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インタビュアー:酒井 / 人事企画
ALBONA人事部にて、 採用ブランディングや組織開発・制度設計などを担当しています。
プロフィール
・名前:藤田さん
・職種:新規事業責任者
海外ブランドの国内マーケティング支援事業
・社歴:入社11ヶ月目
・勤務地:東京本社
「このままで本当にいいのか?」
そう思い始めた20代半ば
――これまでの経歴を簡単に教えてください。
新卒で入社した大手広告代理店でも、前職のコンサル会社でも営業職として働いていて、いわゆる”営業畑”を4-5年歩んでいました。
――転職を考え始めたきっかけは?
営業とは数字を追って、提案回数と質を高めて、徐々に成果を出す—そんな日々を積み重ねる仕事です。 でもある時ふと思ったんです。「これ、自分じゃなくてもできる仕事かもしれない」って。
キッカケが何か一つあったわけではないんですが、日々の進捗確認や定型的な提案の中で、徐々にその思いが強くなっていきました。
今思えば、まだ”事業”を知らない若者の戯言なんですが、やればやるほど「ただ人が作ったものを売ってるだけじゃん」みたいに営業の事を捉えてしまって。
だからこそ「すごい仕組みだな」と思う一方で、「自分の手で、ゼロから価値を生み出す側になってみたい」と強く思うようになっていきました。
――では、“次の環境”に求めていたものは何だったんでしょう?
「自分の手で何かをつくりたい」という想いが強く、新規事業開発がしたいと思っていました。
まだ何も形になっていないものを、自分の頭と手とチームで少しずつ形にしていく—そんな”手触り感”が欲しいなと。
だからこそ、完成された世界の中で「与えられたことをこなす」より、「自分がオーナーシップを持てる環境」で働きたい。“ゼロイチ”の世界に飛び込みたい。
そんな思いが膨らんでいって、「転職しよう」と決めました。
「一緒にやろうよ」と言ってくれる人に出会った。
――ALBONAとの出会いはどんなタイミングだったんでしょう?
縁があり、代表の野下とカジュアルに話す機会をもらったのが最初です。
その時点では選考というよりは、純粋に「今どんなこと考えてるの?」という雑談に近いような場でした。
――印象的で覚えている話などありますか?
すごく前のめりに話してくれたことが印象的です。 「今こんな事業をやっててさ、別でこういう事業もやっていきたいんだよね」 「新しいことやる仲間が欲しい。一緒にやろうよ。」
そんな風に、“これからの事業創り”を一緒に語ってくれたんです。 いわゆる面接っぽさはなく、未来の話を一緒にできたのがすごく楽しかったです。
“正解”がない。だから自分で決めて、自分でやるしかなかった。
――入社後、最初はどんな立ち上がりだったんでしょう?
役員陣の構想と、自分のそれまでの経歴をふまえ、海外ブランドの日本展開を支援するマーケティング事業を始めることになりました。
既存の型があるわけじゃなく、「じゃあ、これからどうする?」という状態からのスタートで、想像以上にゼロからの立ち上げでした。
初めの3ヶ月くらいは、本当に毎日が試行錯誤でした。 「これやったら成果出るんじゃないか?」「いや、全然ダメだったな…」の繰り返し。そもそも正解が分からないので、手探りで仮説を立てて、動いて、失敗して、また考えて—の連続でした。
当時は受注もなかなか決まらず、売上も立っていない。今思えば焦りや不安を抱えていたと思います。
――その時、どうやってその状況を打破したんですか?
もちろん、毎日役員と最善のアクションは何かを試行錯誤していましたが、そんな生活の中で一つ印象的な出来事があったんです。
他部署で協業していた人と話した時に、「新規事業って、無限に先延ばしできちゃうんですよね」と言われたんです。
「何ヶ月以内にでかい受注をとる。とれなければ撤退。それくらい自分で決めて動いた方がいいと思います」って。
その言葉にすごく腹落ちしたんですよね。「自分が責任を持って、期限を切って結果を出す」それが新規事業なんだって、腑に落ちたんです。
そこで、自分の中で「期限と結果」に覚悟を決めました。
壁を越えた先にあった、初めての“ホームラン”
――その後、どのように突破口を見つけていったのでしょうか?
ちょうど「このままじゃダメだな」と思っていた時期に、事業の方向性を少し転換したんです。
それまで試していた事業の座組にこだわらず、自社の強みを軸に事業をピボットさせたら流れが変わった。
そこから3ヶ月後くらいに、大きな案件が決まったんです。 しかも一過性のテストマーケティングではなく、長期的な契約を前提とした大型の受注で。相手は海外の超有名ブランドでした。
「ちゃんと価値を感じてもらえたんだ」って実感できた瞬間でしたね。
――一気に景色が変わったのでは?
めちゃくちゃ変わりました。
数字としても黒字化できたし、なにより「この事業いけるかも」という手応えを持てた。
それと同時に、「事業ってこうして創っていくんだ」という"ビジネス解像度"も上がった感覚があります。
もちろん、まだまだ一人で全部描いて実行できるわけじゃない。でも役員と二人三脚で画を描きながら、それをどう進めていくかをリアルに、具体性を持って考えられるようになってきた。
「一つの事業部として、ゼロから立ち上げた」という感覚が、ちゃんと自分の中にあります。
魂を燃やして事業を創るって、こういうことだった。
―― ALBONAに居る人は、どんな人が多いと感じますか?
ALBONAは、「自分の仕事に本気で向き合っている人ばかりの会社」だと思います。
みんな自分の担当している事業に対して、「どうすればもっと良くなるか」「どこに伸びしろがあるか」を真剣に考えてる。 もちろん悩むことや、うまくいかない時もあるんですが、その時も「この課題を乗り越えれば次のステージに行ける」と、前向きに向き合う人ばかりで。
「とりあえず言われたからやる」みたいな人がいない。イヤイヤ仕事してる人もいない。その“向き合い方”がALBONAらしさだと思います。
――そんな仲間たちと、今はどんなことを目指して働いていますか?
ひとまず、入社当初に抱いていた「ゼロから事業を創る」という願望は、ある程度かたちにできたという実感があります。まっさらな状態から始めて、試行錯誤を繰り返して、今ではちゃんと「事業」として成り立っている。そこには、間違いなく自分の手応えがあります。
それと同時に、働く仲間も増えてきて—今はチームで連携して動くフェーズに入ってきたのがすごく嬉しいです。ゼロから立ち上げるフェーズを超えて、今度は「広げていく・強くしていく」ステージにいる。
だからこそ最近、自分がこの事業を伸ばすことが、ALBONA全体の成長にもつながる、という感覚が強くなっています。
事業の売上が上がれば、会社の柱の一つになる。
人を採用すれば、育成の型や組織の厚みが変わる。
単なる「自分の挑戦」から、「会社に与える影響」まで視野が広がってきた実感があります。
だからこれからは、
① まずはこの事業のスケールをもっと大きくして、人も売上も成長させること。
② それに伴って会社全体にも採用や育成面でポジティブな連鎖を生むようにしていくこと。
この2つを意識して挑戦を続けたいです。
――最後に、これを読んでいる未来の仲間に向けて何かありますか?
ALBONAは新規事業がどんどん立ち上がっていく環境でもあるので、次に向けたチャンスは沢山あります。組織づくりも含めて、やりたいことはドンドン挑戦させてくれます。
整っていない環境で、仲間と一緒に魂を燃やして働く—言葉ではよく聞くけど、実際にその只中に身を置いて、初めて「これがそうか」と実感できた気がします。
同じように「自分の力で何かを為したい」と思っている人がいるなら、一緒にやりましょう。
きっと困難な事もあると思いますが、その時は皆で乗り越えましょう。
仲間と乗り越えた経験は、振り返ると人生のハイライトになるはずです。
編集後記
新規事業の「ゼロイチ」を任される。
響きはかっこいいけど、現実は「正解のない道を自分で切り開いていく事」を意味していたりします。
藤田さんの言葉からは、そんなゼロイチの現場の困難を乗り越えて得た、“リアルな手応え”を感じました。
「この仕事、自分じゃなくてもいいかも…」と感じたあの頃から、
「自分達でこの仕事を創った。これが自分だ」と確信できる今まで。
その変化がこそが、働く意味、ひいては”人生の豊かさ”を更新していくのだなと。
誰もが最初は「何者でもない自分」なハズ。
”何かを為す挑戦”は誰もが怖いハズ。
ALBONAにはその挑戦を支えてくれる仲間も、最後まで一緒に走ってくれる、信頼できるメンターや代表が居ます。きっと大丈夫。
この記事が「自分の力で何かを為したい」と思う人に届き、
ALBONAで一緒に働ける、そんな最高な未来を心から待っています。