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目指す基準の高いメンバーが集まっているから、 心地よい働き方を実現できる。

写真左から中森、石井、橋上

中森 菜美子(なかもり・なみこ)新卒第2号としてSansanに入社。名刺管理サービスのマーケティングやユーザーアクティベーションなどに従事。ハードに働いてもなかなか成果を出せず悩んでいたが、問題解決思考を身に付けることで劇的に仕事がやりやすくなった。考える力の習得によって、仕事に限らず人生がぐっと楽しくなったことに感激し、教育に関心を持つ。atama plusの「社会でいきる力を伸ばす」という考えに共感して2020年2月に入社。
石井 俊匡(いしい・としただ)独立系SIerにて要件定義、開発(フロントエンド/バックエンド)、保守、運用までを行うフルスタックな経験を積んだ後、サービスデザインチームのテクニカルディレクターとして顧客の新規デジタルサービス開発の技術コンサル、アーキテクチャ設計に携わる。atama plusのMission、Valuesに共感し、教育を通じて社会をUpdateすべく2019年に入社。
橋上 園子(はしがみ・そのこ)広島県出身、慶應義塾大学総合政策学部卒業。パーソルを経て、大好きなネイルを日本に広めたいという思いから、ネイリストになり、ネイルサロンを国内外に展開するノンストレスに入社。取締役として、国内外50店舗以上の店舗開発、企画、運営等に携わる。1児の母となったことをきっかけに、日本の教育に問題意識を持ち始めたタイミングで代表の稲田と出会い、atama plus立ち上げ時からジョイン。

「すごく忙しいのかも」「やってみなきゃわからない」

― 今日はatama plusという会社の働き方、中でも「子育てや家庭との両立」についてお話を伺っていきます。まずは、みなさんのご家族構成を教えていただけますか。

石井:妻と2人の子どもがいます。両方とも男の子で上の子が7歳、下の子が4歳ですね。

中森:私は、夫と2歳の男の子がいます。

橋上:9歳の息子と夫の3人家族です。ちなみに、夫もatama plusで働いています(笑)。

― atama plusに入社する以前、仕事と家庭の両立について課題感などをお持ちでしたか?

中森:私は、出産と育児を経て再度働き始めるタイミングでatama plusに入社したので、子どもを育てながら働くということに対して具体的なイメージを持っていなかったんですね。前職は10数名の会社だったのですが、仮にこの会社で産休が明けて復帰してもやっていけるかなとなんとなく思っていた程度です。

石井:仕事と家庭を両立するために、理想とする働き方みたいなものは特に持っていなかったですね。妻も働いているので、仕事、育児、家事の時間については話し合って、お互いに協力するようにしていました。土曜日に妻が仕事に行くときは、僕が子どもたちの面倒を見たりという感じで。

橋上:私はatama plusが創業して間もない頃にジョインしたんですが、「スタートアップなので、もしかしたら想像を絶するほど忙しいかもしれない」と夫に伝えました。前職でも責任あるポジションで働いてきましたし、自分にとって仕事がとても重要なんだということもあわせてプレゼンして(笑)、納得してもらうための努力はしましたね。

― 中森さんも石井さんもatama plusで働くにあたって、入社前に不安に感じていたことはありましたか?

中森:子育てをしながら、そして、家庭を持ちながら働くにあたってatama plusにはどんな制度があるのかといったことを具体的に知らなかったので、「とにかくやってみなきゃわからない」という気持ちが強かったと思います。atama plusには子育て中のメンバーがたくさんいるということは聞いていましたし、なんとかやっていけるだろうと。

石井:僕が入社したのは創業2年目のタイミングで、スタートアップとしてさらに拡大と成長を目指すフェーズだったので、橋上さんと同じく「前職より忙しくなる可能性はあるよ」と家族に話はしていましたね。「負担をかけることになるかもしれないけど、いいかな?」と妻に聞いたところ、快く背中を押してくれたので円満に入社することができました(笑)。

全員がベストを尽くす組織だからできる、心地よい働き方

― 実際に入社してみて、atama plusという会社の働き方についてどう感じましたか?

石井:前職は、時期によってすごく忙しい時とそうでない時の差が結構あったんです。プロジェクトの佳境では、それこそ夜中まで働く日々がずっと続くなんてこともありましたね。でも、atama plusでの今の業務においては、自分たちができる作業を平均的に同じペースでやり続けられるので、そういう意味で時間のコントロールはしやすくなりました。

中森:何かすごく困ったということは特になかったです。子どもが当時0歳だったので、ごはんを食べたり、寝たりする時間が日々変わっていく大変な時期でしたが、そういう状況に対して周りの方々が本当によく理解してくださいましたし。

― どんなシーンで周囲の理解を感じることがありましたか?

中森:子どもの対応のため、周りの人より仕事に割ける時間が少ないことを申し訳なく思っていた、気にしていた時がありました。そんな時、チームの1人がチーム全員の前で「自分の子どもを幸せにできないのに、多くの生徒を幸せにすることなんて出来ないよね」と仰ってくださって。今、可能な中でベストを尽くせばいいんだと思えましたし、私がいる状況を受け容れていただいているという実感を持つことができましたね。

石井:周囲の理解があるからこそ、助けられることも多いですよね。僕もあらかじめ用事があることがわかっている週は仕事量を調整するようにしていますが、事前にチームメンバーに共有しておけばまったく問題ないですしね。

― 創業当初から在籍している橋上さんは、atama plusという会社の働き方をどのように捉えていますか?

橋上:私がジョインした時はまだ社員数も少なかったので、総務的な仕事やアプリの挙動を確認するQA(品質保証)、営業サポートなどいろいろな業務を担当していました。会社の移転プロジェクトも任されましたね(笑)。今は社員も増えて、そこまで多くの業務を抱えることはなくなりましたが、自分の裁量で物事を進めていけるという雰囲気は創業時から変わらずありますね。

― もう少し具体的に教えていただけますか?

橋上:社員一人ひとりの責任感がとても強いので、各々が自分のパフォーマンスと結果に対して高いハードルを設定しているんですね。そのハードルをクリアしていれば、その先は本人が心地よく働けるやり方を選択すればいいという風土が根づいていますね。

― お互いを尊重するスタンスを持っている、と?

橋上:決して、子育てをしている人同士だけが味方ということではなく、お子さんがいない社員も「子育てって大事だし、大変だよね」とナチュラルに共感してくれます。やはり、仕事に対する意識がみんな等しく高いレベルでキープされていて、その前提がある上でそれぞれが心地いい方がいいよね、という目線が揃っているんだと思います。

石井:それは実感しています。やっぱり、みんながBest Effortで頑張っているという共通認識を持てていることが大きいんだなと思いますね。

一人ひとりのライフステージに寄り添ってくれる

― 子育てや家庭との両立を支える、あるいは促進するという観点で、ご自身にとって役立っている制度などはありますか?

中森:コロナの影響もありますが、状況に応じてリモート勤務できることやフルフレックスは本当にありがたいですね。

石井:同感です。

中森:例えば、急に子どもを病院に連れて行かないといけなくなった時は、半休を取ることなく仕事の合間に連れていけます。残りの仕事は他の時間でリカバーすればいいですし、安心して子どもに向き合えますね。

石井:世の中には変な平等意識ってあるじゃないですか?みんなで絶対に同じことを同じ時間にやろうみたいな。atama plusはそういうことが一切なくて、やれる人がやれるタイミングでやればいいという考え方が根づいていると感じますね。

中森:とはいえ、子育てや家のことがあってどうしてもリカバーしきれない時もあるんですよね。でも、そんな時は遠慮することなく周囲に相談できますし、タスクの割り振り直しやスケジュールの調整など、柔軟に対応してもらえるのはありがたいです。本当、申し訳ないくらいです。

橋上:atama plusにジョインしてからお子さんが産まれた社員もたくさんいますし、産休や育休といったそのタイミングで必要と思われるものを、制度として都度整えてきて現在に至るという感じですね。最近も、1ヶ月くらい育休を取得した男性社員が3人くらいいますよ。

― 「1ヶ月も休むの?」みたいな反応はないんですか。

橋上:皆無ですね。Slackに「育休取ります!」と投稿すると、おめでとうマークや頑張れマークが飛び交っています(笑)。

― こういう制度があったらもっと助かるのにと思うことは?

石井:うーん…特に思い当たらないですね(笑)。

橋上:私もそうなんです。正直、課題も不満もないんですよね。強いて言えば、子どもを見てもらえる場所が社内にあったらよりありがたいですね。なくても全然問題ないんですが。

― 全然問題ないと言うのは?

橋上:以前、主人も忙しくて子どもを見てもらえなかった日があったんですが、夜にかけて開催される全社会議にオフラインで参加したくて、子どもを会社に連れて来て一緒に会議に参加してました。

― 会社に連れて来るだけではなく、会議も一緒に参加するんですか!?

橋上:コロナで学校が一斉休校になってしまった直後は、ひとつの会議に子どもが2~3人いることもありましたよ。大人たちが会議をする一方で、子どもたち同士が仲良くなってワイワイ遊んでいるという光景が広がっていましたね(笑)。

中森:今はコロナ禍ということもあってオンラインで開催されていますが、月に一度全社会議を終えた後、フロアに全社員が集まってご飯を食べたり、お酒を飲んだりしながら自由に語らうTGIFというイベントがあるんです。コロナ前は子連れ参加の人もけっこういましたね。コロナが落ちついたら絶対にリアルで参加したいので、子どもが早く大きくなってくれないかなと思っています(笑)。

石井:うちの子どもたちはオンラインのTGIFに僕の背後から画面越しに参加していますが(笑)、オフィスで開催されるTGIFに早く参加したいと言ってますね。

自分を超えたい人たちだからこそ、子育て「も」家庭との両立「も」

― では、atama plusという会社に対する今の率直な思いを聞かせてください。

石井:社員みんなが純粋にMissionの実現に向けて仕事をしている環境なので、清々しいというか気持ちが楽というか。自分が求められることをやっていて、それが世の中を良くしていくんだという確信を持てていますし、いいサイクルが築けているなと思います。

― ちなみに前職の時はどうだったんですか?

石井:仕事のイライラを時折家に持ち込んでいましたし、ピリピリした空気を醸し出していたと思いますね…今はまったくありませんが。

― 中森さんはいかがですか。

中森:カルチャーを大切にする度合が桁違いだなと思っていて。「Speak up.(話そう、とことん。)」はその典型だと思いますが、働き方にしても何にしてもオープンに意見を言うことが推奨されていますし、その意見を柔軟に受け止めてもらえるんですよね。話せば何とかなると思えるのは、とても大きな安心感に繋がっています。

橋上:わかります。「Speak up.」によって、心理的安全性が形づくられていますよね。

石井:僕の場合、atama plusに入社する前はそもそもそういうカルチャーがなかったので、飲み屋で愚痴を言うしかなかったです(笑)。

― 橋上さんはどうでしょう?

橋上:自分のパフォーマンスがMissionの実現に有機的にリンクしているか。その基準そのものも、自分自身への要求も高い人たちの集まりがatama plusだと思っています。ハイパフォーマンスを発揮することでお互いに信頼が生まれて、その先は個々が自分の働き方をセルフマネジメントしていくという形が成立している場なんだろうなぁと。

― そこには、ある意味での厳しさもあると思うのですが…

橋上:それが、不思議とピリピリした感じはないんです。「自分で設定した基準を満たしているか」とシビアに自己評価しながら、常に自分を超えたいというマインドをみんなが持っている。それが大きいと思います。

― そうして手にした大きな裁量の中で、子育てや家庭との両立などにどう時間を使うかをそれぞれが自由にマネジメントできる?

橋上:そうですね。何に時間を投下するかは人それぞれですから、この枠組みの中で子育て「も」家庭との両立「も」気持ちよくできるという言い方が正しいかもしれませんね。

― それでは最後に。みなさんは自分のお子さんにatama plusに入社してほしいと思いますか?

石井:うちの子どもたちは、ふたりともatama plusに入りたいと言ってます。

一同:えーっ!

石井:前職の時はなかったことですね。社名も知らなかったでしょうし(笑)。

一同:(笑)

石井:理由は詳しく聞いていませんが、お父さんが楽しそうに仕事をしている姿を見ているからかなと勝手に解釈しています。今年の父の日に僕の絵を描いてくれたんですが、僕の横にはアタマ先生もしっかりと描かれていました(笑)。

中森:まだ2歳なのでだいぶ先の話になりますが(笑)、カルチャーにフィットするならぜひ入ってほしいと思います。もっと言うと、atama plusのカルチャーにフィットする子に育ってほしいですね。

橋上:うちの息子は、私がものすごく会社が好きということを知っているんですよね。だから、atama plusはただただ楽しい場所と思っているはずです(笑)。人生の選択はもちろん本人の自由だとわかった上で言うなら、atama plusに入りたいと思う子になってほしいかな。atama plusが目指している方向やカルチャーに共感して、魅力を感じるような大人になってくれたら、ものすごくうれしいですよね。

◆ atama plusについてもっと知りたい方はこちら! atama plusのすべてがわかる11のイベント

その2:代表稲田が語る!全社員でこだわる「カルチャーガーデニング」の話

その3:ベネッセ・代ゼミ出身者が、急成長する教育系スタートアップの伸びしろを話す会

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