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第90回バイオインフォマティクス勉強会「公開トランスクリプト―ムデータを活用した創薬マーカー探索」

アメリエフは創業当時より「バイオインフォマティクスの活用を促進し研究を加速させる」ミッションを掲げ、定期的にバイオインフォマティクス勉強会を開催しています。
バイオインフォマティクス勉強会は、データが解析されていく様子をバイオインフォマティシャンの目線で体験できるイベントです。
初学者のデータ解析に対する敷居を下げる工夫をしておりますので、エッセンスをお持ち帰りいただきお役立ていただけましたら幸いです。
今回は「公開トランスクリプト―ムデータを活用した創薬マーカー探索 ~メタアナリシスによる異なる研究データの統合活用~」をテーマに開催いたします。

【講義内容】
近年、次世代シーケンス技術の急速な発展により、比較的安価に大量の検体のオミクスデータを取得できるようになりました。また、バイオインフォマティクスと計算生物学が進化し、巨大な生物学的データセットを利用して新たな洞察を得る「データからの仮説生成」へのイノベーションが起きようとしています。本勉強会では、公開トランスクリプトームデータを活用した創薬研究向けバイオマーカー探索ワークフローをご紹介します。
公開トランスクリプトームデータの活用には、異なる実験背景をもつデータを比較する手法として「メタアナリシス」を用います。メタアナリシスによるバイオマーカー候補の絞り込み手法と、絞り込まれたターゲットを検証するためのin-houseデータとの統合解析を行います。これにより、少ないサンプルでのvalidation解析と、探索研究期間の短縮による効率化が期待できます。
具体的には、複数の独立した研究結果である公開トランスクリプトームデータと、臨床検体等のin-houseデータを、メタアナリシスにより統合します。統合された発現変動遺伝子に対して、GO解析やパスウェイ解析、複数の研究間で共通する発現変動遺伝子を可視化します。さらに、比較条件間の共通性検討を実施し、研究目的に合うバイオマーカー候補遺伝子を絞り込みます。
公開データを活用して効率的に探索研究を進めたい、メタアナリシスによるデータ解析をすすめたい、といった創薬研究者のお悩みを解消します。

【第90回バイオインフォマティクス勉強会】
・テーマ:公開トランスクリプト―ムデータを活用した創薬マーカー探索 ~メタアナリシスによる異なる研究データの統合活用~
・日程:2023年10月27日(金)17:00-17:30
・定員:300名
・参加費:無料

「公開トランスクリプト―ムデータを活用した創薬マーカー探索」勉強会 | amelieff
本勉強会では、公開トランスクリプトームデータを活用した創薬研究向けバイオマーカー探索ワークフローをご紹介します。公開データを活用して効率的に探索研究を進めたい、メタアナリシスによるデータ解析をすすめたい、といった創薬研究者のお悩みを解消します。
https://amelieff.jp/news/231027_bisg90/


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