場から書き換える。
誰も手を挙げないなら、
一社で手を挙げる。
一つの発想と提案が、
国家と国家の“隙間”をつなぎ、
県を動かし、空港を動かし、試験制度を動かし、
そして、人の流れそのものを変えていく。
Skyworkは、人材会社ではない。
採用支援会社でも、単なる登録支援機関でもない。
Skyworkがやってきたのは、
「人材版・現代型総合商社」という役割だ。
ただし、資本力ではなく、
制度読解力 × 現場実装力でやっている点が決定的に違う。
愛知の企業のために。
日本の未来のために。
そして、日本がこれから直面する
国際人材課題の「解」を、
誰よりも早く、確実に形にする。
世界は、
大きな声では変わらない。
数の論理でも変わらない。
変えてきたのは、いつも
「一人の発想と決断」だ。