こんにちは!株式会社アイトリガーの採用担当です。
今回は、当社の社名変更と新ロゴについて、座談会の様子を通じて報告します。
メンバー紹介
奥川哲史:代表取締役社長
熊木淳一:取締役副社長
山田容子:クリエイティブ部部長
村田知子:クリエイティブ部デザイナー
今年10月より、株式会社アイトリガーに社名変更。今までのブランドをただ継続するのではなく、新たな歴史を作り上げていきたい。
——当社は2020年10月1日に社名を「株式会社アイトリガー(英語表記:AiTRIGGER Inc.)」 に変更しました。このタイミングでの変更となった理由を教えてください。
奥川:経営陣の一新から約1年というタイミングで実行した理由として、「今までの当社とこれからめざす当社ががらりと変わった」という前提があります。「方向性を変えて改めて大きく成長していこう」という想いを込めて、今まで積み上げてきた“ネットフロンティア”としてのブランドをただ継続するのではなく、新たに作り上げていく——そんな覚悟を示すために、社名変更を決めました。
——社名の由来や、込められた想いはどのようなものですか。
熊木:「アイトリガー」はひとつの単語ですが、“アイ”と“トリガー”に分けて考えることも可能です。まず、“アイ”には英語の“I”——つまり自分ですね。そこに“トリガー”を組み合わせた形になっています。メンバーひとり一人が会社を作っているという想いを込めて、主体性や自主性を現す“アイ”=“I”を一番前に持ってきました。また、当社は企業様を支援することをその使命としていますので、クライアントの成長のきっかけ、さらには当社のメンバーの幸せのきっかけとなる“わたし”という意味も込められています。他にも、“アイ”はLOVEやEYEの意味も彷彿とさせます。
——さまざまな人の未来を作っていくきっかけとなる会社に、との想いが込められているのですね。
熊木:そうですね。また、単語をひとつでまとめると、“アウトリガー”という英単語の響きに似ていますが、これはクレーンなどの重機の側面でアームを安定させる建築機械や、カヌーを安定させるために用いられるパーツのことなんです。
これには、企業様が売上を上げるうえでリスクがあるようなときに、われわれが転覆の危機を防ぎ、安心させることのできるサポート役でありたいとの想いが込められています。また2年後のリーディングカンパニーと4年後の上場という目標を達成するために、まずはリーディングカンパニーとしてトップをめざす、という意気込みを込めて、先頭に来る“ア”行から始まる名称にしたという背景もあります。
——決定までにはどのような試行錯誤があったのでしょうか。他に候補はありましたか。
熊木:実は、当初は全く別のイメージを考えていて、過去の社名からの系譜を重要視していたんですよ。でも、最後の最後は未来志向を重視して、“アイトリガー”に決定しました。決定までさまざまな案が出ましたが、“アイトリガー”という名称は、急に降りてきた感触でした。経営陣と話そうと思ったときに、ふと“アウトリガー”という単語がいいな、とたまたま思い出したんです。
社名変更に合わせて、ロゴも一新。メンバーの多様性や、クライアントの成功を率先してバックアップする意味合いを込めた。
——新ロゴの意匠に込めた想いはどのようなものでしたか。
山田:今回のロゴ制作は、クリエイティブ部の私と村田が担当しました。まずはそれぞれが別案を出して、熊木と奥川で精査していくプロセスを踏みました。
▲実際の最終原案3点(※3番が決定した新ロゴ)
山田:ベースとなるデザインを制作したのは村田で、それを2人で全体的にブラッシュアップしたあとで、奥川・熊木を含めて再度ブラッシュアップ、最終的に3案に絞って、最後に3番に決定、となりました。
村田:ロゴマークに小さなドットが沢山ありますが、これは「さまざまな個性を持つメンバーが集まる会社」というのを現しています。また、ドットの大きさや色を変えることで、メンバーの多様性を表現しました。さらに、マークの中央にある右上向きの矢印は、クライアントの上向きな成功をバックアップすることや、「当社がクライアントを率先して導き、成功のきっかけをつくる」という意味合いが込められています。さらに「メンバーみんなで上をめざしていこう、これからどんどん成長していこう」という社内向けのメッセージも込められています。
奥川:もう少し太いフォントで、というのも考えたのですが、太めのフォントだと安定感がありすぎて、少し老舗っぽい印象になりすぎるかなと思いました。当社は老舗でもあるのですが、これからの先進性をより表現するために、最終的に現案となりました。
山田:私も村田も入社して14年。一緒に仕事をして長いからこそ、今回のロゴ制作で一緒にブラッシュアップ作業をできたことが、デザイナーとしてすごく嬉しかったです。合作という感じがして、しみじみしました。
——社名やロゴの変更について聞いて、リアルにどんな感想を持ちましたか。
山田:デザイナーとしては、名刺などのいろいろな制作物を変えなきゃ、という実務的なところがまず思い浮んで……(笑)
実は、私は今まで当社の社名変更に2度携わっているんです。その経験から、空気感もガラッと変わっていいんじゃないかなと肯定的に捉え期待を寄せました。もちろん“ネットフロンティア”という社名に愛着はありましたが、実際にロゴ制作に携わるうちに、“アイトリガー”って本当に良い名前だなと実感して。メンバーの成長など、さまざまな想いが詰まっているのが良いですよね。
村田:昨年10月の経営陣一新から、社内の雰囲気が変わってきたことを肌で感じていたので、社名変更も新たな取り組みで良いな、と前向きに捉えました。社名についても、背景にある想いを知り、非常に良い名前だと感じています。
奥川:ありがたいことに、良い名前である、共感したという反応を社外からもいただいています。
熊木:略称も考えないといけないですね。
山田:やっぱり、アイトリかなぁ。
経営陣の一新から、約1年。土台や基盤ができた今、新たな社名とともに、次のステップへ気持ちを新たに邁進したい。
——2年後のリーディングカンパニー、4年後の上場という目標について、現時点での手応えはいかがでしょうか。今後への意気込みも含めて、教えてください。
奥川:約1年前の今を思い出すと、これからやっていくぞという気合いが先立って、具体的なイメージがまだ湧いてこない部分もありました。今では、次のステップへ進むための土台や基盤が形成されたことを実感しています。今後は株式会社アイトリガーとして、いわゆる代理店とはまた別の強みの柱があることを発信し、定着させていけるように尽力したいと思っています。
熊木:約1年間、本当にあっという間でした。社名変更以外にも、企業理念や行動指針についても一から構築したことで、改めて自分自身が働くうえでどのような価値観を持っているのか整理できました。こうしたプロセスに関わることで、総括的に会社を見る良いきっかけになったんです。そもそも、なぜ上場をめざすのか——当初は勢いだけだった部分について、その根の部分をしっかりと固め始めることができた1年間だったと思います。未来を変えていこうという覚悟とともに、地に足をつけて新たな一歩を踏み出すことができました。
村田:昨年、経営体制が変わってから、社内の空気が大きく変わりました。新しいものを柔軟に取り入れる、よりスピード感のある会社になったなと感じています。今後も、新たな気持ちで前向きに頑張っていきたいと思います。
山田:私はデザイナーとして、どこか自分自身や自分の技術を上げていくことを中心に考えていましたが、この1年間で部下ができたこともあって、「みんなで成長していきたい」という想いが強くなったのを感じています。それぞれのメンバーにプロフェッショナルとして成長してもらうために、他部署や経営陣と連携しながら、やりたいことや、伸ばしたい部分を一緒に考えていきたいと思っています。社名変更をきっかけに、メンバーもお客様も、その先の生活者(ユーザー様)も幸せになれるように貢献したいです。