おはようございます。こんにちは、こんばんわ、おやすみなさい。(サバンナ高橋さんをパクってます。)
空き家活用代表の和田です。
今回は皆さんにどうしても聞いて欲しくて
キーボードを叩く次第です。
僕たちは空き家活用株式会社は、官民連携した空き家対策をサポートする、アキカツ自治体サポートを提供し、日夜、自治体の職員さんと共に汗をかき、空き家問題を解決しようと努力しています。
都会から超田舎と言われるところまで、すべからくサポートしているので、メンバー一同本当に頑張ってくれています。
そんな中、僕たちが方々からよく言われることがあります。
「自治体の職員さんは、全然動いてくれない。仕事をしてくれない。」
「相談に行っても、たらい回しに会う。」
「時間がかかりすぎる。仕事をしているように見えない。」
などなどです。
要は、
自治体職員は仕事をしていない。サボっている人が多いと思う!
という声が多いということです。
やはり、自治体の職員さんの動きは見えないところが多いのかな。もしくは、見えるところが楽に見えてしまっているのかな?というのも僕も思うところです。
では、実際はどうなのか?
職員さんが言いにくいので、僕が代弁します。僕が感じた結論は
かなり大変です。その中でむちゃくちゃ頑張っています!
(ただ、企業や組織でもそうですが、中にはちょっとな、、という方も、、)
もっと評価されてもいいはずなのに、、と思いつつも、、
なぜこのようなギャップが生まれ、こういう状態になっているのかを考えてみました。
1)圧倒的にリソースが足りていない。
例えば、空き家対策をするだけの職員さんはいなくて、複数の業務を一緒に抱えています。ある種マルチタスクでやらないといけないんです。アキカツだったら役割が不明確なところは、明確にしてくれ!ってメンバーに怒られます。(まだまだ役割分断的ていない状態ですが、、助けてください、、苦笑)でも、職員さんはやらないといけないんです。
2)民間に手を差し伸べにくい環境
自治体の職員さんが空き家の相談窓口を開き、市民の相談にのったとして、これは売却した方がいいから売却してください!っていえません。(個人の財産を公的な立場の人が示唆できない。もし、示唆をして損害を被ったと言われたら大変なことになります。)また、この不動産屋さんに相談してください!ってことも言えません。(前記したこともそうですが、特定の事業者へ斡旋はできないのが大きいです。)だから、名簿を渡し、この中から選んでくださいとしか言いようがないんです。結果、たらい回しにあったと感じられてしまう現象になる訳です。
3)庁内のジレンマ(進めたくても進めにくい)
アキカツと話をして、担当さんが僕たちと空き家対策をやりたい!となっても、そこからが大変です。上長に理解してもらい、説得する。そこから、財政を管轄している課と折衝、OKが出れば、さらに、部長、副市長、市長と決裁をもらい、さらに、議会説明をし予算承認をしてもらわないといけない訳です。どんなに街が良くなる取り組みで、みんなが文句言えないなという状況を作っても、一筋縄では行かない状況です。中には、そのプロセスが大変だしそもそも上司が消極的などで、諦めてしまった担当さんもたくさんみてきました。だから、民間は自治体さんと仕事をしたくない(費用対効果が悪い、スピードが遅い。)という訳です。
4)予算がない
これが一番多いです。泣。確かに目の前の課題に予算を使いがちですので、致し方ないと思うのですが、、でも、よくよく聞いたり、見たりしていると、その予算こちらに使えますよね!とか、いやいやそこそんな予算必要ないと思うんです!(個人の感想)って思うことが多々あります。このあたりのマインドを変えてもらい、3)のプロセスに入っていく訳なのですが。あるところにはあると感じています。
5)情報発信がうまくない。ブラックボックスになっちゃってる。
まあ、僕たち頑張ってます!!っていうのをひけらかすのはどうかと思いますが、ちょっと遠慮しすぎかなと思います。また、市民も「行政は市民サービスをして当たり前」となっているのも良くないなと思います。庁舎に行くと、たまに大声で職員さんを怒鳴っているおじさんを見かけます。何を怒っているのかわかりませんが、お前らは市民のいうことを無視するのか!的なことを言っているのですが、僕からすると支離滅裂(そこの文脈しかとらえていないので、そう聞こえるかもしれませんが、)です。このようなマイノリティよりも物言わないマジョリティがいていて、その人たちはわかってくれてると思わず、しっかり市民にやってほしいことも発信するべきかなと思います。
上記のような理由で、いろんなしがらみの中、本当に懸命に市民のために働いてくれていると感じています。
僕がよく首長さんや職員さんにお伝えするのは、
「職員さんのやるべきは、未来の街をどう良くするかということで、そのための計画と行政手続きを進めるべきです。目の前のクレーム対応や課題解決それ以外のことは民間に渡してほしい。その方がコストも安くなるし、スピードも上がります。何よりも職員さんが本来やるべきことができますし、疲弊しません。」と。
抱えきれないクレームの対応を強いられ、無理難題と思われる課題を突きつけられ、改善しにくい環境で要はがんじがらめの中、日々戦っています。その中、希望を持って街をよくしようと入庁した職員さんが、こんな状況下の中、報われず、諦めていき、貝になっていくんです。言われたことだけをやっていればいいというように。そういう職員さんを数百人見てきました。
もちろん、バイタリティにあふれ、街をよくしたいんだ!っていう職員さんも多くいますし、その中で、むちゃくちゃ能力高いなと思う方も多くいらっしゃいます。
要は、せっかく、街のことを考え、より良くしていきたい!と思い、入ってきた職員さんを腐らせてはいけないと強く思いますし、素晴らしい職員さんが育つことで、未来の街はよくなり、しいては、日本全体が良くなる訳です。
だからこそ、官民連携が必要なんです。
適材適所で任せるべきは任せ、やるべきことをやる。
ただ、丸投げするのではなく、一緒に考え、汗水垂らし、未来の街を想像し、共に歩んでいくことが大事だと思っています。
アキカツではneighbor(隣人)という言葉を大切にしています。
隣人のように常に隣の存在であり、対立するのではなく、同じ方向を見て考える。これは、空き家所有者でも、メンバー同士でも、自治体職員さんでも一緒なんです。
アキカツは自治体さんへの空き家対策のBPOをとっていますが、まさに隣人となり、職員さんと日々、一緒に考えながら、成果を出すため頑張っています!
自治体さんと仕事をする上で、トライアンドエラーってできなさそうなイメージだと思います。今までは、発注する側される側で、納品をするということが主だったので、難しかったと思いますが、アキカツはは、サービス導入してから、自治体さんと向き合い、KPIを設定して、成果を出せるように、同じ方向を向いて仕事をしていきます。
空き家対策はまちづくりにつながります。
アキカツモデルは、一つ一つの空き家の相談から、利活用者や事業者にマッチングしていく。この一対一から、面で空き家対策を考える中で、街が目指す方向の認識を合わせ、何が必要かを見極め、地域にない役に立つものやことは何か?地域の方々主役となり輝く事業は何か?を考え、アキカツとあらゆるパートナーと新たなコンテンツを街に導入していくことできる。
この流れが結果的にその地域の意思を現したまちづくりにつながる。
地域経済活性化、地方創生、全国創生につながると確信しています。
こらからさらに自治体との連携やサービス導入が増えます。
この空き家対策からまちづくりにつながるお仕事を一緒にやりませんか?
もちろん、まだまだアキカツモデルは発展途上です。トライアンドエラーをしながら、一緒に作り上げていくことができます。
苦労もありますが、その分やりがいがあります。
こんな経験は僕たちでしかできないかもしれません!
興味を持った方、ぜひ、アキカツとお話ししましょう。僕を指名してくれてもいいです。(ただ、かなりバタバタしているので、日程が合えばですが、、)
アキカツの未来とあなたの未来を重ね、想いを一緒に叶えていきましょう!