こんにちは、アットイン採用担当です!
アットインで外国人ライフサポート部門(CBRJ部)の課長補佐として活躍する、山本 香さんへのインタビュー後編です。
前編では、ニュージーランドやアメリカでの留学経験、空港ラウンジや大手メーカーでのキャリア、そしてアットインとの出会いから、住まい探しや手続きまでをまるごと支えるCBRJ(Cross Border Relocations Japan)の仕事内容について語っていただきました。
後編でお届けするのは、国ごとの「当たり前」に向き合う現場のリアルと、チームで成果を出すまでの変化です。
床暖房付きの物件探しや役所での長い待ち時間などのエピソードから、課長補佐として気づいたチームの力、社員の人生に寄り添うアットインのカルチャー、そして「海外進出」という次の目標まで伺いました。
▶まだ前編を読んでいない方は、ぜひこちらからご覧ください!
【社員インタビュー】「はじめての日本」に、いちばん近くで。語学力とホスピタリティで外国籍の方の暮らしを支える<前編> | 株式会社アットイン
プロフィール
山本 香(やまもと かおり)
羽田空港の航空会社ラウンジでの接客、大手グループ企業での貿易事務、大手電機メーカーでの外国籍社員の受け入れサポートなど、語学力と「人のサポート」を軸に多様なキャリアを経験。「自分の将来像まで親身に考えてくれる温かい社風」に惹かれ、アットインに入社。入社後はCBRJ部にて、法人様へのソリューション提案や、外国籍のお客様の住まい手配・各種行政手続き同行などの現場サポート全般を担当。現在は課長補佐として、チームプレーへの移行やナレッジ共有の仕組み化を推進しながら、難易度の高い案件にも対応している。今後は海外進出を目標に掲げている。
違いに戸惑う時間を、信頼に変えていく。国ごとの「当たり前」に向き合い続けて
――文化や生活習慣の違いから、壁にぶつかった経験を教えてください。
国ごとの「当たり前」の違いを実感したお部屋探しでの経験です。
数ある仕事の中でも、お部屋探しは難しさを感じる場面が多くあります。海外のお部屋は広いことが多いので、その感覚で来日されると、東京の物件は狭いうえに家賃も高いと感じられてしまいます。外国籍の方の入居を受け入れているオーナー様や管理会社様も限られており、ご希望に合う物件がなかなか見つからないことも。
なかでも印象に残っているのは、韓国籍のお客様のお部屋探しを担当したときのこと。「床暖房は絶対に譲れません」というご希望をいただきました。韓国では床暖房付きの住まいが当たり前だそうですが、東京の賃貸物件で床暖房があるのはごく一部。しかも、それまで担当したことのない高価格帯のお客様でした。
正直なところ驚きましたし、条件に合う物件を見つけるのは本当に大変でしたね。
――その状況から、どのようにご希望を叶えていったのですか?
お客様のこだわりをなんとか叶えたいと考え、新たに管理会社様を開拓するところから動きました。
特定の仲介会社様でなければご紹介できない物件も多く、一から物件を探していく経験は、私にとって新しい学びになりました。ご協力をいただきながら契約にたどり着けたときは、ほっとしたのを覚えています。
最初から最後まで私一人で担当していたこともあり、お客様に深く信頼していただけたように思います。私が韓国旅行の予定を話したときには、おすすめのお店をたくさん教えてくださって。プライベートでもほんの少しお付き合いさせていただくようになりました。
――手続きなどで戸惑うお客様には、どのように寄り添っているのですか?
戸惑いや疲れをまず受け止めたうえで、会話を通じて少しでも気持ちを軽くしていただくことです。
たとえば住民登録は、海外ならオンラインで数分あれば終わることも多い手続きです。それが日本の窓口では、紙の書類に記入して数時間待つことも珍しくありません。多言語に対応していない窓口もまだ多く、外国籍の方にとって暮らしにくい場面はたくさんあると感じます。
「先進国なのに、どうしてこんなに紙と時間がかかるの?」と驚き、疲れてしまうお客様もいらっしゃいますが、そんなときこそ私たちの出番です。
長い待ち時間には「実は日本にはこんな文化があって」とおしゃべりをしながら、少しでも楽しいひとときに変えられるよう心がけています。こうしてお話ししていると、日本の不便なところだけでなく、日本の良さにも改めて気づかされます。
不便さに戸惑う時間を、日本の暮らしを好きになるきっかけに変えられたら、これほどうれしいことはありません。
一人で抱えない勇気。頼り合うことで見えてきた、チームという強み
――入社してから、仕事への向き合い方で最も変わったと感じるのはどんなところですか?
チームのことを考えながら仕事をするようになったことです。
入社した当初は一人で黙々と仕事を進めるタイプでしたが、課長補佐という役職をいただいてからは、責任感がまったく違いますね。
誰かに言われたわけではありませんが、自分の仕事だけでなく、チーム全体をどう動かしていくかを自然と考えるようになりました。
――チームを意識するようになって、どのような気づきがありましたか?
一人で抱え込むより、仲間を頼ったほうが、ずっといい仕事ができるということです。
外国籍の方との調整や外出をともなう対応など、チームには安心して任せられるメンバーがそろっています。それまでは人にお願いするのがとても苦手だったのですが、信頼して頼ってみると、むしろそのほうが仕事全体がスムーズに進むんですよね。
きっかけは、売上をつくる仕事に十分な時間を割けていないと感じたことでした。そこで自分の業務を棚卸しして、周りのメンバーにお願いできる仕事を、少しずつ引き継いでいったのです。
現在は新しい企業様とのご縁づくりに時間を使えるようになり、チームの連携をどう整えるかを考えるのも、私の役割のひとつになっています。
離れていても、ひとつのチームとして。声をかけ合いながら、同じ目標へ
――チームを意識するようになった今、やりがいを感じるのはどんな瞬間ですか?
お客様からお礼の言葉をいただけたときや、チーム全体で目標を達成できたときです。
目標は売上や案件数で、これまでは一人ひとりが個別に動いていました。現在は東京と名古屋の拠点を問わず連携し、今いるメンバーで力を合わせて仕事を進めています。
一人で抱えていた仕事を少しずつ分かち合えるようになり、個人ではなくチームの達成として目標を考えられるようになってきました。
――東京と名古屋の拠点の間では、普段どのようにコミュニケーションをとっているのですか?
定例のミーティングに加えて、日々こまめに声をかけ合っています。
話題にするのは、細かなアレンジの進め方や、やりにくさを感じているところ、どうすれば連携しやすくなるかなどです。案件ごとに起きたことを個人のナレッジにとどめず、チームで共有する仕組みもつくっているので、少しずつチーム全体のスキルアップにもつながってきたと感じています。
チームはとても和気あいあいとしていて、コミュニケーションがとりやすい雰囲気です。
私自身、人の話をきちんと聞くことを意識しています。これまで自分がそうしてもらってきたように、相談しやすい空気を自分からもつくっていきたいと思っています。
人を想う気持ちは、社員一人ひとりにも。前向きなエネルギーが自然と広がる職場
――中途入社の立場から見て、アットインの魅力はどんなところですか?
会社の掲げる想いが、経営層の方々の日々の仕事にしっかり根づいているところです。
入社したときからずっと変わらず、「人の幸せを想い もてなす」という事業ミッションを身近に感じています。それはお客様に対してだけでなく、社員に対しても同じ。これからどう働きたいか、どんな人生を歩みたいかなどの相談にまで耳を傾けてくださる、本当に社員思いの会社です。
役員の方と話す機会もあり、聞かせていただく会社の将来の話はとても魅力的です。その未来のために社員の幸せを大切にするという考え方にも、心から共感しています。
――CBRJ部で活躍するために、語学力以上に大切だと感じることは何ですか?
柔軟さと、目の前の難題を乗り越えようとする気持ちです。
さまざまな国の方を担当するので、イレギュラーは日常茶飯事。そのたびに、どう対応していくかという解決力や、その場で判断する力が求められます。
それから、チームで動く仕事なので協調性も欠かせません。イレギュラーな対応ほど、一人で抱え込まずにチームで知恵を出し合うことで乗り越えられるからです。
「やりたい」に応えてくれる場所で。次に見据えるのは、海外という新しい舞台
――今後、挑戦してみたいことはありますか?
海外進出に挑戦したいと考えています。
現在はご依頼のほとんどが国内の法人様からで、海外のクライアントはまだほとんどいません。会社をさらに大きくしていくうえで、海外とのつながりを広げていく必要があると、部内でも話し合っているところです。
海外の企業様との商談が始まれば、出会えるお客様の数はまったく変わってきますし、これまで想像もしなかった経験は、自分自身の成長にも大きくつながるはず。考えるだけで楽しくなりますし、今の仕事もその目標に向かって頑張れていると感じます。
――最後に、CBRJ部に興味を持っている方へメッセージをお願いします。
人をサポートすることが好きな方や、さまざまな文化を理解しようとできる方には、とても合う仕事だと思います。
アットインは、やりたいことがあれば機会をいただける会社です。今はまだない事業でも、挑戦したいという気持ちがあれば実現しやすい環境だと感じています。
部署を変えたいという希望にも柔軟に向き合ってもらえますし、転職をしなくても、社内でさまざまなスキルや経験を積むことができます。そうしたところからも、会社が人を大切にしていることが伝わってきます。
外国籍の方の新しい暮らしを支えるCBRJ部のリアル、いかがでしたでしょうか?
CBRJ部で求められるのは、語学力以上に、人を支えることが好きな気持ちと、多様な文化を面白がれる柔軟さ。これまでの海外経験や接客の経験も、きっと大きな強みになります。
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