【プロフィール】
渡邉　和文（わたなべ　かずふみ）さん
KDDIエボルバ ITソリューション本部に所属しており、
KDDI情報システム本部にてフロントシステムの開発にジョインしている

2012年に入社して以来、KDDIエボルバでご活躍され続けている渡邉和文さん。
今回の記事では、渡邉さんのキャリアを遡り、現在の状況や未来への展望についてもご紹介していきたいと思います。

これまでのキャリアの中で気が付いた自身の職業観

---ソフトウェア開発を行なっている企業に新卒入社し、1年目からソフトウェア開発事業に携わってきた渡邉さん。新卒当時は、下流工程に近しい開発を行っていたそうです。

渡邉さん「新卒で入社した会社では、今にもつながる基本的なご指導をしていただきました。当時、社会に出て間もない私にとっては、勉強になることばかりでしたし大切な時間だったと思います。その会社では下流工程の仕事をしていました。もちろん、そこにやりがいを感じて働いていました。しかし、その後、転職をすることになって自分の中でキャリア観が変わったように思ったのです。

というのも、下流工程の現場でしたので、成果というものが目には見えないものでした。ただ、転職した先の会社が社内SEの業務だったのです。そこで働き始めてから、成果が分かることにやりがいというものを感じ始めたのです。依頼されてきたタスクをこなすことも、やりがいがありますが、上流工程のポジションからプロジェクトに携わることにもとても魅力を感じました。」

---社内SEのご経験から得た視点が、ご自分の中で重要なものであると認識されてからは、上流工程での業務を続けてきたそうです。

KDDIエボルバの魅力

---KDDIエボルバで働き始めて9年目になり、業務的にも年齢的にもベテランの立ち位置にいて、
全体を広く俯瞰して見ている渡邉さんに、KDDIエボルバの魅力を聞いてみました。

渡邉さん「まずは、携わる案件の規模が大きい事と、まだ世の中に出る前のフェーズのサービスに自分が携わっているという実感を得られるのは、魅力的ですし大きなやりがいに繋がっていますね。」

渡邉さん「あとはチームワークの良さも魅力なのかなと思います。元々はチーム内だけでの連携しかできていない組織でした。なので、他のチームの人と関係性を持って働くという雰囲気ではなかったんです。しかし、近年は働く環境の整備というものが進められてきました。ただ単に仕事をするだけではなく、社員たちが過ごしやすい環境を作るようになったんです。もちろんチーム内の連携は不可欠ですが、他のチームとの連携も図るようになってきました。」

---チーム内の連携や他チームとの連携とは、どんな事がありますか？

渡邉さん「例えば、業務過多なってしまっているメンバーのタスクを、チーム内のメンバーが巻き取る事もあります。チーム内で巻き取りきれないタスクが出てきた際には、他のチームが巻き取ってくれますね。」

今後の展望

---エンジニアとして長いキャリアをお持ちの渡邉さんに、今後の展望を尋ねてみました。

渡邉さん「現在はマネジメント的な立場で活動しつつ、開発を行っています。それで今後ですが、このままハイブリッドで仕事をしていきたいなと思います。もちろんKDDIエボルバの人数も増えるのでマネジメントの内容も変わってくるとは思います。ただ、現場の仕事というものも大切にしていきたいなと思います。」

---チームや組織のマネジメントもしつつ、現場も大切にしていきたいと話してくださった渡邉さん。実際に、マネジメントの部分ではどのような活動をされているのかお聞きしました。

渡邉さん「やはり社員が多いので、より効率的で、生産性の高いタスク配分は心がけるようにしています。人数の多い組織で、大きな仕事をするというのは当たり前のように思えますが、当たり前にこなすにはそういうような配分が必要になってくるんです。私もここについてはまだまだ勉強中ですので、頑張っていきたいと思っています。」

---マネジメントのお仕事に対して情熱を持っている渡邉さんですが、やはり現場に対する思いも大切にしていました。そこにはどのような思いがあるのでしょうか。

渡邉さん「もちろん、今の仕事にも情熱はありますが、やはり私は新卒からずっとシステム屋さんとしてやってきています。長い時間をかけて、たくさんの経験をして積み上げてきたモノを使って自分や価値を表現していきたいという思いがどこかにあるように思います。」

---取材の最後には、新しいメンバーに向けてメッセージをお話ししてくださいました。

渡邉さん「これまでの開発業界は、働く環境もメンバー同士の関係性も素晴らしいとは言えなかったと思います。しかし、KDDIエボルバでは業務過多のメンバーのタスクの巻き取りやチーム内外での連携をスムーズに行える組織構成にシフトしていますので、メンバーが働きやすい環境かと思います。新しいメンバーの方が来られても、楽しんで仕事ができる会社だと思います。」

〜　取材を通じて　〜
今回はKDDIエボルバの渡邉さんにインタビューを行いました。
お話の中では、システム開発に対する情熱と、これからの組織の在り方についてのお考えに触れることができました。
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