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私たちIKホールディングスは「ファンつくり」をミッションに、食品、化粧品、雑貨など幅広いジャンルで商品の企画、製造、物流を自社で一貫して行う『マーケティングメーカー』です。
今回は新卒で当社に入社し、現在は役職に就く3名のメンバーにインタビューを実施。キャリアに対する考えや、IKホールディングスで働く魅力などをうかがいました。
【プロフィール】
・則武 大介:2006年4月新卒入社。仕入れチームのメンバーとして入社後、雑貨開発チームおよび化粧品開発チームのマネージャーを務める。その後、開発統括(執行役員)を経て、2024年8月より取締役に就任。
・水野 公則:2010年4月新卒入社。入社時から一貫して食品開発チームにてキャリアを積み、2015年よりチームマネージャー(部長職)を務める。現在はチーム運営を行いつつ、現場の仕事も行うプレイングマネージャーとして活躍中。
・若井 大晟:2016年4月新卒入社。食品のバイヤーおよび営業を経験後、2024年6月より化粧品事業部の事業部長を務める。
チャレンジを後押しする風土がキャリアアップのきっかけに
――みなさんは新卒で株式会社アイケイ(現・株式会社IKホールディングス)に入社されています。当社に入社を決めた理由は?
若井:就職活動の段階では、正直アイケイがどんな会社かほとんど知りませんでした。入社の一番の決め手は、飯田会長との面接で深い感銘を受けたことです。単なる1人の学生である僕に対して、会長が少年のようなキラキラとした目で会社の将来像を語ってくれたのです。他の会社とは違うなと感じましたし、当社が目指す夢を一緒に叶えたいと強く思ったことを覚えています。
水野:僕も若井と同じですね。採用面接の際に、自分の夢や熱い思いを飯田会長に伝えたところ、「素晴らしい夢だね。水野くんみたいな人はうちに向いていると思うよ」と言ってもらえたんです。学生の話を真剣に聞いていてくれて、さらに飯田会長ご自身のビジョンも伝えてくださったことが印象的でした。
則武:僕は18年前の話になってしまうのですが、2人と同じく入社の決め手は「人」でした。いろいろな企業を受けましたが、当社はもっとも先輩社員たちが生き生きと働いていて、自分が働く姿をイメージできた記憶があります。
若井:そういう意味で、面接時の印象と実際の職場にギャップはなかったというか、期待していたとおりの会社でしたね。
――現在みなさんは各部門で役職に就いていらっしゃいます。元々キャリアアップしたいという思いが強かったのでしょうか?
水野:役職に就きたいというよりも、楽しいなと思ってやりつづけていたら自然と今のポジションに就いていた気がします。
当社は個に責任を持たせてくれる会社なので、自分たちで考えながら何でもできる環境があります。正解がない仕事であるがゆえの面白さがありますし、向上心を持ったメンバーが自ずと上のポジションに上がっているイメージですね。
若井:たしかにそうですね。僕は入社2〜3年目で1億円規模のお取引を任せてもらったのですが、それらの経験がキャリアとして積み重なり、現在のポジションにつながったと感じています。
則武:僕自身も1年ごとに異なるジャンルを任されたりと、この会社でたくさんの経験を積みました。特に役職に就きたいとは考えていませんでしたし、目の前のことを必死にやっていただけのように思います。ちなみに2人はキャリアのターニングポイントとなった出来事はある?
若井:ありますね。実は採用面接のときに、「東京オリンピックまでに結果を残したい」という話をしたんです。入社4年目までに成果を出してやるぞ、という覚悟で取り組んでいるうちに、2020年に1回目の「年間MVP」を受賞させていただくことができました。
当時は営業でしたから、目に見える形で実績があがった点が大きな自信になりましたし、自分のキャリアにおいて最初のターニングポイントになりました。
水野:若井は元々僕の直属の部下だったのですが、その成長意欲には目を見張るものがありましたね。
若井:ありがとうございます(笑)。社会人の基礎はすべて水野さんに教えていただいたと言っても過言ではありません!
2024年6月からは事業部も変わり、新たな場所で事業部長に抜擢いただきました。まさに歯を食いしばって取り組んでいくべきフェーズですし、2回目のターニングポイントが訪れたように感じます。
そういえば、水野さんもかなり早い段階で役職に就きましたよね?
水野:僕は入社6年目でマネージャーになりました。
ターニングポイントという点では、会社がホールディングス化したことが1つの転機になったと考えています。若い人材が事業を作りあげていくフェーズが訪れていますし、株式会社アイケイの1部署という立ち位置ではなく、僕たちが稼がなければいけないという強い責任感が芽生えるようになりました。他でもない、自分たちが「主役」なんだと思えるようになりましたね。
目指すべきゴールが明確に存在する安心感
――みなさんが考えるIKホールディングスの魅力を教えていただけますか。
若井:一言で言うと、当社は漫画『ワンピース』のような会社です。みんなで1つの船に乗り、目標に向けて突き進む。当社は「長所伸展法」の考え方を重視していますが、各自の長所を最大限に活かしながら、能力を発揮できるポジションで活躍できる風土があります。
水野:『ワンピース』ときましたか(笑)。たしかに、仲間意識が強い会社かもしれませんね。さらに言うと、失敗しても叱られずにどんどんチャレンジさせてくれる社風も当社ならではだと思います。
若井:それはありますね。役職者から現場のメンバーまで、「チャレンジしないことのほうが悪である」といった考えが浸透しているように感じます。
則武:それもすべて、フラットな組織体であることが背景にあるかと思います。メンバークラスの意見やアイデアもしっかり聞いてもらえるため、働きやすく、チャレンジしやすい文化が生まれているのではないでしょうか。
水野:おそらく、「IKWAY(企業理念や行動指針を明文化したもの)」が現場に浸透していることが大きいですよね。IKWAYに沿って動けば、間違えることはないだろうという安心感があるんです。どこに向かっているのかがはっきりしている会社なので、働いていても迷いがありません。
則武:IKらしさや当社ならではのカルチャーは、僕が入社した頃からまったく変わっていません。もちろん進化はしていますが、本質的な部分は変化していないと思います。
――「キャリア」の面で、IKホールディングスならではの特徴はありますか?
水野:今後のキャリアに対する希望などを、会社に対して意思表示する機会が多くある点が特徴的だと思います。当社には半年に1回「社長面談」があり、全社員が社長と面談できる場が設けられています。この面談では、自身の要望や不満など、どんな話をしても構わないんですよ。もちろん人事評価にも影響しません。
則武:水野の言うとおり、意思表示が大切ですね。部署間の異動希望に関しても、仕事のプロセスや成果が評価されれば、実現してもらいやすい風土があるかと思います。
若井:同感です。実際、僕の配下にも、営業担当でありながら開発に関わりたいというメンバーがいて、バイヤーと一緒に商品開発を行ったケースもあります。そのような垣根を越えた取り組みができる点も、当社の魅力だと思います。
水野:僕自身もアシスタントを務めていた1年目に、「バイヤーをやりたい」との希望を伝えつづけたところ、2年目で任せてもらうことができました。また、マネージャーのポジションも自ら立候補したんです。望むキャリアがある場合は、声をあげることが大事ですね。
ただし、必ずしも意思表示をしなければならないわけではありません。現在のポジションで専門性を極めたいと考える人は、もちろんその道で輝くことができます。「本人の意思ややりたいことを尊重してくれる会社」だと言えるかもしれません。
――「働き方」に関してはいかがでしょうか?
則武:当社では「フリータイム制」を設けています。事前に申請が必要ですが、週40時間以上の労働時間を確保できれば、土日も含めて自分の希望するスケジュールで働ける点が大きな特徴かと思います。
水野:僕も午前中に子どもの行事に参加して午後から仕事をするなど、制度を存分に活用させてもらっています。
若井:子どもがいる女性の方などは、朝早くに出社し、14時〜15時に業務を終了する人もいますね。自分のライフスタイルに合った働き方を選択している人が多い印象です。
水野:当社は女性社員比率が約70%を占めるにも関わらず、産休・育休後の復帰率が100%ですし、個々のライフスタイルに合わせて働きやすいことが魅力だと思います。
求めるのは、志を持ちアグレッシブに動ける人
――どのような人材の入社を希望しますか?
則武:アグレッシブで、いろいろなことにチャレンジできる人がいいですね。当社で活躍するメンバーもそのようなタイプの人が多いため、違和感を感じることなく働けるのではないかと思います。
若井:僕も「志」を持って働ける人が向いていると思います。簡単に進められる仕事ばかりではありませんし、忙しさに追われることもあるでしょう。そのようななかで、目標を持って取り組める人は当社の仕事にも馴染みやすいと感じます。
水野:先ほども「チャレンジ」を重視する会社だという話をしましたが、現状維持の働き方が好きな方には向いていないかもしれないですね。また、楽してお金を稼ぎたいという仕事観の方にも合わないかと思います。
仕事は人生のなかで大半の時間を占めます。働くことが楽しい、幸せだと感じる人に入ってきてほしいですし、当社に入社すればよりその気持ちが高まるはずです。
――今後の目標を教えてください。
若井:この6月から事業部長になりましたが、まずはチーム一丸となって結果を残すことが一番の目標です。そのうえで、グループ全体に良いシナジーを生み出せるような活動をしていきたいですね。
則武:自分に期待されている役割は「新しい事業を作る」ことです。現在はECや海外事業などにも取り組みはじめていますが、新たなビジネスチャンスを探りつつ、今までにない事業を作り出していきたいと考えています。
水野:僕は以前から「食品事業だけで事業会社を作りたい」という夢を持っているんですよ。5億円程度の営業利益を創出し、食品のみに注力する会社を作りたいんです。同様に、当社は各セクションが高い専門性を持っていますので、いずれはそれぞれが事業会社になるといいなと思っています。自分が旗振り役となって会社を作り、グループのみなさんと競い合えるような夢のある組織体を目指していきたいですね。