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開発現場を知らない営業マン

どうも、色々担当の新井です。


先日、協力会社の若手営業マンからとある相談を受けました。


~エンジニアの相談に乗っても、どこかで「現場知らないヤツに俺の気持ちが解ってたまるか!」みたいな感じに思われているんじゃないかと臆病になってしまうんですよね…~


こんな相談です。





この気持ちよく解ります。





僕も若かりし頃はそう思っている時期がありました。(まだ若いんですが…)


※エンジニアの皆さん、意外と営業は臆病なんですよ~。優しく扱ってあげてくださいね( ̄ー ̄)ニヤリ




その方には僕なりに経験して考えてきた結果の回答を伝えました。

それは

・開発現場を経験している方が良いに越した事は無いが、絶対に必要な経験ではない。

というのが前提としてあり、

・「共感と理解」は割とテクニカルスキルであり、学習と実践で向上できる。

・そもそも開発経験があっても「共感と理解」が出来ないヤツは沢山いる。よってエンジニアとの信頼関係が出来ない原因はそこではない。

・原因の分析と整理、そして具体的な解決方法を示すことが大事。(そのため客観的思考や分析スキル、傾聴スキルを磨くために営業は自己研鑽しなくてはならない。)

・その上で、相手が有していない多角的な視野で会話できるよう、人間として横幅の成長が大事。(エンジニアとしての素養の有無に起因する悩み、それ以外のほとんどは人間性に起因するものであるため)


という感じです。




なんか僕、めっちゃエラそうですね!



(もっと謙虚になろう。。言い訳ですけど、これ僕も意識しているだけで全て実践出来ている訳じゃないですからね、、)



話を戻して…

要は何が言いたいかというと、エンジニアの気持ちを100%トレースする事は不要だという事です。

(そもそも、そんなことは人間の能力として不可能だ。)

相手が何を考えているか、全て理解する事は出来ませんが、「喜んでいるのか嫌がっているのかは解る」というのが大事で、後は話し合いをしながら原因を細分化して地道に潰していくのが重要って事です。


よって、

営業がエンジニアに「現場知らないヤツに俺の気持ちが解ってたまるか!」

そしてエンジニアが営業に「営業してないヤツに俺の気持ちが解ってたまるか!」

と言われれば、こう言い返しましょう。


「そんなもん解るかボケ!わしゃ神か!」



と。…実際僕の中ではこれが正解です。

そしてその後を重視しましょう。

「言ったように神じゃないので気持ち全ては解らない。ただし、イライラしているという事実は認識できている。よってその要因を整理してくれれば此方の目線で具体的な解決先を実行できる可能性はある。だから僕に不満があろうがなかろうが、自分のためにまずは詳細を話してくれ。」と。


この第二声で

「こっちにはこっちの理由があるんじゃい~!」

と聞く耳を閉ざせば終わりです。一生関係は回復しないでしょう。


ちなみに、エンジニアと信頼関係を崩す要因はきっとシンプルです。

①まず根性論を持ち出す。

②聞く耳を持たない。

③約束を守らない。

④売上確保を言い訳にする。

⑤IT技術の勉強を一切しない。

⑥「俺、文系だから解らないけど…」を連発する。

⑦言ってることとやってる事が違う。


こんな感じだと思います。

特に①と④を真っ先に言っちゃうとヤバイです。(意外と多いので残念ですが)

※根性も売り上げも場面によっては大事ですが、あくまで一要素であることを忘れずに。


ちなみに、ここでもエラそうに書いてますが、

③と⑦は僕もやってしまいがちです。

反省しましょう。


この7項目は人間として守って当然の事も多く、簡単なように思えますが、

「シンプルで簡単そうなモノほど継続して守るのが一番難しい。」

というのが持論です。


簡単だ。

という前提条件でインプットすると意識しなくなり、どこかで必ずミスします。


難しい。いつでもミスするかもしれない。

とインプットすることで、気をつける意識が働きミスが減ります。


とまあ、ちょっとダラダラしましたが、こんな事を考えながら営業含めて色々とやっている新井でした。

次回は、名古屋界隈で横行している「なんちゃってアジャイル」か、

個人的に考えている「営業不要論」について書いてみようと思います。

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