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【アイデミー社員紹介】お互いを尊重しながら、チームの一員として共に成長していける環境を―Modeloy 事業部 部長 甘粕―

アイデミー社員紹介をお届けします。
今回は、Modeloy 事業部の部長、甘粕さんです!
(2022年9月28日インタビュー)

ーーModeloy事業部の紹介をお願いします。

Modeloy事業部は2021年12月にModeloy Engineeringグループとして立ち上がり、2022年9月から現在の部署になりました。
アイデミーでは、Aidemy Businessで学習したお客様が自社のDX案件を推進し、内製化が進むことを目指しています。Modeloy事業部は、そういった実際の案件を支援する部署です。

ーーアイデミーでのModeloy事業部の役割をどのように考えていますか?

お客様がアイデミーのAidemy Businessを導入する根源的な目的は、社員に教育を受けさせたいからというものではなく、デジタル化を成し遂げ、その先にある、ビジネス価値の維持向上にあります。

つまり、Aidemy Businessで教育を受けた人材が自分たちの業務を変えていくことが、お客様のゴールになっています。だからこそアイデミーとしても教育だけにとどまらず、Modeloyで、実際の案件の推進をバックアップしながら、さらには支援先の企業内にてフラッグシップとなるようなプロジェクトは私たちがリードしながら、お客様のDXプロジェクトを進めていくことが必要となります。また、実際の案件がModeloyの力によって進めば、相乗効果で「Aidemy Businessを導入して良かった」と思っていただくことにも繋がります。

マーケティングの視点では、実案件にも対応できるModeloyをサービスとして持っていることで、教育のみを提供している企業は、お客様側でのサービス導入検討時に比較対象にならなくなります。また、実案件まで推進している会社が提供している教育コンテンツの方が、実ビジネスへの効果が高いことは想像に容易いです。他にもさまざまな要素があると思いますが、アイデミーという会社単位での競合優位性の観点でも、Modeloyは重要だと考えています。

ーー他の部署とはどのような関わりがあるのでしょうか?

今まさに急拡大しているModeloyを一番支えてくれているのは、普段からお客様と直接向き合っている、Sales&Promotion事業部の皆さんだと思っています。実務の改善がお客様のゴールだとしても、その領域をアイデミーに頼むのにはハードルがあります。それを越えるためのつながりと、Aidemy Businessを使っていただく中で生まれるアイデミーへの信頼が必要です。それがあるからこそ「実案件についてもアイデミーに声をかけてみようかな」とお客様が思ってくださる。本当にSales&Promotion事業部の方々の大きな力のおかげだと思っています。

また、技術部の下にあるデータサイエンスグループのメンバーの力も大きいです。案件が始まってからお客様に期待されるのは、データやAI、機械学習のモデルを使うことです。それによって劇的な業務改善が実現することも多いので、データサイエンス領域のプロフェッショナルと連動して動く必要があります。私としては、部署をまたいでいるものの、データサイエンスグループとはワンチームだと思っています。Modeloyとデータサイエンスグループのメンバーは、リモートでも全員毎日顔を合わせているんですよ。

ーー甘粕さんがアイデミーに転職されたきっかけを教えてください。

2020年の11月に入社してから2年が経ちました。

実は転職を考えた時に、アイデミー以外の転職先は探していませんでした。CEOの石川さんが僕の中高時代の同期であり、一番仲の良かった親友と言っていい存在だったので、彼が大学生の時に起業した時からずっと、いつかは一緒に働いてみたいなと思っていました。そしていざ転職を考えた時、「いつかは……」と思い続けながら人生を終えるくらいなら、もういっそのこと働いてみよう!と。

ーーなるほど。では、そもそも転職しようとしたのはなぜですか?

頑張っている親友と働きたい、という好奇心や欲求よりも大きい理由がありました。

前職で所属していたチームは、今振り返っても本当に素晴らしいチームでした。組織をリードしていたのは、現在ではその会社の副社長となっている非常に優れた方で、どんなプロジェクトも上手くいくし、事前に問題が起きないような形でありながらも、すごいスピードで事業を成長させるようなマネジメントをなさる。本当に日々勉強になりましたし、こんな人になりたい、いつかは超えたいと今も思っています。ただ、それと同時に「この方の下で働いていると、あまり問題に直面することがないかもしれない。上手く行きすぎている」と思ってしまったんです。

強力なマネージャーやプレイヤーがおらず、自分の失敗で普通に自分がケガをするような環境に行きたい、むしろケガをしてもいいと。そうすることでしか、その方を超えられないと思ったんですね。親離れしようとか、背水の陣を敷こうとか、そういった思考だったのかもしれませんが、ある日を境にそう考えるようになりました。当時の環境は得るものが多かったし、他の人からもなぜ転職するのかと思われるくらい恵まれていたと思いますが、そこを離れて、自分がミスしたら終わってしまうようなところに行きたいなと。そんな私にとって、当時のアイデミーはぴったりだと思いました。

ーー親友の会社に転職するにあたって、石川さんと何かやりとりはありましたか?

他の方と同様、アイデミーで行われているリファラル採用のプロセスに乗せてくださいました。一緒に働くことになるであろう部署の方や上長との面接を経て、石川さんとは最終面接でお会いしました。

入社前から意識して、今もルールにしているのは、会社での会話や業務のSlackでは敬語を崩さないことです。石川さんの周りの経営層の方々ははるかに年上で、実業の面でも経験豊富な方が多いにもかかわらず、石川さんに敬意を払って敬語で話していらっしゃいます。その状況で、僕が友達だからといって、ラフな関係で仕事に臨むのはおかしいとお互いに思っていました。友人関係を持ち込む気はないですし、周りからもそう思われないようにする必要があると今でも思っています。

ーー長い付き合いの友人と敬語で話すのは想像以上に大変なことだと思いますが、そこは徹底されていますよね。失礼ながら、このお話を聞くまで本当に親友なのか疑うほどでした。

そう映っているのであれば、意識だけでなく行動もできているということになりますね!よかったです(笑)。

ーーアイデミーに入社されてからの経緯を聞かせてください。

入社後は、現在のSales&Promotion事業部にあたる、法人事業部にてカスタマーサクセスを担当していました。Aidemy Businessをご利用のお客様にとって、より有効な活用法や実際の案件に繋げるための学習方法など、実案件の輪郭が見えてくるような部分をカスタマーサクセスの一員としてサポートしていました。

ーー現在のModeloyに繋がるところがあるのですね。

そうですね。その後は、マーケティンググループのリーダーになりました。アイデミーは2021年にタクシー広告を筆頭に、複数のマーケティングチャネルを連動させたマーケティング施策を実施したので、主にそちらを担当しつつ、カスタマーサクセス時代に担当していたお客様の一部を引き続き担当させてもらいました。その時のお客様の1社が、現在Modeloyの顧客になっています。

私が、前職でマーケティングを主領域としていたこともあり、マーケティングとは具体的な事例をもとに、お客様と自分がどのような関係にあるかを抽象化した先にあるものだという考えを持っています。しかし、マーケティング担当者が自社の商材を知らないというおかしな状況も、度々目にしてきました。カスタマーサクセスを離れて担当するお客様がゼロになると、自分もそうなってしまうのではないかと思い、具体例をもとにマーケティングの戦略や施策の企画をするために、無理を言ってお客様を引き続き担当したいと願い出た背景があります。

ーーそして現在に至るのですね。現在率いているModeloy事業部の印象を教えてください。

以前の座談会でもお話ししたことの繰り返しになりますが、少数精鋭で成長意欲が非常に高い人たちの集まりだと思っています。その一方、成長意欲の高さを他人に強要するようなことはない。各々がやるべきことはものすごくやり、休みたい時には休むという感じなので、とても働きやすいですね。

ーーチームのメンバーに共通する具体的な特徴はありますか?

3つあります。

まず主体性です。

案件をどんどん進めていくためには、チームメンバーがお互いをカバーしながら高いチームワークを発揮する必要があります。そんな中、例えば、エンジニアだからといって「僕は開発するだけ。要件は決めてください」みたいな人がいると、チームとして最高の価値は発揮できないと思うんです。

今のメンバーは、自分が今何をしなければならないか、自分で決められる。フワフワした状態ならば、意見を持って自分で決めに行く。そういう主体性が強い人たちのチームなので、とても助かっています。良い意味で、みんながボールを取り合うみたいな感じですね。

次に、相手への敬意と尊重があることです。

わからないことは素直に聞けるし、それに対するアドバイスも相手を尊重した形で返せる。やってくれたことに対してはまず「ありがとう」と感謝してから、「こうするともっと良くなるかもしれないね」と、ぜひ受け入れたいと思える形でアドバイスし合うことがお互いにできています。

リモートワークが中心で、文字ベースのコミュニケーションが多い現状ではありがたいですね。「この人、なんでこんなにできないんだろう」とか「これはわかるでしょ?なんでわからない?」という態度や発言は絶対にありません。柔らかいコミュニケーションに、メンバーの人となりが表れているなと思います。

そして、スピード感です。

お客様とのお仕事なので、理由もなく期限を過ぎることは絶対にしてはいけません。そのため、良くも悪くも基本的には多少のバッファを持つようにしていますが、エンジニアやデータサイエンティストが設定する期限は、ちょっと早すぎるんじゃないかと心配になるほどなんです。でも彼らに言わせると「バッファを持ってその期限です」と! 私が今まで想像もできなかったスピード感というか、世界観なんですよね。

ーーそんなチームの一員としてジョインして欲しいのはどんな方でしょうか?

同質化を求めるわけではなく、多様性は保ちたいと思っていますが、採用の際に意識しているのは、一緒に働く相手を尊重しながらチームの一員としてチームと共に成長していける人ですね。

そういう考えの下、私が採用要件として大事にしているのは、“理不尽耐性”と、成長意欲がある、ポジティブな人、という3つの軸です。

デジタルの領域で仕事をしていくと、それまで良いと思って作っていても「やっぱりこれじゃない」となる時はよくありますよね。一度違うとわかったならば、それをいかに早くやめて、得られた示唆を元に次の方向に行けるかが、本当に重要だと思うんです。一見、理不尽に思えることも受け入れて切り替えられること、私はそれを“理不尽耐性”のある人と定義しています。

また、成長意欲がベースにあると、どんな新しい球が飛んで来ても前向きに取り組めます。そして、ポジティブな人は、常に肯定的な会話から良いコミュニケーションを生み出せます。相手を否定せず、「それすごくいいですね!こうしたらもっとよくなるんじゃない?」と言えることですね。どちらも、組織が大きく拡大している現状において、欠かせない素養だと考えています。

ーー最後にメッセージがあれば、お願いします!

転職を検討している友人がいれば、真っ先に自分のチームへの転職を薦めるほど、働く環境や成長する環境として、今のチーム環境は良いものになっているという自信があります。この記事をお読みになって、少しでもご興味を持っていただけたのであれば、ぜひ一度カジュアルにお話しできればと思います。皆様とお話しできる機会を大変楽しみにしております!


                        (取材・執筆/川上桐子)

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