【あすけんインタビュー#02 nakawai】「健康」「チームビルディング」「共に学ぶ」ー3つの思いを大事にしながら築くエンジニアキャリア
こんにちは!
asken人事採用の平賀です。
どんな人があすけんの仕事を楽しんでいるかをご紹介したい!
ということで、今回はあすけんでAndroidアプリエンジニアとして活躍しているnakawaiさんにインタビュー。askenを転職先に選んだ理由や入社後の変化、良かったことなどについて、いろいろ聞いてみました!
<プロフィール>
- nakawaiさん(2020年9月入社)
- 好きな食べ物:スパイスチキンカレー
- 趣味 :カラオケ(最近は家で歌ってます)
- 性格を一言で:心配性
「健康」を支えるサービス開発に本気で取り組んでみたい
-まずはnakawaiさんのキャリアについて教えてください。
大学で情報工学を学んだ後、新卒で受託開発会社にエンジニアとして就職しました。
就職後は、Javaで基幹業務システムの開発を行っていて、Androidアプリ開発には携わっていませんでした。当時はソーシャルアプリが全盛の時代で、エンジニアとしてトレンドの技術に興味があったので、2010年頃にプライベートでmixiアプリを作ってみたんですよ。それを転職活動時に企業へ見てもらったら、思いのほか高く評価してもらえたんです。
その会社は、当時話題になりはじめたAndroidアプリを軸として起業していました。本格的にアプリ開発を仕事として取り組んでみたいと思っていたので、高く評価してくれたその会社へ転職しました。そこから、私のアプリ開発エンジニアとしてのキャリアがスタートして今に至ります。
-個人での取り組みが新しいキャリアにつながっていたんですね!では、nakawaiさんがaskenに入社を決めた理由は?
askenに入社するまでに複数の企業でのエンジニア経験があるんですが、それらの企業での経験から、大きく3つの理由が挙げられます。
まず1つ目は、「健康」をテーマとしたサービス開発に本気で取り組んでみたいという想いです。
プロジェクトの状況などもあり、当時はどうしてもハードワークになりがちで、自分たちの理想とするサービスを創るために昼夜問わず働いていました(汗)。
ただ、私も人間なのでそれが長く続いてしまうと、健康に何かしら影響をもたらしますよね。そんな中、健康の大切さを真剣に考えるようになりました。ですから、健康を支えるサービスを展開するaskenの事業内容はもちろんですが、ユーザーだけではなく、そこで働く社員の健康も大切にしようと考えるaskenの想いやビジョンに深く共感したんです。
2つ目は、競争力のあるチーム作りをしていきたいと強く思っていたことです。
私がAndroidアプリ開発エンジニアとして初めて働くことになった企業では、いろいろとチャレンジさせてもらい、おかげで今の私の土台となる経験やスキルをたくさん積ませてもらうことができました。
ただ、最初は好調だった自社のサービスも、新規サービスがどんどん投入されるスマホアプリ市場での自社アプリ展開は競争激化の波に押されて、段々とそれまでの勢いを失っていきました。エンジニアは限られた数しかおらず、自分一人でできることには限りがありました。、そんな中、市場で生き残るにはエンジニア個々の技術力も大切だけれど、サービスを作り続けていくには、チームが一丸となって成果に取り組むこと、開発チームの体制を整えること、またそれを支える会社の経営基盤や体力も大切なのだということを痛感しました。
その経験が、競争力のある開発チーム作りに興味を持つきっかけとなりました。askenであればそうしたチームビルディングにも携わることができると確信できたこと、また「食と健康」をモットーとするグリーンハウスグループを母体とし、確固たる経営基盤がある中で仕事に集中できることにも魅力を感じました。
3つ目は、選考が進む中でaskenの組織の風通しの良さを感じ、自分自身が健康で生き生きと前向きに働いていけるイメージを持てたことです。
askenの選考では、現場のエンジニアはもちろん、創業メンバーの役員、親会社のグリーンハウスの方など、様々な人と面接をしました。そんな中で皆に共通していたのは、「食」「健康」という軸をブレずに持ち、仕事に向き合っていること。役員の方も身近な印象で親しみやすさを感じました。
また、askenで働くメンバーは当時30名弱ほどで、ワンチームという雰囲気が色濃く、そんなところも私に合っていたんだと思います。同年代で家族を持っているエンジニアや社員も多くて、腰を据えて働けそうだなと思えたのも大きかったですね。この点は、入社以来、今もずっと変わりません。
日本発『あすけん』を北米向けに展開していく醍醐味
-入社後はどんな自社サービスの開発に携わることになりましたか?
入社後は、Androidアプリエンジニアとして、『あすけん』の北米版アプリ『Asken Diet』の開発に携わっています。
これは、すでに多くの方にご利用いただいている食生活改善アプリ『あすけん』の技術やそこで培ったノウハウを活かし、英語版にローカライズするだけでなく、食事アドバイスの内容も日本の管理栄養士に相当する、現地の資格を持った方に監修いただき、北米の健康基準に沿って開発したアプリです。
欧米はダイエット大国と言われていて、カロリーカウンターやダイエットアプリなど、多くのヘルスケアアプリが普及し利用されています。
『Asken Diet』は国内版の『あすけん』同様、カロリーをカウントするだけではなく、専門家のエビデンスをもとにしたアドバイスをユーザー一人一人に合わせてパーソナルに提供していくことを差別化ポイントとして、日々サービス開発を進めています。
-海外版の開発に携わってみてどうですか?楽しいですか?
楽しいですね!大変なことも多いですが(笑)。
2020年9月にaskenへ入社後、約1年が経った頃から、スクラムマスターの役割も担い、開発をリードする立場を務めています。
かつては事業部長が管理していた売上やKPI、組織マネジメント等にも関わり始め、エンジニアだけではなく、海外版に携わるリサーチャーやUI/UXデザイナーも含め、チーム一丸となって成果創出に必要なことは何かを考え、実行しています。
-アプリ開発エンジニアとして入社後、様々な役割を担っているんですね!
そうですね。競争力のあるチーム作りに興味を持ち、それを実現していきたいという想いを持っていたので、まさにそれに今取り組んでいるところです。
チームビルディングのワークショップを開催したり、プロセス改善の働きかけを行ったり、自分自身もメンバーと共に学習しながら、目標へ向かって邁進しています!
-チームでサービス開発を進めていますが、『Asken Diet』開発チームならではの文化・風土ってありますか?
チームは私を含めて、エンジニア3名とプロダクトマネージャー兼リサーチャー、UI/UXデザイナーの計5名。小人数のチームですから、こちらもまさにワンチーム感がありますね。
心理的安全性が高いチームでありたいと思っていますし、積極的に振り返りやワークショップを行って、学んだり、都度認識合わせをしているのが特徴です。仕事以外でも、リモートで雑談会や飲み会を開催したりしてて楽しいですよ。
「共に学ぶ」というaskenならではの組織風土
-askenに入社して、いい意味で驚いたことはありますか?
入社してすぐ感じたのは、全社で学びや成長を促進していく風土がある会社ということです。
定期的に設定されている社内ワークショップへ参加し、全社員で一緒にビジネススキル向上に取り組む機会を設けるなど、学びに貪欲な環境なんだなと驚きましたね。
独学でも学ぶことはできますが、スピードや質には限界がありますし、コストもかかります。askenでは、勉強会の開催のほか、業務に関わる書籍購入費の補助やグロービス学び放題の視聴などもサポートしてくれるので、日頃から学びを得やすい環境だと思います。
-「学ぶ」ことが身近に感じられますね。エンジニアに特化した学びもありますか?
ありますね!エンジニアメンバー内で行う勉強会や、ためになった書籍や記事の情報共有、ゆるく開催してる「もくもくタイム(黙々とみんなで作業したり質問したりできる時間)」を設けたり、エンジニア同士での「学び」に関するコミュニケーションはとても多いと思います。
今年に入ってから「現場で役立つシステム設計の原則」の著者である増田さんを講師にお招きし、社内モブプロ勉強会を定期的に行うなど、外部講師の方からの技術やノウハウを学習する機会も増えています。
学習したことはアウトプットすることが大事だと思いますが、去年から始まったaskenテックブログもアウトプットの場の一つ。記事投稿をメンバー持ち回りで担当していて、私自身も先日執筆しました!今後もアウトプットを意識して、社内外にシェアできるようにしていきたいと思っています。
-ちなみに、今一緒に働いているエンジニアメンバーの中でリスペクトしてる方はどんな人たちですか?
皆それぞれに優秀で尊敬していますが、特に身近で刺激を受けているのは同じ北米版を開発してるiOSアプリエンジニアの大澤さんとサーバエンジニアの大倉さん、そしてエンジニア組織をマネジメントしてる藤原さんです。
大澤さんは私の同期入社でiOSエンジニアとして入社したメンバーです。チームのリソース不足の課題を、自動化やデバッグ用機能の開発など、エンジニアリングでどんどん解決する姿勢がとても有難く、頼りになる存在です。
大倉さんはプロダクトに対する鋭い課題発見力が秀逸で、振り返りなどを通じてチームに改善案の提案を積極的に働きかけてくれています。プロダクトが良い方向に向かっているのは、大倉さんの力も大きいと感じています。
藤原さんはとにかく「学び」がすごいです(笑)。自ら率先して、それを私たちに背中で示してくれています。行動を伴った学びの姿勢に、大変影響を受けています。
スクラムマスターを担って見えた、次なるキャリア
-入社後、スクラムマスターを担ったり、組織マネジメントに取り組んだりと大活躍ですが、今後チャレンジしたいことは何ですか?
エンジニアとしての技術面向上と組織マネジメント、この両軸でチャレンジを続けていきたいと考えています。
技術的には、オンデバイスAIの実用化に向けた取り組みを進めたいと思っています。組織面においては実はこの春から、マネージャーとして開発はもちろんチームマネジメントにも本格的に関わることになったんです。スクラムマスターを務める中で、部門目標の設計をどう運用するかがチームの成長に直結することを身をもって経験してきましたから、それをチームマネジメントにも活かしていきたいと思っています。
-今後はマネージャーとしてメンバーの目標や成長にも関わっていくんですね。
そうですね。スクラムマスターになったことはほんの序の口で、これからも引き続きマネジメントスキルの向上に努めていきたいと思っています。今はマネージャーという役職に就かせていただいていますが、役職に関わらず、小さなことから日々チャレンジを続けていきたいと思います!
-nakawaiさん、ありがとうございました!最後に転職を考えているエンジニアさんに向けて、メッセージをお願いします。
私は次の3つの想いがある方に、ぜひaskenでの仕事をおすすめしたいと思っています。
- チームワークを意識して働きたい
- 不確実なものに立ち向かうことにやりがいを感じる
- コミュニケーションを大事にしたい
askenは、「食と健康」への興味関心を持った人が多く集まっている会社ですが、さらに上の3つの価値観を皆共通して持っていると感じています。
もし、現職でこれらの価値観が満たされていないという思いを持っている方は、ぜひ一度話を聞きに来てください。いろいろお伝えします!!