エージェントゲートでは今までにない新しいクリエイティブで社会を変えていこうとしています。そのようなクリエイティブや企画はどのように生み出すのでしょう?私はチェンジメーカーという肩書で仕事をさせていただいてます。つまり・・今までのやり方とはガラッと違うやり方を生み出すのが仕事です。では、私の脳は人とは違う構造なのでしょうか?(笑
もちろんそんなことはありません。でも、アイデアを思いつくにはちょっとしたコツがあることは間違いありません。アイデアを思いつく方法は学校では教えてくれないので、日本では苦手という人が多いのでそうか?大きくは2つの方法があります。まず一つ目は・・・過去の情報や自分の知見からアイデアをまとめる方法です。仕事でアイデアを出す場合はほとんどがこのやり方になるでしょう。例えば・・「今まで見たこともないユニークなトイレ」というテーマだとすれば、今までの過去の世界のトイレの歴史を調べてみたり、ターゲットは誰でどんな時に使うのかなどのペルソナを設計したり、そうしたことをまとめていきながらアイデアを出していく方法です。この方法だと、アイデアが出ないということはほとんどありません。が、ものすごく画期的なアイデアが出せるかというと少々疑問です。
もう一つは全く関係のないもののの中から何かを見ていて思い付くという方法です。先ほどの例でいえば、光に反応して音が出る仕組みを見たときに「この技術を使ってトイレを作ったらこんな面白いトイレができるかもしれない」ということになります。しかし、この方法はどんなタイミングでどんなものと出会うかわからないのでビジネスとしては利用しにくいです。常にそういうアイデアをストックしながら、いざ、必要となった際に取り出せるかどうかがポイントになります。
どちらにしてもアイデアは全く今までになかったものではなく、今までにあったものを少し変えたり、くっつけたりすることで生まれてくるのです。企画者は発明家ではないのです。