どうも。
営業と採用人事の新井です。
今回は久々に真面目な話。
採用側の人間として、大学の役割についての考えを述べてみます。
と言いますのも、先日 世間的には中堅どころの大学で
都市情報工学の学科にいた新卒と出会いました。
その子の卒業研究が、
「じゃんけんゲームを作って、それを後輩に使わせて
グーチョキパー どれが勝ちやすいか結果を出す。
テストデータ数はゼミの後輩の数くらいです。」
という内容だったためです。
何かね。色々と考えさせられた……
皆さんご存知の通り日本の大学進学率は異常に高いです。
文科省の統計では56.3%と過半数を超える数字となっており、
年々、緩やかな右肩上がりになっています。
※面白い事に2013年前後は凹んでいる。
恐らくリーマンショックや東日本大震災の影響が出ているのだろう。
⇒学費や経済への不信 とかね。
色々と省きますが、そんなこんなで、
〇学力の低下
〇誰でも入れる
〇高等教育機関としての役割が無くなっている
等々、問題点は山積みです。
とは言いつつ、私の採用スタンスとしては
・大学行っても行かなくてもどっちでも良いです。
・勉強しようがしまいがどっちでも良いです。
(勿論、専門的な勉強をきちんとするに越したことは無い。)
要は、なんのための4年でどんな4年だったか自分の口で語れれば良いです。
形式的に
「経済学の基礎を学んでおりました!」
とか言われて、細かく聞くと中身ペラペ~ラ よりも
「全く学業に関心持てずやっていません。この4年は自分探しと割り切って海外を放浪してました」
とか、更に言うと
「ぶっちゃけ引きこもりがちでゲーム三昧です。
親に投資してもらった400万以上をどぶに捨てました。
その分、これから働いて取り戻します。」
とか言われる方がスッキリします。
個人的には大学の機能は二つ。
①専門的な知識、見識を学ぶ。専門家の排出機関。
②社会的なステータスを汚さずに1460日という時間をお金で買う(365日×4年)
それら二つの観点、どちらかで主体的に喋れる子は伸びしろを感じますね。
ちなみに僕は両方とも満喫したタイプです。(自慢)
⇒2回生までは死ぬほど勉強して、3回生は人生に悩んで引きこもってFF10とウイイレをやり込んでいました。
(FFだけでも200時間くらいぶっこんだ)
そんな人をお待ちしています。