「健康経営」という言葉が近年聞かれるようになってきましたが、皆さんはご存知でしょうか?
エンジニアの方々はどうしても座りっぱなしで作業することが多いですし、高い集中力も必要になってくるため心身ともに健康を保つことが必須ですよね。
今回は社員の8割以上をエンジニアが占めるアスペアが取り組んできた健康経営に対する取り組みやその背景についてお伝えしてきます!
目次
そもそも健康経営とは?
アスペアが健康経営に取り組んだきっかけ
健康経営についてのアスペアの取り組み
社員が意識していること
代表・加藤さんの場合
エンジニアYさんの場合
エンジニアSさんの場合
エンジニアTさんの場合
バックオフィスメンバーKさんの場合
スポーツエール企業に認定!
そもそも健康経営とは?
経済産業省のHPによると以下の定義となっているようです。
「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することです。企業理念に基づき、従業員等への健康投資を行うことは、従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上や株価向上につながると期待されます。
かつての「売り上げを上げるためなら長時間労働も辞さない」という時代から、中小企業でも従業員の働き方について見直す動きが強まっていますが、政府としても従業員の健康を守る企業を増やしていきたいということなんですね。
健康経営企業を増やすため経済産業省・日本健康会議が中心となって運営しているのが、【健康経営優良法人】の認定です。健康経営に優れた企業を「見える化」することで各企業の健康経営を促進するための制度となっています。
アスペアは2019年よりなんと6年連続で認定を受けていますが、中小規模法人部門のうち2024年に健康経営優良法人に認定された情報通信業は472法人でした。
全国のIT企業数は4万3千企業とのことなので、健康経営に実際に取り組んでいて認定を受けた同業者は、総数に対してアスペアを含め約1%と言えます!これって結構すごいことなのではないかと思います!!
出典:「未来を築く、健康経営-深化版:これからの健康経営の考え方について-」
アスペアが健康経営に取り組んだきっかけ
実はアスペアは1991年の創業当初から健康を意識した経営を行ってきました。もちろん当時は「健康経営」という言葉は世間に浸透していませんでしたが、創業のきっかけがまさに「健康経営」を実現するためだったからです。
当時、代表の加藤さんはエンジニアとして昼夜問わず業務にあたっていました。「自分ではまだ働ける、大丈夫!」と思っていましたが、徐々に身体に異変が出るようになったそうです。「このままではいずれ倒れてしまうかもしれない…エンジニアだって身体が資本なのだから、健康を保持できる会社を作ろう!」と一念発起して起業したのがアスペアなのです。
そのため創業当時からフレックスタイム制を取り入れていました。当時(1991年)としては大変珍しい取り組みだったと思います。その後も2010年に男性の育児休暇取得の実績があったり、社員同士でスポーツイベントに参加したりと健康を意識した経営を行ってきました。
加藤さんが経営者同士のコミュニティに参加した際に『健康経営優良法人』の存在を知ったことをきっかけに、認定要件の施策に積極的に取り組み、2019年に認定を受けて以降6年連続で『健康経営優良法人』の認定を受け続けています。
健康経営についてのアスペアの取り組み
slackに健康経営チャンネルを開設し、健康経営に関するお知らせや社内への啓蒙活動を行っています。また定例会でも定期的に健康に関するお知らせやセミナーなどを実施し、社内に健康への意識を高める取り組みを行なっています。
- 深夜残業の原則禁止(22:00~5:00)
- 勤務間インターバル制度の徹底
- 感染症予防接種の全額会社負担
- 定期健診の100%実施
- スポーツ奨励補助金制度(スポーツ大会の費用1回3,000円を上限とし、年3回まで実費支給)
- 健康補助食品をオフィスに設置
- 30年以上前にフレックスタイム制導入
- ピアボーナス制度導入
- 定例会における取り組み
- YouTube動画を視聴しながらヨガタイム導入
- 社員の健康経営に関する取り組みについての発表
- 社員同士の雑談タイム導入(トークテーマごとにMeetingルームを設置)
- ストレスチェックテスト実施(年1回)
- 外部講師によるメンタルヘルスセミナー実施(年1回)
- SIXPADフットフィットの無償貸し出し
- 女性の健康づくりチーム結成
こうして書き出してみると会社として様々な施策に取り組んでいることに気づきますね…意識的にではなくとも結果的に健康経営につながっているような取り組みもまだまだ社内にあるようにも思います。
次に社員それぞれが意識して取り組んでいることについて取り上げていきます!
社員が意識していること
代表・加藤さんの場合
継続的に運動することに目覚めたのは2008年の第2回東京マラソンへの参加がきっかけでした。第1回目の東京マラソンに参加する社員の応援に行った際に興味を持ち、第2回東京マラソンへ申し込んだところビギナーズラックで当選!当時は50歳手前でしたが完走後に『人生最大の達成感』を味わうことができ、それ以降は走ることが自分の楽しみの一つとなりました。
マラソンに限らずですが、運動に集中していると日々の仕事やストレスなどを忘れることができるため、ストレス解消に役立っていると感じています。
これまでフルマラソンを5回(東京マラソン4回、大阪マラソン1回→すごい強運です!!)、ハーフマラソンに15回ほど参加して全て完走してきましたが、膝を痛めてしまったためマラソンは少しお休み中です。
最近通っているのは週2回のパーソナルトレーニングです。膝を痛めてしまいましたが今後も走り続けていきたいので、走るために正しいトレーニングを行いたいと考え、トレーナーに指導してもらいながらトレーニングするようになりました。主にマシーンを使用して筋トレを行い、通う曜日によって上半身と下半身を交互に鍛えるようにしています。今後は筋トレも継続して行っていくつもりです。
エンジニアYさんの場合
日本一過酷なレースとして知られる『スパルタンレース』に参加しました。
そもそも『スパルタンレース』とは、腕力と脚力を使って重りを持ち上げたり、立ちはだかる大きな壁を乗り越えたり、有刺鉄線の下をほふく前進で潜り抜けたりと、身体能力を高める要素を取り入れた障害物レース
出典:朝日新聞
今回がおそらく通算19回目の参戦ですが、今回も無事に完走することができました!
元々は同じ現場に参画していたパートナー会社の方に誘われたことがきっかけでしたが、こんなにハードなレースだとは当初思っていませんでした…もちろん大変過酷なんですが、圧倒的な非日常感を味わうことができるのが醍醐味だと思っています。SASUKEのような障害物を超えていくのが非常に面白く、できないととても悔しくなってしまいます。
今後も機会があれば参加していきたいと思っています。
過去のスパルタンレースについての記事はコチラ
エンジニアSさんの場合
日常的な運動とランニングを行っています。
- 平日は早起きして、毎朝30分くらい散歩
- 夜はスクワット、腕立て伏せなどの筋トレ
ランニングは週1〜2回の頻度で5〜6キロ程度走っています。
直近ですと2025年1月開催の湘南藤沢マラソンに参加しました。15回目を記念してハーフマラソンとなっていて、ハーフマラソンは初めての挑戦でしたが完走できてよかったです!ロケーションも素晴らしく、江ノ島の海と冬の富士山を眺めながら走れて最高の気分でした。
エンジニアTさんの場合
週2回のジムでの筋トレを7年ほど継続しています。メイン種目を決めて補助種目は適宜行うようにしています。
- メイン種目:ベンチプレス、懸垂、スクワット、デッドリフト、アブローラー
- スクワットとデッドリフトはハードすぎるため別日に実施
- 補助種目:ディップス、ブルガリアンスクワット、ランジ、その他マシン
- 【ジムメニュー例】
- バーベルスクワット 10回×3セット
- ベンチプレス 10回×3セット
- ラットプルマシン 10回×3セット
- 何かしらのマシン 10回×3セット
目標を決めてコツコツ継続することがポイントです。筋トレをすることで基礎代謝の向上や睡眠の質改善、ストレス軽減などメリットが大きいと感じています!
バックオフィスメンバーKさんの場合
大人になってから習慣的に運動をしていると身体の調子が良いことに気づき、ジムやランニング、サイクリング、ゴルフなどの運動を続けています。
一人で運動を継続することはなかなか難しいことだと思いますが、私が継続できているのはアプリを活用し、達成感を得ることで習慣化したことだと思います。
色々なデータをアプリで記録し、履歴や分析結果を振り返るようにしています。自分のやってきたことが数値やグラフで視覚的に認識できるので達成感に繋がりやすいと思います!
【アプリの活用例】
・トレーニングジム:Inbodyという体成分分析装置で体重、骨格筋肉量、体脂肪率などを測定
・ランニング:走行距離、時間、ペースを計測
・サイクリング:走行距離、時間、ペースを計測
・インドアゴルフ:スイングを録画し隙間時間でフォームの確認
最近では個人競技だけではなく草野球チームにも所属し月に1回程度は練習試合に参加しています。ポジションはキャッチャーです!
スポーツエール企業に認定!
従業員の健康増進のためにスポーツの実施に向けた積極的な取組を行っている企業として、2025年よりスポーツ庁運営の「スポーツエールカンパニー」に認定されました。
従業員のスポーツ実施率が70%以上の企業は「+(プラス)認定」を受けることができるのですが、2025年は141社がプラス認定を受けておりそのうちの1社がアスペアです!
以上、アスペアの健康経営の取り組みについてお伝えいたしました。コーポレイトサイトでも会社の取り組みについて掲載しておりますので、ぜひご覧ください!
社員が心身ともに健康で働けることを目指している私たちと一緒にお仕事しませんか?ご興味ある方はぜひ一度お話しさせてください!